表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
緑の王国  作者: 野木浜アリサ
1/1

創世記

かつて世界は混沌だった。

個や群という概念すらなく、あらゆるものが混ざり合った世界。

均質な液体のような固体のようなそれが、ただあった。

時を感じるものもなく、無限のまどろみがすべてだった。


どれほどの時をたったのか、あるいは一瞬だったのか。

いずれにせよ世界に光が射した。

光は影をもたらし、渾然一体としていた星に偏りが生まれた。

大地はうごめき、山と谷がうまれた。

水は低きにながれ海となった。


あるとき海の中に小さきものが現れた。

それは数を増やし姿を変え、やがて陸にも広がった。

時が経つうちに、小さきものは意思を持ち集団で暮らすようになった。

とくに木々を友とするものたちが集まる大森林は、緑の王国と呼ばれるようになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ