千穐楽
【今日の注目の取的結果】
・高卒付出三段目甲斐田は敗北、5-2フィニッシュ
・16歳三段目内間は勝利、3-4フィニッシュ
・超軽量幕下山藤は勝利、3-4フィニッシュ
・横綱豊昇龍の従兄弟の幕下天狼星は敗北、4-3
・高卒付出の幕下碇潟は勝利、5-2フィニッシュ
・17歳幕下太秦は勝利、5-2フィニッシュ
・19歳幕下上位丹治は勝利、5-2フィニッシュ
【今日の関取評】
・新十両藤天晴は力無く押し出され敗北、5-10
・新十両寿之富士は万全の寄りで勝利、10-5フィニッシュ
・新入幕優勝の尊富士は勝ったのはいいけどバタバタで酷い内容、8-7でギリギリ勝ち越しフィニッシュ
・前回十両優勝若ノ勝は長身の羽出山にいなされて敗北、11-4で本割フィニッシュ優勝決定戦へ
・序の口優勝決定戦は元幕下の阿龍が巴戦で連勝して優勝
・序二段優勝決定戦は“災害”旭富士が圧殺して優勝
・三段目優勝決定戦は生田目が一方的にぶっ飛ばして優勝
・十両優勝決定戦は出羽ノ龍が寄り飛ばして優勝
・新入幕藤凌駕は重い腰が効いて逆転勝利、7-8
・大関琴櫻は
・横綱豊昇龍vs我らが大関ダーニャは
序の口〜三段目、十両優勝は上記の通りで幕下は和歌ノ富士が優勝し、霧島は先日に既に優勝を決めました。上位層の感想は
・大関琴櫻:久々の2桁とはいえ、大関に駆け上がって優勝した頃を考えるとまだ低迷期。とはいえそもそもこれまでと同じく瞬間瞬間に覚醒した強さが光り“綱取りに挑んだ大関”としては物足りなくても“大関”としては弱くない、十分なんだろうなと言う印象。祖父は長い大関在位の末横綱昇進を果たしたので当代も横綱昇進できるかどうかはともかく長く大関として活躍して2桁もどんどん取って欲しいところ。
・大関安青錦:負け越して大きな壁に当たった。ただし安青錦の場合は連覇の後なのと、なんといっても今までがうまく行き過ぎただけなのであまり悲観はしていない。年齢的にも琴櫻や霧島の優勝後の不調というより寧ろ曙や白鵬の大関時代の不調に近い印象を受ける。この不調の中でも千代の富士のような前みつ速攻の相撲を霧島戦で発揮しておりフィジカル面での成長の余地も含めこれからの中心人物の予感。
・横綱豊昇龍:今場所は特に不調もなく横綱の名に相応しい取組もあった一方、悪癖もオンパレードで4敗もしてまたしてもV逸。しかし星数からしても大関時代より明らかに成長しており横綱昇進直後のような休場もなくなり地力は横綱に相応しくなっているのに勝負強さは今場所だけでも霧島と優勝候補同士の決戦、千穐楽に優勝決定を持ち込み優勝の可能性を残せた琴櫻戦も悉く負けるなど異常に弱体化している。実力的な安定感は増している為長期在位する可能性は高そうだが、肝心の勝負強さが壊滅してるので優勝できるか疑問。かつての柏戸や鶴竜のようなポジションになって欲しいしそれどころか彼らの時代にいた大鵬や白鵬のような絶望的に強い大横綱はいない情勢も鑑みて優勝回数はもっといってくれて欲しいのに現状そうもいかないらしい。一回でも優勝すれば内外のマインドは確実に変わるはずなので初優勝が待たれる。
・横綱大の里:今場所は3敗したのち休場。怪我の影響が直接残っていた先場所以上に残念な結果となった。長身で巨大な胴体、長い四肢、突きも四つもいけて規格外のパワーと体格に似つかわしくないスピードなどフィジカル面、相撲内容で曙を彷彿させる大の里だが、この低迷が続けば成績面でも曙をなぞることとなる(ノンストップの昇進や強い星を残しても全勝はないなど成績面でも既にどこか面影を感じるが)。ただし曙は全盛期には7度も優勝しており、今の大の里の5度より多い。なぞるにしてもこのままだとそこにも行かないだろう。しかし大の里は横綱としての成績は既に決して悪くないものだが若い年齢や「令和の大横綱」になると言われるほどのポテンシャルを考えるとこのまま低迷期に突入するのはいささか勿体ない。メンタルも怪我も治して万全の状態で奮起することに期待する。
・大関最昇進の霧島:3度目の優勝を果たし、元大関御嶽海に並ぶ現役第二位の優勝回数となった。ここ最近は怪我の影響も消え全盛期の力を取り戻しつつある。30歳を目前に控え他の上位と比べ明らかな年増ではあるが一つ上の番付を狙う猶予は少ないとはいえまだありそうだ。そして今の力であればそれも不可能ではない。掴み取った2回目のチャンスも無駄にせず是非ともこれからまた頑張って欲しい限りだ。
とりあえずみなさん15日間お疲れ様でした!!




