表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方魔人黙示録〜番外編〜  作者: 怠惰のあるま
ちょっとした日常
22/39

聖と天邪鬼妹



天邪鬼兄と橋姫さんが酒呑童子と茨木童子の家にいる頃、天邪鬼妹は命蓮寺で聖とお話をしていた。


「アルマとはどうですか?」

「う〜ん...兄貴は優しい時とひどい時が激しいからわかんない」

「気分屋ですからね。そんなところも可愛いですが」

「聖って親ばかだよね」

「ふふふ!あなたも可愛い娘ですよ?」


ギュッと抱きしめ頭を撫でる。

正邪は嬉しそうに撫でられるがすぐに我に帰り、天邪鬼らしく否定する。


「あ、あたしは可愛くない!それに誰が娘だ!」

「あら、アルマの妹なら私の娘になるでしょう?」

「兄貴はちゃんと認めてないんだろ!?」

「まあ...そうですが...」


あからさまに落ち込む聖に悪いことをしたという自覚があるのか。彼女の頭を優しく撫でて謝罪する。


「ご、ごめん」

「ああ........あなたは優しいですね...お母さんは嬉しいです...」

「だ、だから...いやいいや...」

「あ〜ん!可愛い子ですね!」

「あー!もー!くっつくなぁぁぁぁ!!」


その後も抱きついてくる聖を引き剥がすが何度目かで抵抗するのをやめた。

嬉しそうに抱きついて頭を撫でる聖に対して、少し不機嫌そうな正邪だったがどこかまんざらでもない様子に見えるね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ