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マクドモスが2人?

マクドモス:ほーっほっほっ! ほーっほっほっ!


ヨシノマツ:けーっけっけっ! けーっけっけっ!


アジツケレッド:そこまでだ!


ヨシノマツ:誰だ?


アジツケレッド:それは、燃え盛る炎のごとき赤。ケチャップの化身、アジツケレッド!


アジツケパープル:それは、闇のごとく暗く、夜明けのごとくほの赤い。醬油の化身、アジツケパープル!


ヨシノマツ:あれ? ホワイトは、どうした?


アジツケレッド:ああ、今日は、ちょっと、体調が悪くてな。


アジツケホワイト:まぁ、そんなこと、どうでもいいじゃない。


ヨシノマツ:まぁ、それも、そうか。


マクドモス:ちょっと、待って! それ、私じゃないわよ。


ヨシノマツ:なに?


アジツケホワイト:何を言っている? 私がマクモドスだ!


アジツケレッド:(うわっ)


アジツケパープル:(盛大に言い間違えたぞ)


マクドモス:あんたねぇ! 私になりますなら、名前くらいちゃんと言いなさいよ!


ヨシノマツ:あれ? マクドモスが正しいんだっけ? マクモドスが正しいんだっけ?


マクドモス:えっ?


アジツケレッド:えっ?


アジツケパープル:えっ?


アジツケホワイト:ええっ?


アジツケレッド:(馬鹿なんじゃないかとは思っていたけど)


アジツケパープル:(本当に馬鹿だった、こいつ)


マクドモス:ええい! 戦闘員たち! この偽物をやってしまいなさい!


アジツケレッド:(あれ? 戦闘員たちも判断に困ってる)


アジツケパープル:(大丈夫か? この組織?)


マクドモス:ヨシノマツ、よく見なさい。あいつより、私の方が胸が大きいでしょう?


ヨシノマツ:た、確かに。でも、俺は、あっちの大きさの方が好みなんだ。


アジツケホワイト:そうなの? じゃあ、私が本物ね。


マクドモス:好みで本物が決まるかーい?


マクドモス:ヨシノマツ、よく見なさい。あいつより、私の方が大人の女って感じがするでしょう?


ヨシノマツ:た、確かに。でも、俺は、若くてピチピチしてる子が好みなんだ。


アジツケホワイト:そうなの? じゃあ、私が本物ね。


マクドモス:だから、あんたの好みを聞いてるんじゃなーい!


アジツケレッド:ヨシノマツ、悪口を言って、本気で怒りだした方が本物なんじゃないか?


マクドモス:はぁ?


アジツケパープル:うんうん、それがいいよ。


マクドモス:ちょっと、ヨシノマツ。敵の口車なんかに乗るんじゃないわよ!


ヨシノマツ:マクドモスって、化粧が濃いんだよね。


マクドモス:はぁ?


ヨシノマツ:化粧というよりは塗装じゃないかっていうくらい。


マクドモス:何言ってんのよ! そこまで濃くないわよ! 悪の女幹部モードのときはある程度仕方ないでしょう?


ヨシノマツ:それから、香水にしちゃ、変な匂いすると思ったら、サロンパス貼りまくってるし。


マクドモス:しょうがないでしょう? 肩がものすごく凝るし、最近、腰も痛いのよ!


ヨシノマツ:それから、この前、俺が、社員食堂で日替わりスペシャルランチのラス一の食券ゲットしたとき、なんかごちゃごちゃ言ってきて、取られた。


マクドモス:あ、あれは、あんたが、メタボにならないようにと思って。


ヨシノマツ:余計なお世話だ!


マクドモス:許せない!


ヨシノマツ:やるか?


マクドモス:望むところよ。


ヨシノマツ:ガリ・シチミ・オチャ・ビーム!


マクドモス:スマイル・プライスレス・アタック!


ヨシノマツ:チーギュー・ハイカロリー・ボム!


マクドモス:ビックマック・ハイタワー・キック!


ヨシノマツ:オンタマ・ナマタマ・トッピング-パンチ!


マクドモス:ライスバーガー・お米サンド・どう違うねんツイスト!


ヨシノマツ:はぁはぁ。


マクドモス:はぁはぁ。


ヨシノマツ:はっ! 奴らがいないぞ!


マクドモス:だから、あっちが偽物だって、言ったでしょう?


ヨシノマツ:戦闘員たちも、居ないぞ!


マクドモス:お持ち帰りされてる?


アジツケレッド:戦闘員たちは、


アジツケホワイト:アジツケルンジャーが、


アジツケパープル:美味しく頂きました。


マクドモス:いや、それ、怖いから~。

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