表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/152

お仕置きの幽霊マラソン 最後の行程

 もうすっかり、道に慣れた気がします。道筋がわかっていると、スムースに走れるんですよね。これだけ同じ道を往復していれば、もう、早くもなろうというものです。あと、走るというマウス操作もうまくなった感じがします。


 中央タウンのPKに、狙われるも駆け抜けて、どうにか15分以内に死体にたどり着いたら、残っていたのは包帯ぐらい。

 とはいえ、包帯だけでも、どれだけ助かることか。山間の村のヒーラーでrezをして、ローブを脱いで切って自然回復を待たずに使って、newbie服だけを装備して、靴も履かずに飛び出した甲斐はありました。包帯をなんとかカバンに入れたぐらいで死体が消えてしまいます。本当にギリギリです。


 町は、あと1つ越えたら、アヴァロンが近くなります。でも…。疲れてきました。いつもなら、楽しくおしゃべりして、ゆっくりしていたら、こんなに疲れたりしないのに。

 でも、私がいい子にして、こんな罰を受けるようなことをしなければ、こうはならなかったというのは忘れていけませんね。


 ちゃんと毎日、学校へ行って勉強出来るようにしないといけないってことです。もう、うっかりお寝坊しても、起こしに来てくださるシスターはいらっしゃらないのですから。お寝坊もするということを考えて、少なくとも7時ぐらいには目覚ましが鳴るようにしておかないと…。


 Pedro:How art thou, my lady =)

 (お嬢さん、ご機嫌いかが)

 Nicole:oh, fine, thank thee, m'lord

 (ええ、ありがとう、閣下)

 Pedro:it seems you can use a gate to Avalon?

 (アヴァロンへのゲートが、要りそうに見えますが?)

 Nicole:oh, that is a nice offer, thank you but no

 (いいご提案に、感謝します。でも、結構です)

 Pedro:no?

 (結構?)

 Nicole:I...I earned this ghost run as a punishment, sir

 (あの…このゴーストランは罰でもらったものなのです)

 Nicole:*blushes*

 (赤面する)

 Nicole:I accepted punishment as deserved

 (そして…罰は妥当だったと思うのです)

 Pedro:but this seems too hard on you, Little lady

 (リトル・レディ、でもちょっときつすぎのように見えるから)

 Nicole:If you ever gate me, I need to start over again from the mountain village

 (もしゲートなんてしてもらったら、また山村からやり直しになるのですもの…)

 Nicole:That is one of the conditions

 (それが条件の一つに入っているの)

 Nicole:no gate or no heal from anyone

 (誰からもゲートもヒールもなし)

 Nicole:no town or bank access

 (バンクとタウンの使用禁止)

 Nicole:if I got pked, I need to start over

 (PKされたらやりなおし)

 Nicole:I have a newbie knife and scissors, I can use them

 (newbie装備のナイフとハサミは使用可能)


 Nicole:If I want to use something else, I need to gain them by myself with my own action

 (それ以上のものが使いたければ自分で手に入れなくてはならない)


 Pedro:hmm, even if I swear to secrecy with my honor?

 (私が名誉にかけて、秘密を守ると誓ってもいけませんか?)


 Nicole:I know you are a honorable person, but no, I cannot receive anything from anybody

 (名誉を大事にする人なのは知っているけれど、でも、だめ。誰からも、何も受け取れないわ)


 Nicole:or I again need to ghost run to mountain village and start over

 (そうしないとまた、山村からやり直しになるの)

 Nicole:I know my guild master make me do so, promise is a promise

 (うちのギルドマスターは絶対そうするし、約束は、約束ですもの)

 Nicole:Please,not to help me to help me,

 (助けてくれるなら、助けないでほしいの)

 Nicole:um, I am getting confused, but you know my meaning?

 (あ、なんだか混乱した言い回しになったけど、わかってもらえるかしら)

 Pedro:I think so, little lady=)

 (わかると思うよ、リトル・レディ)

 Nicole:But thank you, I cannot say how helpful to see a friendly face

 (でもありがとう…。見知った親切な顔が見れて、どんなにうれしいか…)

 Nicole:I just want to see my guild mates, and guild master too,

 (ギルドのみんなと、ギルマスに会いたい)

 Nicole:even he is mad at me atm, I miss them

 (ギルマスは怒っているでしょうけど、もうさみしくて)

 Nicole:*wipes tears*

 (涙を拭く)

 Pedro:don't worry, li'l one, you will be fine

 (大丈夫、おチビさん、きっともう大丈夫だから)

 Pedro:Don't go into forest, no shortcut, young lady

 (森に入っちゃいけないよ?近道もダメ、いいかい?)

 Pedro:Just follow the road, will you?

 (道をそのまま歩くんだ、わかったね?)

 Nicole:*nods*

 (うなずく)

 Nicole:yes, sir

 (はい、わかりました)

 Pedro:May lady luck bless you =)

 (幸運の女神の祝福がありますように)

 Pedro:*salutes*

 (敬礼)


 アヴァロンガードのうちのおひとりで、お話したことがある方です。Rolandほどはよく見かけませんが、6人ぐらいガードがいたら、中にいらっしゃることが多いです。ぐっとロールプレイヤー寄りで、いつでも私はm'ladyとかlittle Ladyと呼ばれています。ひざまずいて、手にキスをする…という感情表現をいれながら、マクロでひざまずくことが多い方です。

  今回は騎馬だったので、そうはなりませんでしたが。

 ローブ一枚でひざまずかれるのも、なんかちょっと恥ずかしいですから、そうならなくてよかったです。


 やさしいPedroと話していたら、ちょっとまた涙が出ました。

 こういう時は、泣いてしまうのでやさしくされないほうが、いいかもしれないです。


 幸運の女神が、微笑んでくださいますように、ですって。


 麗しの聖母様、愛し子である救い主様、お守りください。

 もうちょっとがんばります。

 ******

 疲れて、てくてくと歩くニコが、アヴァロンの、端に、たどり着いたのが、もう8時過ぎ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ