表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方魔人黙示録〜番外編〜  作者: 怠惰のあるま
10年後の地霊殿
30/39

10年後・・・リティア怒る

もしも、二人がいつものように喧嘩したら子供達はどう思うでしょう?


ここは地底の奥深くに佇む地霊殿。

今日は何故か怒号が飛び交っていた。怒号を飛ばし合っているのは桐月アルマと水橋パルスィだった。


「だいたいいつもお前がなぁ!?」

「私は悪くない。あなたが自分勝手」

「お前もそうだろうが!!」

「あなたほどじゃないわ」


バチバチと二人の間に火花が散っている。

部屋の隅ではイラとリティアがブルブルと怯えてさとり様に抱きついていた。

この非常時に子供に抱きつかれ喜んでいるさとり様は二人の喧嘩を面白そうに見ていた。

なぜ、二人は喧嘩しているのか。それはとてもくだらない理由であった。

【どちらが子供に好かれているか】

たったこれだけのことである。心の底から自分の子供を愛している二人はまさに親バカである。


「俺の方が絶対好きだ!」

「私の方に決まってるでしょ!」

「実は私のことがいちばーーーー」

『さとり様は黙っててください!!』

「....はい」


いつもとは全く違う二人の気迫に気圧されたさとりは目尻に涙を溜めながら一人隅っこに座り込んだ。

それでもなお火花を散らす二人にイラは泣きそうになっていた。それに気づいたリティアはイラの頭を優しく撫で、喧嘩する二人の間に割り込んだ。


「パパ!ママ!少し落ち着いてよ!!」

「リ、リティア...?」

「二人が喧嘩するからイラが泣きそうなんだよ!!」

「え?」


イラに視線を移すと今にも泣きそうになっていた。

アルマとパルスィは焦りながらイラに駆け寄った。


「イ、イラ!ごめんな?」

「ママとパパが悪かったわ!」

「いつも仲がいいのになんでそんなに喧嘩するの!」

『だ、だって...』

「だってじゃない!!」


どこか映姫のような雰囲気を纏ったリティアにアルマとパルスィは数時間ほど叱られたという。

結果。リティア激怒。

リティアちゃんは怒らせてはいけないね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ