エリィ
さあー!!2人目の美女(少女)の登場ですぞー!!
かわいいかわいいミラちゃんと、今度はクールビューティーな娘にて、候。
まあ、見てよ笑笑
「イヤッホオオオ!!!」
バッシャーーーーーーン!!!
湖に飛来した、謎の乗り物が爆散し、3つの人影がダイブしていく様を、曇りなき、冷たい視線で見届けた、可憐な美少女。
「……キレイに飛び込んだわね………。」
風に乗って微小な水滴が降り注ぐ、大きな三角帽子が、傘がわり、ゆっくり眼を瞑り、心地良さそうに水滴を顔で受け止め、天を仰ぐ。
「うん、気持ちいい。」
降りしきる、霧状の水を浴びる。
「っぷはあーーっ!!!あははは!!超〜スリル満点だったあー!!なあ!?ミラ!!」
「…………………プパァッ………っうん………そだね… (チ……チビっちゃった、股が、温い。)」
「ぶはあー!!?……っ生きてる!!生きてるぞおー!!!死んだと思ったあああ!!!」
爆笑するアティアと、漏らしたミラ、改めて生のありがたみを知るランス。
「………空から突撃してきたけど、何者??」
呆然と立ちつくす、女の子の方角に、パシャパシャ泳ぎながら近づいてくる3人。
「………え………こっちにくる………。」
スッと、魔導書を取り出し、少し身構える。
「プハアーッ!!あー、気持ち良かった!!」
アティアが1番乗りしたようだ。
「………ハァ………た、助かったぜぇぇ……」
陸に乗り上げ、そのまま寝転がるランス。
「…………………(も、漏らした……水の中でよかったぁー………アティ、気付いてないよね??)」
やっちゃった、陸に上がった瞬間倒れ込み、チラッとアティアを見つめる。
「いやー!!ヤバかったなあー!!!俺たちの乗ってたやつが、粉々に吹き飛んじまっ た!!!……………ん??」
ふと、少女とアティアの視線があった。
「………ん??こんな場所に、1人か??」
「…………………あなた達………一体何者??……それに、どうやって飛んで来たの??」
率直に疑問を投げかける。
「えーと、ゴリラに吹っ飛ばされた。」
「………………………え??」
想像の、遥か上を行く返しに、少女の思考は完全に止まった。
「…………………意味が分からないわ。」
そりゃそうだ。
「えーい!!誤解を招くような言い方をするんじゃあーない!!混乱しているじゃあーないか!!………初めまして、俺はランス。麗しいそこのあなたのお名前を、教えていただけますか??」
少女に向かい、キリッとした顔で自己紹介をするランス。……コイツ〜意外と女好きか。
「………私はエリィ、たまたま道を歩いていたら、あなたたちが空からダイビングしていたの、はっきり言って、怪しいわ。」
真っ当な答えである。ミラがびしょびしょの服を絞りながら近づいてきた。
「わっ、私達は怪しくないですよ〜、ホントにゴリラさんに吹き飛ばされてきたんです!!」
「………可愛い女の子ね…………でも、やっぱり意味が分からないわ。(怪しい、危険かも。)」
「………あ、エリィさん、初めまして!!私はミラ!!そしてこっちはアティア!!」
「アティアだ。」
「……………初めまして………じゃ。」
関わるのはやばいと踏んだのか、そそくさと、その場を後に迷いの森へ入っていった。
「………んだよ、無愛想な奴だな。」
「………エリィさん……なんか、またすぐに会えそうな気がする。」
「嗚呼、行ってしまった!!!追いかけねば!!」
テケテケ走り去っていく、少女の背中に顔を歪ませて、手を伸ばすランス。
「お前気持ち悪いぞ、ランス。」
目を窄めて、若干引き気味の主人公。
「やかましい!!あんな華奢な女の子が、人喰い老婆の住む、迷いの森に入って行ったんだぞ!!追いかけるぞ!!!」
「え!?あの森がそうなの!?助けに行かなきゃ!!」
「え!?な、なんで分かったんだ!?」
走り出したランスとミラを追うアティア。
「あの森、禍々しい魔力で満ちてんだろーが!!なーんか、イヤーな魔力!ミラも感じるだろ!?」
「えっ!?………どれどれ……………あ、ホントだ!!アティ!!陰湿で、小汚い魔力を感じる!!」
意識を森に集中させ、感じた魔力をそのまま言葉にする。
「なるほど!!老婆に魔力があるって事は、おそらく、魔法を使う老婆だって事か!!陰湿で、きったねー魔力だな!!サンキューミラ!!」
一行は迷いの森に踏み込んだ、ジメジメしていて、どんよりしている、木の枝にとまっている、漆黒のカラス達が、より、不気味さを引き立たせている。
「………ミラ、さっきの女の魔力は覚えてるか??」
辺りを警戒しながら、アティアが口を開く。
「うん、純粋な、黒くて、洗練された、とびきり強力な魔力だったから、すぐに覚えた!!」
「なんだ、ミラ、お前、相手の魔力の詳細まで分んのか??」
「うん!大体の事は、纏っている魔力を感じれば分かるよ!!」
(………マジか、ここまでハッキリと相手の魔力を説明でき、尚且つ一瞬で感じ取るなんて、なかなかできる事じゃない、アティア同様、コイツも魔力に関してはかなりのものだ。)
「頼もしいな!!で、エリィたんは、どこにいる!?」
「は?エリィたん??」
「えーっと…………こっち!!………すぐ近くだよ!!」
ランスを先頭に、生い茂る、草木をよけながら、一際大きな広場が目の前に現れた。
そこには、エリィと、怪我をして動けなくなっている、村人の姿があった。
いやー、皆さま読んでいただき、誠にサンキューです。拙者、夏バテにて、肉屋さんで牛肉と、ビールを流し込んでおります。みなさんも、良いものを食べ、この夏を乗り切りましょうぞ!?




