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小町のサボり日
現世と地獄を別つ三途の川の川岸で今日も堂々とサボる死神の小野塚小町。
亡者を乗せる船の上で昼寝をしていた。
「小町?」
「ひゃい!?」
まあ、サボったところですぐにバレるのだが。地獄の閻魔は浄瑠璃の鏡で監視をしていた。
「あなたはいつになったら真面目に働くんですか?」
「そ、それは〜...ほ、ほら!能ある鷹は爪を隠すと言いますし!!」
苦し紛れの言い訳に映姫は鼻で笑った。
「ふっ...ただ仕事ができないから隠しているだけでは?」
「そ、そんな事ありませんよ!!じゃあ!明日真面目に仕事してやりますよ!!」
「聞きましたからね?撤回できませんよ?」
「いいですよ!!真面目に働きますから!!」
この後、映姫はこの条件のせいで苦しむ事になるのをまだ知らない。
この後、映姫はアルマ達に会いに行きたくても会えないのであった。




