子供の涙。
いやあ、、、人生いろいろありますな、思いがけない事が突如起こったりします、しかし、小説を書くことは、やめない、やめられない、かーっぱえびせん。
と言う事で、迷いの森でラヴェンラーと闘っていたアティア達、ランスの強力な一撃で決着がついたのだが!!?
「死ねババア!!槍一閃!!!」
ズボオッ!!!
「ぎゃああああー!!?」
ランス渾身の一撃が、勢いよく、ラヴェンラーの腹に、風穴を開けた!!!魔女は、そのまま後方へ、パタリと倒れ込んだ!!
「や、やった!!!」
アティアはミラを抱えたまま、ガッツポーズをとる!
「…………。」
アティアに声をかけようとするも、ミラは、全ての力を使い果たし、涙を流しながら眠ってしまった。
「……………!?鮮血魔女の魔力が消えた!?どうなってるにぇ!?これでは居場所が分からない!!」
迷いの森に入っていたミーコは、魔女の大きな魔力
を頼りに森を駆けていた、しかし、魔力が消えてしまった為文字通り、迷いの森で迷ってしまう!!!すぐさま目を摘むり、意識を集中させ、ミラの魔力を探す、が………
「そんな!!か、感じない!?遅かったのかにぇ!!?」
ミーコが森で迷って焦っている同時刻ーーー
「アティア!!やったぜ!!!」
ランスが後ろを振り向きグーサインを出す。
アティアは、頷き、少しミラの顔を見る。
「今回勝てたのは、ミラのおかげだな。」
そう呟き、再びランスの方へ視線を上げる。が。視線の先には、魔女が口から血を流し、爪を振り上げ
ランスに向かい、襲いかかる姿があった。
「!?ランス!!後ろだあ!!」
「えっ??」
ズボっ。
ランスが振り返った瞬間、魔女の爪が、ランスの腹部に突き刺さった!!!
「て、てめえ、生きて………ごふっ……」
ランスの口から血が噴き出す!!
「ランスーーー!!!」
「ヒヒヒヒ!!!馬鹿め!!!私が腹を貫かれたくらいで死ぬとでも!!?私は体を貫かれても死なぬ!!!あの憎きカノンに首を斬られてもなあ!!ヒヒヒ!!何故なら、身体が液体だからだあー!!!……ふんっ!!」
魔女はそのままアティアにむかって、ランスを蹴り飛ばす!!!
「ランス!!」
隣にミラを投げ捨て、ランスをキャッチするアティア。
「ランス!!しっかりしろ!!おい!!」
「………すまねー……油断した、ガクッ。」
ランスは再び意識を失ってしまう。
「………!?クソ!!血が止まらねえ!!………そうだ!ばあちゃんに習った応急処置を…!!ランス我慢しろよ!!」
アティアの指先が光り、高熱を持つ、そして、貫かれた腹部を光の【熱】で焼き、血を止めた!!!
ジュウウゥゥゥ……
「う……ぐ……」
ランスの顔は、苦しそうに歪み、汗が大量に吹き出している。
「…………ん??あの赤いアホ毛のガキの光、何故高熱をもっている??…………まさか、いや、あり得ん、あんなガキに【あの力】が宿るはずが無い!!………よそ見している今のうちに殺す!!ブラッディ……」
「闇よ!!魔女を貫け!!!秘技!!ダークキャノン!!」
「!?」
魔女が攻撃しようとした時、エリィが目を覚まし、魔女へ会心の闇の螺旋魔法を放つ!!!
ドオオオオオオ!!!
闇は、再び魔女の腹部を貫く!!!
「………ぐはあっ…………ヒヒヒヒ!!!だから、効きましぇーん!!!私を倒したくば!!【蒸発】か【浄化】させるしかないんだよお!!!」
エリィは、荒げた息の中、声を絞り出す!!
「ハアッ……ハアッ……嘘!?………本当に化け物ね…………まるで勝ち目がないわ……アティア!!2人を担いで逃げなさい!!ここは私が足止めする!!」
魔力が底を尽きかけてる、、、魔女の攻撃をまともに受けしまっては、、、最早なす術がない、でも、、私が囮にならなきゃ全滅する!!
「バカヤロウ!!そんな事出来るわけねえだろ!? ランスとミラがやられたんだ!!お前までやられてたまるかよ!!みんな、絶対に守ってみせる!!………光よ!!一か八か!!フルパワーだ!!レッドドライヴ!!!」
バチバチと、赤い魔力がアティアを覆う、魔女を見るその瞳は、少年の眼ではない、1人の戦士の眼だ!!
「無理よ……お願い、逃げて……。」
体力の限界、ガクッと膝から崩れ落ち、魔女とアティアを見つめるエリィ。
「…………これは、アティア!?生きてた!!近い!!そこか!!魔女!!」
迷っていたミーコは、アティアの高まった力を感知、再び森を疾走する!!
「………忌々しいカノンの弟めが!!!同じ眼をしやがる!!今度こそ殺してやる!!ブラッディースラッシュ!!」
魔女が爪で空気を切り裂く!!!切り裂かれた爪の跡が、複数の血の斬撃となり、アティアに向かう!!
「………本気の俺の反応速度を舐めるなよ……。」
シュババババ!!!
アティアは、その爪の軌道を一瞬で見極め、避けながら前進する!!その勢いのまま魔女の眼前へ!!
「………なにい!?(速い!?)」
頭だ、頭を潰せば普通の生き物は生命活動を維持する機能を失う、それしかねえ!!!最後の一撃!その頭全力で潰す!!!
「右脚に俺の全てを!!烈光脚!!!」
ラヴェンラーの瞳に映るは、左から迫りくる、三本の閃光、アティアの脚は、光輝き、大きな弧を描いて魔女の左顔面を破壊する!!!!
バギャッ!!!バッシャーン!!!
そのまま魔女の顔面は爆発し、赤い水しぶきが舞い散った!!!しかし、首無し魔女は倒れない!!!魔女の首から、膨大な魔力が吹き荒れる!!!そして、顔が生えてくる。
「…………不死身……だ。」
ボソッと、か細い声がアティアから漏れる、勝てないーーーー。
「…………無駄無駄無駄!!!ヒヒヒ!!!これで幕だ!!!はあっ!!」
魔女は手から血の大玉をアティアに向かい放つ、それをまともに受けてしまう。
「うわあーーーーーーっ!!!」
「アティア!!(魔力が、無い!!助けられない!!)」
エリィは、ただアティアが殺されかけるのを黙って見る以外できない。
そのまま大岩に向かい、吹き飛ばされた!!!このままでは大岩にぶつかり、潰れ死ぬ!!!
「ヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!」
一際大きな口を開けて高笑いするラヴェンラー!!
するとーーー
「間に合ったにぇ!!!」
パァン!!!
アティアを覆っていた、血の水玉が弾け飛び!!そのままアティアを抱き抱え、魔女の目の前に猫耳ミーコがついに到着した!!!
「!!??何者…………!?」
目を凝らし、ミーコを凝視する。
ミーコは、周りを見渡す、身体中傷だらけで座り込んでいるエリィの姿、魔女の爪の餌食になったランス
の姿、限界以上に魔力を使い、眠っているミラ、そして、腕の中で、ミーコを見つめるボロボロのアティア。
ミーコは、アティアに向かい、優しく微笑む。
「………ぁ……。」
「よく、頑張ったにぇ、たった4人の子供が、あのラヴェンラー相手に、よく生きててくれたにぇ。」
「………ミーコ………俺………みんなを守れなかった……。」
アティアの目から大粒のくやし涙が溢れる。
「よくやったにぇ、ちゃんと、みんなを守ったにぇ、だから今私が間に合ったにぇ、命を張ってよくがんばったにぇ………しばらくおやすみにぇ。」
ミーコは、アティアの鼻に人差し指で触れる。
「………………。」
スリープの魔法だ、アティアは眠りにつく。
「き……貴様………」
魔女が口を開いた瞬間。
「黙ってその汚い口を閉じてろ、今、八つ裂きにしてやる。」
ミーコが魔女をギロリと睨む、そして、凄まじい魔力が溢れ出る!!!その魔力は、魔女が到底敵うとは思えない、熱く熱く、燃え上がるような魔力だ。
「………ひっ……。」
思わず軽い悲鳴をあげる魔女。
ミーコは、エリィを手招きし、ランス達の元にアティアを置く、そして、巫女服から、キレイな回復石を取り出し、魔法を詠唱。
「我が魔力よ、石を通し、この者達を癒したまえ。」
詠唱終了と共に石は砕け散り、大きな魔法陣が現れ、光のドームがエリィ達を覆う、徐々に、みんなの傷を癒やしていく。
「………ありがとう……あの………、あなたは……。」
エリィが口を開く。
「シッ。」と一言。人差し指を口に当て、ニコリと微笑むミーコ、そして、ゆっくりと、ゆっくりと、自らの膨大な力を解放しながらラヴェンラーに歩み寄る。
「く………!!」
ラヴェンラーは、その魔法力に威圧され、動けずにいる。
「………まだ、若干15の子供にぇ??……リクレシアの子供は、国の宝、リクレシアの全ての人の命を守るのが、我が使命、それが知り合いなら尚のこと、容赦はしない、我が名は、『リクレシア王国軍ロイヤルガード』【溶炎のミーコ】。
今からお前を粛清する。」
続く。
遂に到着したミーコ、次回、ミーコの怒りが鮮血魔女、ラヴェンラーに炸裂する!!




