第五回 TAA-3自走対空砲 トラス合衆国軍
こいつはもう設定そのままのモチーフが存在しています。
TAA-3
トラス製自走対空砲。L-3軽戦車の車体を利用し、その上に40ミリ機関砲を連装装備する銃座を全周旋回式に搭載する。1976年に採用。
旧式のため目視照準器のみを装備し、また銃座には防盾以外の装甲は存在しない。軽戦車の車体を利用しているので機動性は高く、また40ミリ機関砲は命中すれば航空機を粉微塵にする程の威力を持つ。
全長6.36メートル 重量22.4トン 全幅3.23メートル 全高2.85メートル 最大装甲厚32ミリ 速度72キロ/時 乗員5名
搭載するのはアルナカ北部の国であるスヴェリデンの1939年に作られたものでありながら、改良を繰り返しつつ未だに活躍し続けているという傑作機関砲である。
しかしこのTAA-3は、レーダーを搭載しておらず、したがって対地攻撃で威力を発揮するものである。
本編ではゲルマスに輸出されていた車輛が対空攻撃を敢行しているが、当然これも対地攻撃用として配備されていたので、ウリューナ製ジェット戦闘機に打撃を与えることは叶わなかった。
わかりましたかね?