お仕置きの幽霊マラソン 最後の行程
もうすっかり、道に慣れた気がします。道筋がわかっていると、スムースに走れるんですよね。これだけ同じ道を往復していれば、もう、早くもなろうというものです。あと、走るというマウス操作もうまくなった感じがします。
中央タウンのPKに、狙われるも駆け抜けて、どうにか15分以内に死体にたどり着いたら、残っていたのは包帯ぐらい。
とはいえ、包帯だけでも、どれだけ助かることか。山間の村のヒーラーでrezをして、ローブを脱いで切って自然回復を待たずに使って、newbie服だけを装備して、靴も履かずに飛び出した甲斐はありました。包帯をなんとかカバンに入れたぐらいで死体が消えてしまいます。本当にギリギリです。
町は、あと1つ越えたら、アヴァロンが近くなります。でも…。疲れてきました。いつもなら、楽しくおしゃべりして、ゆっくりしていたら、こんなに疲れたりしないのに。
でも、私がいい子にして、こんな罰を受けるようなことをしなければ、こうはならなかったというのは忘れていけませんね。
ちゃんと毎日、学校へ行って勉強出来るようにしないといけないってことです。もう、うっかりお寝坊しても、起こしに来てくださるシスターはいらっしゃらないのですから。お寝坊もするということを考えて、少なくとも7時ぐらいには目覚ましが鳴るようにしておかないと…。
Pedro:How art thou, my lady =)
(お嬢さん、ご機嫌いかが)
Nicole:oh, fine, thank thee, m'lord
(ええ、ありがとう、閣下)
Pedro:it seems you can use a gate to Avalon?
(アヴァロンへのゲートが、要りそうに見えますが?)
Nicole:oh, that is a nice offer, thank you but no
(いいご提案に、感謝します。でも、結構です)
Pedro:no?
(結構?)
Nicole:I...I earned this ghost run as a punishment, sir
(あの…このゴーストランは罰でもらったものなのです)
Nicole:*blushes*
(赤面する)
Nicole:I accepted punishment as deserved
(そして…罰は妥当だったと思うのです)
Pedro:but this seems too hard on you, Little lady
(リトル・レディ、でもちょっときつすぎのように見えるから)
Nicole:If you ever gate me, I need to start over again from the mountain village
(もしゲートなんてしてもらったら、また山村からやり直しになるのですもの…)
Nicole:That is one of the conditions
(それが条件の一つに入っているの)
Nicole:no gate or no heal from anyone
(誰からもゲートもヒールもなし)
Nicole:no town or bank access
(バンクとタウンの使用禁止)
Nicole:if I got pked, I need to start over
(PKされたらやりなおし)
Nicole:I have a newbie knife and scissors, I can use them
(newbie装備のナイフとハサミは使用可能)
Nicole:If I want to use something else, I need to gain them by myself with my own action
(それ以上のものが使いたければ自分で手に入れなくてはならない)
Pedro:hmm, even if I swear to secrecy with my honor?
(私が名誉にかけて、秘密を守ると誓ってもいけませんか?)
Nicole:I know you are a honorable person, but no, I cannot receive anything from anybody
(名誉を大事にする人なのは知っているけれど、でも、だめ。誰からも、何も受け取れないわ)
Nicole:or I again need to ghost run to mountain village and start over
(そうしないとまた、山村からやり直しになるの)
Nicole:I know my guild master make me do so, promise is a promise
(うちのギルドマスターは絶対そうするし、約束は、約束ですもの)
Nicole:Please,not to help me to help me,
(助けてくれるなら、助けないでほしいの)
Nicole:um, I am getting confused, but you know my meaning?
(あ、なんだか混乱した言い回しになったけど、わかってもらえるかしら)
Pedro:I think so, little lady=)
(わかると思うよ、リトル・レディ)
Nicole:But thank you, I cannot say how helpful to see a friendly face
(でもありがとう…。見知った親切な顔が見れて、どんなにうれしいか…)
Nicole:I just want to see my guild mates, and guild master too,
(ギルドのみんなと、ギルマスに会いたい)
Nicole:even he is mad at me atm, I miss them
(ギルマスは怒っているでしょうけど、もうさみしくて)
Nicole:*wipes tears*
(涙を拭く)
Pedro:don't worry, li'l one, you will be fine
(大丈夫、おチビさん、きっともう大丈夫だから)
Pedro:Don't go into forest, no shortcut, young lady
(森に入っちゃいけないよ?近道もダメ、いいかい?)
Pedro:Just follow the road, will you?
(道をそのまま歩くんだ、わかったね?)
Nicole:*nods*
(うなずく)
Nicole:yes, sir
(はい、わかりました)
Pedro:May lady luck bless you =)
(幸運の女神の祝福がありますように)
Pedro:*salutes*
(敬礼)
アヴァロンガードのうちのおひとりで、お話したことがある方です。Rolandほどはよく見かけませんが、6人ぐらいガードがいたら、中にいらっしゃることが多いです。ぐっとロールプレイヤー寄りで、いつでも私はm'ladyとかlittle Ladyと呼ばれています。ひざまずいて、手にキスをする…という感情表現をいれながら、マクロでひざまずくことが多い方です。
今回は騎馬だったので、そうはなりませんでしたが。
ローブ一枚でひざまずかれるのも、なんかちょっと恥ずかしいですから、そうならなくてよかったです。
やさしいPedroと話していたら、ちょっとまた涙が出ました。
こういう時は、泣いてしまうのでやさしくされないほうが、いいかもしれないです。
幸運の女神が、微笑んでくださいますように、ですって。
麗しの聖母様、愛し子である救い主様、お守りください。
もうちょっとがんばります。
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疲れて、てくてくと歩くニコが、アヴァロンの、端に、たどり着いたのが、もう8時過ぎ。




