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第0章 〜儚き日常の終わり〜

初投稿です

稚拙な部分もあるかと思いますが

楽しんで読んでいただけると嬉しいです

 〜プロローグ〜

 20XX年 静岡県某所


「テメェェェ‼︎」


 裏路地に響く誰かの怒号

 そこに見えるのは三人の凸凹少女そして

 数人の倒れ伏す男たちそのうちの一人がうつ伏せに

 なりながら喚き散らすまるで負け犬の遠吠えのように


「俺が誰だか分かってンのか⁉︎

 アァ⁉︎俺はなワンパンの吉岡さんの舎弟だぞ

 オメェらただじゃ済むと思ってンかアァ⁉︎」

「いや・・・

 お前が有名な奴じゃないんかい」

 一人の少女が呟くその少女は気怠そうに周りを見回し

「そのアンパンの吉岡さんってどこにいるの

 もしかしてあんた置いて逃げた?」

 少女は呆れたようにゆうと

「アァ?ンな訳ねーだろ‼︎あの人は逃げねぇよ

 それにアンパンじゃなくてワンパンだワンパン!

 テメェらなんぞ秒殺だぞ‼︎」

「へ〜ワンパンかぁなら私といい勝負してくれるか?」

 そう大柄な女の子が呟くと

「「それはない」」

 二人は即答する

「ヒデェ‼︎」

「レンのビンタ食らってまともに立ってた奴

 いないでしょ」

 もう一人の活発な少女につっこまれ落ち込む

 レンと呼ばれた女の子その時

「おう

 うちの舎弟が世話になったなぁ?」

 そこには身長2mを超すような大柄な男が立っていた

「あ アニキ‼︎

 へ へへアニキが来た!テメェらもう終わりだぞ?

 泣いて命乞いしても…」

「マサァ オメェちと調子乗りすぎだぁ?

 少し黙っとれや・・・」

「ひッ‼︎ すんません‼︎」

「オメェらもだぜ…ガキどもよぉ?

 こんだけ暴れりゃ俺の耳にも届くだろうよなぁ?」

 その男から滲み出る怒気に舎弟の男は

 完全に怯えている

(あの女共死んだぞ?あんだけ怒ってる吉岡さん

 見た事ねぇ…一体何やらかした?)

「お前らがアタシらの縄張りでハデなことするから

 こーなんだろ?うちらのシマじゃあアンパンは

 御法度だからな?」

 気怠そうにしてた少女はいつのまにか臨戦態勢

 変わってた

「ほう・・・俺とやるのか

 死ぬぞ?」

「弱ぇ奴はすぐ強い言葉を使うが

 あんたもそのタチか?」

 男と少女は喋りながら確実き自分の間合いを

 詰めていったそして

「間合いに入ったなァ」

「そうだね」

 少女は気怠そうな顔ではなく不敵に笑みをこぼす

「オラァ‼︎」

「フッ…」

 両者の拳がクロスし

「グファ⁉︎」

 男の鳩尾に少女の拳がめり込む完璧なカウンターが

 炸裂そして崩れ落ちる男の顔面に流れるような

 ハイキックそのまま糸が切れた操り人形のように

 地面に沈んだ男

「よ…吉岡……さん?

 吉岡さん‼︎立ってください‼︎吉岡さんッ‼︎」

「相変わらず容赦無いなぁ〜アオは」

 そう言って振り返ると何時もの気怠そうな少女に

 戻っていて

「弱いな〜

 戦いがいが無いよ〜」

「仕方ないよここらの場所に強い奴は

 いないんだからさ」

 戯けながら喋る少女は地面に倒れてる男なは歩いて

 行き腰を落とし

「ねぇ「ヒッ‼︎‼︎」   そんなビビんなくていいから

 さっきも言ったとーりうちのシマじゃアンパンや

 ヤクは御法度だからね?わかった?」

「わ…わわわわわわかりましたぁぁぁ

 だから命だけは命だけはぁぁぁ」

「いや……いつの時代だよ………

 まぁこんだけやってもしまた

 アンパン捌いてるようなら」

「なら……?」

「あんたも含めチーム全員病院送りにするからね♪」

「わ……わわかりましたぁ

 もう二度と捌きません目の前に現れませんッ」

 その言葉を聞いた少女は満面の笑みを浮かべ

 立ち上がり

「あんたら聞いた今の言葉?」

「「あぁ」」

「ならその言葉忘れないでね?

 もし忘れたらボクたち''悪童衆"が黙ってないからね?

 レン、アオいこ♪」

 そして3人の少女達は立ち去る

(なんだ……なんなんだあいつら………

 2mオーバーの吉岡さんをたった2発

 たった2発で倒しやがった……しかも170もない

 少女が………悪童衆……噂だけじゃなかのか

 恐ろしすぎるもう二度と関わりたくない………)

 このゴタゴタのあと少女達は

「んん〜〜つ〜か〜れ〜た〜

 なんで交渉役がボクなの?」

「いや……アタシとレンは交渉苦手だし」

「にしてももうちょっと手伝ってもよかったんじゃない」

「「すまん……」」

「まぁサイ○のミラ○風ドリア奢ってくれたら

 いいんだけど〜♪」

((やっす⁉︎)) 「あ」

大柄な少女は足を止めた

「どしたの?」

「いや明日修学旅行じゃん………」

「「あ」」

「準備した?」

小柄な少女2人は一斉に首を横に振る

「ヤベぇ」

「急いで家に帰るぞ‼︎」

「「おう‼︎‼︎」」

こうして少女達は修学旅行の準備を夜遅くまで

する羽目になった

この後彼女たちは奇妙な運命に

巻き込まれるとはまだ知る由もない。


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