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超魔導戦線リクレシア  作者: 超一蘭
26/32

魔女と夢

久しぶりの投稿です。最近また時間ができて暇になったので少しずつ更新していきます。

最近寒いですね、こんなに寒い日が続くとなべをつつきたくなりますよね??

風邪ひかないように、皆さんいっぱい鍋つついてくださいね。


つっつくわよー。


 

        ブワァァーーーー



 暗闇の空間に、赤黒い風が吹き荒れる、、、微弱な魔力がアティアを呪うかのように包み込む。



 ふと、アティアの目が開く。



 「………ん……なんだ?………体が、動かない。」



 「……ヒヒヒヒ………」


 

 聞き覚えのある薄気味悪い笑い声が小さく響き渡る、あの魔女だ、心なしか弱々しい。



 「………魔女!?………俺の体に何しやがった!?」



 アティアは必死にもがいた、纏わりついていた赤黒い風は、脆く、思いのほかすぐに振り払えた。



 「……ええい、落ち着け……私は……霊体だ…殺されたのさ……あの、ロイヤルガードにね。」



 スゥッと、、ところどころ身体の節々が溶けているラヴェンラーが目の前に現れる。かなり虫の息だ。



 「………は??何言ってんだ??生きてるだろーが!!俺の目の前にいんじゃねーか……!!」



 アティアは、目の前で何故か光りながら消えかけているラヴェンラーを見つめる。



 「………え??マジ??ミーコにヤられたん?」



 「……あぁ……今の私は【怨念】……すでに身体はマグマに焼かれ……この【魂】すら消えようとしている……」



 魔女の形をした魂は、ゆらゆらと力なく、足元から消え行こうとしている。



 「マグマ??……それはミーコの力?……それで、何故最後に俺に会いにきたんだ??………てか、多分これ夢だろ?なんでお前俺の夢の中に入ってきてんだよ!!ありえねー!!」



 何となく、自分の置かれた状態を理解し、ビシィ!!と力強く、魔女を指さす。



 「……ふん……さっきまで……私に殺されかけていたとは思えんほどパワフルなガキ「共」め………」



 じっと、アティアと、アティアの中の何かを静かに見つめる、まるでアティアの他に誰かがいるかのように………目を細め、「ソレを」凝視する。



 「……?ガキ共??意味わかんねえ!!」

 


 心なしか、魔女の瞳にはアティアの体内にもう一つの別の赤い魂がぼやけて見えた。



 「……ふむ……やはり別の魂が……本当に驚いた…最後の最後にとんでもない【世紀の大発見】をしてしまった、貴様の一撃を受けてまさかと思い最期の【禁呪】を使い来てはみたが……全く……長生きはするものよ………。」



 フッと、今までの極悪顔が消え、穏やかな表情になる。



 「??発見??……なんだそりゃ??」



 アティアのアホ毛がピョン!とクエスチョンの形に変わる。



 「いいか!覚えておけ……貴様の【力】それは……その力は、眩いほどに光輝き、あらゆる物体を融解、分解、崩壊させ、この世の果てまで焼き尽くす………お前は……いや、お前たちは……」



 魔女は、もう首の上しか魂が残っていない。



 「……分解??崩壊??……な、なにがいいてえんだ………。」



 アティアは困惑し始める、それを見た魔女の顔が、最後に力強く、再び邪悪になり声高らかに喜笑する。



 「ヒヒヒヒ!!!その顔!!満足よ!!話はここまでにしておくとするか!!………事の行く末は、地獄の底からみておるぞ……!!せいぜい足掻いてみせるのだな………ヒヒヒヒ……!!」



 そう言い残すと、魂は、アティアの夢から消え去った。



 「おい!!なんなんだよ!!勝手に消えんな!!」



 暗闇に、ポツンと1人、取り残されたが、それも束の間、女の子の声が聞こえる。



 「ーーーア!!ー〜ティアー!!」



 「………あ……ミラが呼んでる………。」



 暗闇の中で、目をつぶって身体の力を抜き、空間に身を任せる、明るい光が見え始めた………。



 「アティー、ご飯ご飯ー!!」



 ユッサユッサと体を揺らされる、ユッサユッサ、ユッサユッサ、ユッサユッサユッサユッケ…………しつこい。



 「………おあよ。」



 「あ!!やっと起きたー!!オアヨー!!」



 悪夢から目覚めると、そこには天がつかわしたもうた、可愛い天使みたいで可憐でビューティフルなアティアの幼馴染が満面の笑みで隣に降臨していた。



 「嗚呼、光と闇は表裏一体……であるか……」



 「むむ??……アティまだ寝ぼけてる??」



 ほんの少し、首を傾げるミラ。



 「ここは?………く……身体が……」

 

 

 キョロキョロと、顔をしかめながら木造の部屋を見渡す。



 「あんまり動いちゃダメだよ!近くの村の医院だよ!!なんだかよく分からないけど、ミーコ達に助けて貰ったみたい!!」



 「……おう……起きたか、傷は痛むか??」



 間髪入れずにランスが鼻を掻きながらアティアに尋ねる。



 「ランス!!よかった!!生きてたか!!」



 満面の笑みでランスにフルフル震えながら力ない手を差し出す。



 「まあ、その、なんだ??お前の咄嗟の判断で助かったみたいだ……ありがとよ……。」



 ベッドに横たわっているアティアと同じ目線まで腰を深く落とし、アティアの手に頭をつけて感謝の念を表すランス。



 なんか変な空気が2秒ほど流れる、そしてーー



 「……エホン、コホン、お取り込み中失礼します、食事を持って参りました。それと……青春ですね。」



 バッとアティアから離れて咳払いをするランス。



 「あ!!ノールさん!!すごい!!3人分の料理を持ってる!!」



 空いた扉にノールが頭、右手の指、左手の指にいっぱい料理を乗せて立っていた、すごい体幹である、大きなお乳でバランスをとっているのだろうか??



 「!?あ!!ミーコを引きずって行ったスイカ女!!」



 「な……なんだあ!?ソレ(爆乳)は!?」



 その大きなお乳を忘れる主人公では決してない、正直な心の声が、言の葉に乗ってノールの耳の中に吸い込まれる。初見のランスも思わず大声を上げる!!



 「ピクリ……スイカ??……あらあら、私の胸はそんなに固くありませんよ??ほら。」



 ブルン、ブルン、ブルルルルン、、、!!



 3人はその、重力に関係なく無造作に揺れ動く、卑猥な乳房に視線が釘付けになる。これは、人間を黙らせるには最高の技だ。



 「ふふ……子供とは、なんて純粋なんでしょう。みんな無事で何より何より。さ、お食べなさい。アティア君は、私が食べさせてあげますね??」



 ミラとランスは木製のテーブルとイスに、ノールはアティアの寝ているベッドに腰掛けた。



 「さて……あーんの時間ですよ〜〜。」



 カチャカチャと、スプーンでスープをかき混ぜながら、満面の笑みを浮かべるノール。



 「ゴクリ。」



 ランスとミラは食事そっちのけでノールの挙動に釘付けになっている。



 「あの……恥ずかしいんで……一人で食べるから……」



 「はい、あーん。」



 「いや、だから……一人で食べるよ……!」



 ちらっとランスとミラを見る。



 じっと事の行く末を見守る2人。



 「………あーん。」



 口元までニコニコしながらスプーンを近づける。



 「いや……だから……」



 「あーん。」



 急に今までうわずっていた声が、5トーンほど落ちた。顔は笑顔であるが、何故かアティアは恐怖を感じた。



 「パクリ………モグモグ……。」



 「アティアくん、お味はいかがですか??」



 「………ゴクリ……おいち。」



 あ、幼児化した。



 



 



 


 

 



 



 


 



 



 



 



 

 




 

見ていただきありがとうございました。

よろしければ評価とかお願いしますね。

では、またお会いしましょー。

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