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私、療養中ですよね?

「ただいま~」


執事さんに説教をくらい、その後しばらくチルチル達と話してお茶とお菓子をいただいて私は戻ってきました。


チルチルは泊まっていけばと言ってくれたんだけど、一応療養中の身なので大人しく帰ることにしたのだ。


しかし、体調の回復が早い。

城で療養というか生死の境をさ迷っていたのが数日前とは思えないくらい。

眠くならなくなったし。


「おかえり、リコリス。ミチルは元気だったかい?」


宿には父様しかいなかったが、優しい微笑みで出迎えてくれた。


「うん、屋敷脱走して執事さんに怒られるくらい。」


「ははは、相変わらずだね。きっとゼノンが原因だろうから仕方がないね。」


優しく優しく楽しそうに父様は言う。

すごいや、なんでもお見通しだわ、相変わらず。


「失礼します。」

その時、部屋の扉がノックされ父様が許可すると宿の人がしずしずと入って来た。


「ユーリス様、よろしければお茶でも御召し上がりになりませんか?

ニルゲの茶葉が手に入りまして…

お好きでしたよね。」


父様と同じくらいの年代の男性だった。

目がきらっきらしてる。

あ、庭師と同じの熱視線。

親友に憧れる人がする目によく似ている。


何故か父様は男女問わず好かれやすい。

母様みたいに美女じゃないんだけど。



「まぁ、良かったですね父様!

私はちょっと休みますので失礼します。」


キラキラ目の人はその人しか見てないから時として側にいる人間を邪険にすることがある。

私も最近は分かってきたので、こんな時は離れるにかぎる。


私、元気になってきたけどまだ療養中なんだけどな。

もっと気を使われてもいいと思うの。

早くラブ要素入れ込めるように進めていきたいです。

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