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オープニング1-2 人生は歩き回る影法師

さて、予告どおり、ルナサーとリア友伊豆宮さんとのコラボ作品第二段です!ホラーになりそびれたホラー、シリアスになりきれないシリアル。ホント、何がしたかったんでしょうねwwwまぁ、つまらない前置きはこの辺で、オープニング、お楽しみください!

 かの有名な天才物理学者であり、哲学者でもあったアルベルト・アインシュタインは数々の名言の中でこう言っている。

『重要なことは疑問を止めないことである。探究心はそれ自身に存在の意味を持っている』と。

 要約すると何かわからないことがあれば、そのままにするのではなく、答えを探し出せという意味だろう。もっともだ。なに一つ間違いのない、まさに「名言」だ。

 日本の有名な小説家であり、放送作家の井上ひさしはこう語る。

『ある選択をするということは、その選択によって生まれるはずのマイナスをすべて背負うぞ、ということでやんしょ』と。

 こちらも納得のいく素晴らしい名言だ。おもわずつぶやいてしまいたくなる。とくに最後の「やんしょ」の部分なんて最高。

 ……なんて、俺の感想はどうだっていいわけだが。

 なぜこの2人の名言を引用したかというと、別にどちらが正しいなどと優劣をつけたかったわけではない。どちらも正しく、等しく真理だと思う。それに2人とも正論の方向性が全然違うことなので、並べる方が間違いというやつだ。俺が言いたいのは、どちらも正しいのであるならば混ぜ合わせても間違いではないのではないか、ということだ。

 アインシュタインは言う。

『探究心は大切だ。突き進め』と。

井上ひさしは語る。

『選択を間違えれば取り返しがつかなくなる』と。

 つまり、2人の名言を組み合わせると、

『突き進んでよいが、選択は誤るな』ということになる。

 なんて素晴らしい言葉だ。

 これこそが真理。

 これこそが先人に習うというものだ。

 ……前置きがものすごく長くなり、不明瞭で、しかもあべこべな言い分になったが、結論を言えば簡単だ。


 ――後藤暁良(ごとうあきら)は探究心にばかり目を向けて選択を間違えている。


 さて、俺も彼ら有名人2人に習って後藤を例に一つ言を残そう。

『いきすぎた探究心は選択を誤らせ、やがて破滅へ導く。それも人生と呼ぶのならまた一興。ただ、自爆するなら他人(おれ)を巻き込むでない』


 ……ふむ。迷言だな、こりゃ。


 俺のよくわからん独白の発生原因は先ほど出てきた後藤暁良のこの一言のせいだった。

「オカルト研究部に新たな部員が加わったことで我々にはより深くまでオカルトを探求する義務が課せられましたッ!」

 大声でなにをトチ狂ったこと言っちゃってんの? こいつは。と俺はぽかんと口を開けてから即座にツッコんでいた。

「誰に? いつ? どこでだよ」

 ここはいつものオカルト研究(残念)部のたまり場の多目的ルームだ。”多目的”なんて名称が用いられているせいで哀れにもこの教室はわけのわからない集団にわけのわからない目的で使用されている。

 今現在、多目的ルームは後藤のわけのわからん演説、長浜と佐々木さんに楽しげな女子会、襟間に読書の場所として使用されていた。俺はこの名称を付けられたこの教室に同情した。

 ……まあ俺自身、多目的どころかなんの目的もなくここに居るわけなので、奴らを一概に攻めるわけにはいかないのだが。

 金曜の放課後。

 明日からまちにまった夏休みということで生徒のテンションはMAXになり、誰もが浮かれ騒いでいた。どういうわけか夏休みというものは始まる前が一番楽しいのだから不思議だ。しかし、こればっかりは仕方がない。夏休み前となると人は、誰もがテンションが異常に高くなって、わけのわからない高揚感が押し寄せてくるものなのだ。

 たとえば、聞いてもいないのに『私ぃ夏休みはずっとハワイに行ってるのぉ。家族旅行でね、ワイキキビーチで日焼けするの~』なんてウザったい自慢話をする奴もいれば、『うっしゃああああ!! うおぉおおお泳ぐぞおおお!ナンパして彼女作って童貞卒業するぞおおお!!!』と自分で自分を鼓舞し、気合いを入れまくる奴もいる。

 ちなみにこう宣言して宣言通りに成功させたやつを俺は見たことがない。

 夏休みという最大級のごほうびを目の前にすると、ふだんおとなしいやつでも飛び跳ねたくなるくらいにテンションが上がるのは道理だ。

 その一種の麻薬のようなものが後藤をおかしくさせているのかと思い、俺は即座に頭の中で否定していた。こいつがおかしいのはいつものことだった。それでも普段より多少テンションが高いのはやはり夏休み前だからだろう。

 俺の質問に対し、後藤はフッと目を細めた。

 ……イラッ……。

 顔面を削り取りたくなるようなドヤ顔だった。

「部外者は黙っていてくれたまえ。この部の部員でない者に発言権はないッ!」

 なんだその貴族っぽい喋り方は。イラっとするからやめろ。俺がそう言う前にとなりでパタパタと下敷きをうちわ代わりにして扇いでいた長浜が口をはさんだ。

「でもぶっちゃけ山ちゃんって部員みたいなもんじゃない?」

 おい長浜よ。それは違う。そいつは勘違いというやつだ。似ているようで全く非なるもんだぞ。“美乳”と“微乳”くらい違う。俺はそんな意味を込めて大きく首を振った。

「違いますぅ。俺は変人じゃありません~」

 おちゃらけて言うと衿間が、『妖怪大百科』というおどろおどろしい字で書かれた本から顔を上げ、俺に目を向けた。いや、ていうか何を読んでるんだお前は。

「変人?」

 心底分かっていないという声音だ。まあ無理もない。変人は自分が変人だということに気がつかない。しかし、それについていちいち説明してやるのもめんどくさい。そう思っていると、話の腰を折られていた後藤がバッと腕を広げ、おおげさな動きで皆の視線を集めた。

「諸君! 静粛にッ! そのために我々はさらなる怪異・怪奇現象を求めて旅にでなければなりません!」

「その言い方をいい加減やめろ!! ……て、は? 旅?」

 あっけにとられる俺をよそに長浜がピンと背筋を伸ばした。

「旅? え~! 旅行!?」

「……このメンツで?」

 長浜の笑顔とは対照的に衿間は複雑そうな顔だ。全く同感。このメンツで旅行なんてカオスすぎる。俺たち男の不安な表情をよそに女子陣はそれはそれは楽しそうだ。

 おとなしかった佐々木さんが期待を含ませた綺麗な瞳で後藤に問いかける。

「それってお泊りってこと……?」

 後藤がにっこりと笑って答える。

「そのとおり。日程も場所も宿泊先もすべて部長である俺が用意した」

「“用意した”じゃねえだろ。何勝手に決めてんだ。ほかのメンバーの都合というものを考えてだな……」

「わーい!! 旅行なんて久々~! しかも部活のみんなでなんて初だよ初!! 何持っていこうかなあ。良子ちゃん、枕投げしよ! 枕投げ!」

「う、うん」

 俺のもっともな言葉を遮り、長浜がはしゃぎながら佐々木さんに笑いかけた。遮られたのは気に食わないが、こうしてきゃっきゃ騒ぐこの2人を見ていると和やかな気分になってくる。まるで仲の良い姉妹のようだ。

 佐々木さんは楽しそうに笑っていたが、ふと不安げな顔で後藤を見つめた。なにやら心配事があるようだ。意を決したように口を開く。

「あの、後藤くん。ちなみに日程って……」

 後藤はふふん、と含み笑いしながら人差し指を立てた。

「来週の土曜から、三泊四日の予定」

「三泊四日!? ィやったー!! 部長大好きー!」

 長浜がさらにキャーキャーはしゃぐ。ほんとにこいつは高校生なのかと疑問に思えてくる。実は飛び級した小学生なんじゃないだろうか。そんな宿敵をよそに衿間がピッと綺麗に挙手をする。

「旅費は実費か?部長」

「フフフ……聞いて喜べ。なんと…………全て部費で賄われる!!」

「マジでか!?」

 俺はおもわずギョッとして奇声を上げていた。

 いやだって、普通驚くだろ。こんな意味のない部活のために学校側がわざわざ資金を授けるなんてありえない。なにか裏があるとしか……。

「賄賂じゃないだろうな……?」

 恐る恐る聞くと後藤が苦笑しながら否定した。

「違う違う!染井先生が如月(キサラギ)弓道道場のOBで、大会に向けて長期合宿の指導をしに行くから同乗するなら、連れてってやるっていってくれたんだよ」

「へー、あのおっさんが…」

 弓道道場のOBとは知らなかった。当たり前だが、あのおっさんにも青春時代というものがあったんだよな。

 後藤はなぜか自分のことのように自慢げに語る。

「先生、かなり実力者だったんだって。道場の師範代とは長い付き合いらしいからあっちに行ったらたぶんずっと弓道道場に入り浸るって言ってた。旅館は用意したから最低限の規律と秩序を守るなら好きなようにしていいって許可してくれたんだぜ」

「……なんかうさんくせー……」

 あのふざけたおっさんが、自由に振舞っていいと許可しただって……? 悪いが全く信用できない。俺のつぶやきに後藤は息を吐いた。それからチョイチョイとこっちに来るよう手招きする。俺はおとなしく従い、後藤の横まで行く。周りはすでに俺たちに注目しておらずはしゃぎたいようにはしゃいでいる。ほとんど長浜しか騒いでいないが。

 後藤が声を潜めてぽそりと告げる。部員には聞かれたくない話のようだ。

「先生、弓道道場の師範代と仲が良いらしくて、なんか竹馬の友とかなんだって」

「は? そりゃ長い付き合いならそうだろうな。それがなんだ?」

 俺も合わせて小声になって問うと、後藤が肩をすくめた。

「だから、指導した後に飲むんだって」

「はあ? …………あぁ。お酒ね」

 なるほどな。納得だ。やっぱり染井はふざけた教師だった。

 後藤は苦笑してうなずいた。

「で、やっぱりそれって、学校側にバレたらマズイじゃん? 大事な試合前に大人がなにやってんだーって。そのための予防線ってことで、俺たちが部活動として先生のそばにいれば、顧問としての役割を果たしてるって学校側も捉えてくれるだろ。だから……」

「なるほど。つまり俺らは利用されてるってことだよな」

 皮肉げに言うと後藤は素直にうなずいた。

「けど、悪い話じゃないだろ?代わりに好きにしていいんだぜ?三泊四日、温泉付きの旅館もタダで泊まれるし」

「同感だ。利用される代償がそれなら文句はないな」

 それに、俺には関係のない話だし。

 染井がただのいい人じゃなくて良かった。俺が捻くれてるせいか、ただいい人ってのはどうも信用できない。人間誰しも打算的……とは断言しないが、大半の人間はそうだ。なにか裏があるのか?と模索しながらかの協定より、裏があるとわかった上での協定の方が何倍もマシだ。

 なんて、人間性について思案していると、甲高い声が俺の思考を遮った。

「うるさいぞ。長浜。騒ぐにしても今のはうるさい」

「あっ! 部長に山ちゃん! 聞いてよ~~! 良子ちゃん行けないって!」

 俺たちの方を向くと、長浜が泣き出しそうな顔でそう訴えた。横にいる佐々木さんがこの世の終わりみたいな顔をしている。

「えっ、ほんとに?」

 後藤の驚きの声に佐々木さんの肩がビクリと動いた。下を向いたまま、絞り出すような声を出す。

「……ごめんなさい……その日からはピアノのコンサートに向けてのレッスンが詰まっているの…………」

「そっかぁ。佐々木さんがいないと寂しいな」

 後藤は素で残念そうな声を出した。そら、お前にしたら部員が一名不参加なのが残念程度の話だが、佐々木さんからしてみれば、せっかくの想い人との旅行がパーだ。

 俺は無意識に下を向いたまま顔を上げようとしない佐々木さんに同情の眼差しを向けていた。長浜がしょげた声で息を吐いた。

「良子ちゃんいなくなったら女の子、私1人だよ〜……」

「ごめん……行きたい……! すごく行きたいけど…………くッ……」

「あ! 佐々木さん!?」

 佐々木さんは最後になにか耐えるような声を出してそのまま勢いよく立ち上がり、後藤の声を背に教室から出て行ってしまった。

「行っちゃった…」

 俺たちはぽかんとしたまま彼女の出て行った扉をただ見つめた。俺は正直、その時かなりデジャヴに襲われていたが、あえてスルーすることにした。今の彼女には1人になる時間が必要だ。追いかけるのは野暮という奴だ。決してめんどくさかったんじゃない。ほんとだぞ。

「よっぽど楽しみだったのか……?」

 話の流れを見ているだけだった衿間がぽつりとつぶやいた。その声に後藤が頭をかく。

「そうは言っても、もう予約しちゃったし、今更変更はできないしなぁ」

「ま、染井のスケジュールに合わせてんだから今更変えるのはムズイだろうな」

 子供はいつだって不利だ。責任がない分、権限がないのだから。ペラッとページをめくりながら衿間が再び後藤に問いかけた。

「ところで新入部員の先輩は今回の旅行に参加するのか?」

「先輩も弓道道場に通ってるから現地集合で来れたら来るってさ」

「良かったな。長浜。女子が増えて」

 長浜の方を向いてそう言うと、長浜は少しだけ不安な表情で笑った。

「それはそうなんだけど私、先輩とあんま話したことないし、話した時もなんか逃げられた感じしたし、ちょい不安かも…」

 その話をしたというのが、初めて部活に訪れた先輩に悪魔を見たかどうかの質問攻めをしたことを指すのなら、安心しろ。お前はまだ先輩と『会話』はしていない。しかし、なにやら本当に不安げな表情なのが、どうにも違和感を拭えない。長浜は常に笑顔でおちゃらけていて、騒いでいてうるさくて……、とにかく子供顔の奴がしょんぼりしているを見るのは気分が悪い。俺は柄にもなく、慰めの言葉を探した。……が、俺がなにか言う前に、

「確かにお前と話してる時の先輩の表情(かお)はドン引きしてたな」

 衿間が本から視線を外すことなく言った。一瞬ぽかんとしていた長浜がすぐにいつもの対衿間用の威嚇の表情に切り替わった。

「はあ?それ、あんたと話してた時の先輩だから! 私じゃないっての!」

「いいや。アレはお前が話してた時だった」

「自分がイタイからって避けられたのを人のせいにしないでよね!」

 衿間がイタイのをわかっていてなぜ自分がイタイということに気づかないんだよ。それからお前らはどっちもどっちだ。

 俺は呆れていつもの2人の会話を眺めていたが、長浜の表情を見て安心していた。こういう時に変に気を使う必要のない相手がいるというのはかなり幸運なことだ。長浜や衿間は否定するだろうが、こいつらは嫌いあってるようで、お互いを底の部分で分かり合えている。俺は、そんな相手に出会うことのできたこいつらが心底羨ましい。ま、絶対本人たちには言わないけど。

 そろそろヒートアップしていく喧嘩にどう終止符を打ってやろうかと考えているとガラリと扉が開く音がした。そちらに目を向けると、この部唯一の2年の竪山龍牙(かたやまりゅうが)先輩がのそりと入ってきた。

「……よぅ。結構揃ってんだな」

「先輩! ちょうど良かった!」

 後藤が嬉しそうにパタパタと先輩の方に駆けて行く。先輩は扉を閉めながらきょとんとした。


「……というわけで旅行、行きません?」

 今までの成り行きを随所随所省きながら、ある程度の説明を終えた後藤が最後にそう質問した。にっこり笑う後藤に先輩は二つ返事で返事をする。

「いいぜ。行く」

「ほんとですか!?」

 喜ぶ後藤を尻目に俺は意外な心境だった。先輩のことだから絶対いつもの常套句で断ると踏んでいただけに肩すかしを食らった気分だ。

「先輩、どうしました?めんどくさい・だるい・やる気がないが口癖の先輩が旅行に行くと言うなんて……なんか悪いものでも食べました?」

 竪山先輩は苦い顔つきでおれを見た。

「……山手。最近のお前は少し口が悪くないか?」

「そうですか? ある先輩に対しての口調と比べたらこんなのまだまだ序の口ですけど」

 もちろんある先輩とは、剣道部主将の安土訓明(あづちのりあき)先輩様のことだ。竪山先輩に対して口が悪くなるのは、なんというかこのくらいなら許してもらえるだろうという甘えからきていると思う。

 俺は普段の自分の立ち位置が兄なせいか、先輩の前では弟になったような気分で接している。よく長男や長女が言ってしまう「お兄ちゃん・お姉ちゃんが欲しかったー」というアレだ。それを擬似的に体験できてしまうのだからこのくらい許されてもいいではないか。

 竪山先輩から頼り甲斐のあるお兄ちゃんな感じがするのが悪い。俺の理不尽な脳内に気づくわけもなく、先輩は困ったような仕草でほおをポリポリと掻いた。

「そうなのか?これでも俺はガラスのハートなんだからほどほどに頼むぞ」

「またまたご冗談を」

 先輩は笑い飛ばす俺に、特になにも言い返さずにあくびをしながら、後藤にあとよろしく、というように手を振っていつもの定位置に向かった。

 何はともあれ、部員はこれで佐々木さん以外は全員参加のようだ。後藤が嬉しそうに来週の集合場所を説明している。俺は少しばかり羨ましく感じながらもこれ以上は邪魔だろうと帰り支度をはじめることにした。それを見て長浜が首をかしげる。


「あれ。山ちゃん帰るの?」

「あぁ。俺がこれ以上ここにいても邪魔だろ?」

「なんで?」

 きょとんとする長浜に俺は呆れてしまった。相変わらず鳥頭だな。

「部外者は邪魔だろうが。というわけでお土産宜しくな」

 そのままスタスタと帰ろうとした俺に全く予想外な声がかかる。

「何言ってんだよ山手。お前も行くんだよ」

 振り返ると、後藤がなにを当たり前のことをと言いたげな顔でこちらを見ていた。




 こうして俺は無理やり舞台へ立たされることになる。この舞台が一体どんな題名なのかも知らないまま、大根役者はただ踊り続ける。不幸は、まだ始まったばかりだ。


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