表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Elsaleo ~世界を巡る風~  作者: 馬鷹
第六章 『踏み込む勇気』
70/120

第六十九話




 レオとエルザが互いの成長を確認するように模擬戦を行い、コーフニスタに向けて旅路を進めるレオ達。一週間ほど陸路を進んだ後、船で海を渡りリカルドの出身国『ギニワール帝国』にまでやって来た。


 実は船に乗る予定だった港町に着いた時、海が時化始めてしまい、それが落ち着くまで出発は三日ほど延びてしまっていたのだ。

 近場で何かギルドの依頼をしようにも、雨風共に強くそれ所ではなかったので、完全な足止めである。


 そんな状態からようやく開放されたエルザは、船を降りた早々に両腕を空に突き上げて身体を大きく伸ばす。


「やっと着いたぁーー、コーフニスタァァーーーー」

「いや、ここはコーフニスタじゃないぞ」


 そう突っ込みを入れたのはこの国生まれのリカルド。久々の故郷の空気を思いっきり吸い込んでみるが、ギニワールは地方によって極端に環境の違う国で、やはり同じ故郷でも空気は違うようだった。


 今回レオは、地面に降りた後の揺れを感じなかったようで、何と言うことなく身体を伸ばし、ソフィアは降りてきた船を眺めていた。というのも、荷台がまだ船から降ろされて無いからである。

 大きな荷物は、港に置かれたゴーレムが船から降ろすことになっており、その作業を見守っているのだ。


「そういや、ソフィアさんはオークションが目的って言ってたけど、それってコーフニスタにあるの?」


 荷台はまだだが馬は先に船員が降ろしていて、馬の首筋を撫でるソフィアにエルザは尋ねる。もし向かう方角が違えば、ここで別れることになるかもしれないからだ。


「そうですね、コーフニスタにも寄る予定です」

「……にも?」

「ああ、ギニワールにはオークション会場が沢山あるんだ」


 ソフィアから返ってきた言葉が引っ掛かり、他にも行く場所があるのかを聞き返すエルザだったが、それに答えたのは何故かリカルドだった。


「首都に貴族御用達の会員制オークション会場があってな。そこの人気にあやかって増えていった感じだな」

「沢山って国の特色を出そうとしたのか? だが、そんなに分けない方が、客としては利用しやすいんじゃないか」


 素朴な疑問の声を上げたレオに対して、リカルドも呆れたように力なく頷きながら同意した。


「もともと環境の違う場所で育つからか、常識とかも違って地区間のライバル意識とかも強くてね。それならいっそ競争させようって方向で話が決まってな。小さいけどこの町にも有るんだ、魚介類専門のオークション会場」


 リカルドが指差す先は、こことは少し離れた場所にある船着場。そこにあり建物の前には、水に濡れないようエプロンを着けた人たちが歩いていた。

 ここに到着したのは日が昇ったばかりの朝だが、既にオークションは終わっているらしく、人の出入りは疎らだった。


「……確かにあれもオークションだけどさー」

「まあ、店に卸すための競り市だな。こっちじゃオークションって名前だけど」


 予想とは違った会場に、エルザは冷めた視線をリカルドに向けるが、あれには一般人も参加出来るらしい。それなりに制限はされるそうだが。


 しかし、今日の昼頃にはこの港町から出発する予定なので、オークションには参加できないだろう。ただ、これから海沿いに進めば、立ち寄る街で参加出来るかもしれないとのこと。

 エルザは参加出来ないなら出来ないで、少し残念そうにオークション会場を眺めるのだった。




 港を後にしたレオ達は、遅めの朝食であり早めの昼食を食べながら、今後の予定を話し合っていた。四人席のテーブルは細長く、レオの隣にリカルドが座り、男女が対面するように座っている。


 昼食はテーブルと一体になった、熱した鉄板で注文した食材を焼くバーベキュー。注文したのは、港町なだけあって安く種類が豊富な海鮮物。

 今鉄板では大粒の貝が焼かれて大きく口を開き、透明な汁が吹き零れている。さらに今朝上がったばかりだという白身魚は一匹丸のまま焼かれ、横腹に入れられたバッテンの切り口から皮が反り返り、白い湯気が立ち昇っていた。


「あふあふ……んっぷはーー、うまいっ」

「んっ、本当に」


 熱く焼けた魚を火傷しないよう少し冷まして口に入れ、飲み込んだ後ですぐさま冷えたビールを一気に口へ流し込む。味付けは海から取れた塩だけというシンプル。しかし、肉厚で新鮮な魚にはそれだけで充分。

 むしろビールが美味しいと、真昼間から酒を飲むリカルドとソフィアの姿がそこにはあった。まあ、さすがにこの時間では、瓶一本までと決めているようだが……。


「そういやオークションって、私達でも出品出来るの?」

「あぁ、場所によりけりだけど」


 焼いたキャベツを齧りながらそう尋ねたエルザは、返ってきた答えに少しばかり考え込み、向かいに座るレオへと視線を投掛けた。


「確かレオって何か買ってたよね」

「ん……あぁ、ガラス細工な」


 以前、旅費を稼ぐ為の交易品として、ミラノニア名産であるガラス細工を購入していたレオ。

 今まではそれほど大きな町がなく売り時ではなかったが、オークションがあるのならそこに出してみるのも面白いかもしれない。エルザはそう思ったのだろう。


「へぇ、どんなのなんだ」


 興味深そうに聞くリカルドのため、レオはリュックから長方形の木箱を取り出す。

 大きさは高さと横幅が二十センチほどと、それほど大きくはない。蓋を開けて木箱から中身を取り出すと、背中に二対の大きく丸みのある羽が生え、髪が逆立って渦巻いている人型のガラス細工が姿を現した。


「おぉー、綺麗だね」

「これは風の精霊ですね」


 エルザとソフィアが、思わず感嘆のため息を吐く。透き通った透明なガラスと、緑に色付けされたガラスの二種類を使い、見事な風の精霊が出来上がっていた。

 風の精霊の特徴は、大きく広げられた羽がまるでハートマークのように見えることで、恋愛成就や家庭円満など恋愛事にご利益があると、女性達に信じられることもあった。


「俺も本物の精霊って奴は見た事ないなー」

「へぇー、リカルドでも無いんだ」


 精霊自身から姿を現すことは稀で、姿を見る事の出来る人間は少ない。だからこそ、この姿が本当に正しいのかどうかも、今一ハッキリとはしていなかった。


 そんな精霊のガラス細工を見ていたソフィアは、何かを考えるかのように微かに頷き、結論が出たのかレオの方へと視線を向けた。


「レオ君、これを私に買い取らせてくれませんか」

「ソフィアさんにですか」

「はい、オークションに出品したいというのなら仕方ありませんが」


 ガラス細工を買いたいという申し出を受け、レオは手に持ったフォークを皿の上に置くと、細工を持ち上げて眺める。

 もともと売る予定の品物なのだから、売ること自体は問題ではない。ただ、問題は幾らで買い取ってくれるのか、ということである。レオはそのことを尋ねてみた。


「そうですね。細部も丁寧でさすがはミラノニアの職人、というほど良く出来ています。ただ、そこまで有名な工房ではありませんし、物もそれほど大きくない……金貨十五枚といったところでしょうか」


 レオから細工を受け取ったソフィアが、土台や木箱までを見つめながら鑑定した。

 そして、出した買取額は金貨十五。レオが買った金額は金貨十一枚で、金貨四枚の利益が上がる計算だが、前のオルゴールの時は同じ売値で金貨十枚の儲けだった。


 しかしそれは、オルゴールを買った時に一緒に居た、行商人ジャンニの目利きと伝があればこその値段である。それに今はリカルドからの依頼でそこまで金欠でもない。レオは彼女に売る事を決めた。


「分かりました。ではその値段で売りましょう」

「ありがとうございます」


 元々レオも交渉などするつもりはなかった。買取額も聞かずに売るのは、ある意味商人に対しての礼儀を欠くような行為だからだ。

 それに、そういったことはエルザの方が得意なのだが、今回彼女がでしゃばらなかった理由も、これから旅を続ける仲間内での取引で、値上げ交渉をやるのはどうかと思ったからだろう。


「それをオークションに掛けると、幾ら位になるんですか?」


 ただ、買った後では言い難いだろうと思いながらも、エルザは一度浮かんでしまった疑問を抑えられず尋ねた。その質問に対してソフィアは困ったように笑う。


「そうですね、最低落札価格を金貨十五で始めたとして、銀貨数枚で競り合いといったところでしょうか」

「あれ、もうちょっと高いかと思ってた」


 エルザの呟きはレオも同意見だった。

 当然これは、ソフィアが安く買い叩いた事を隠すための嘘、ではない。ちゃんとした理由もあり、それが分かっているのは商人であるソフィアと、この国の出身であるリカルド。


「ここよりも大きな港街にな、ミラノニアからの直通の船が通ってるんだ。だから、そこの名産であるガラス細工自体が、それほど珍しいってわけじゃないんだよ」

「別の国なら、もっと高く売れるってことか」

「はい。まあ、これは売るつもりではないんですが」


 木箱に仕舞いながらポツリと呟かれた言葉に、エルザは少しばかりいやらしい笑みを浮かべて、興味深そうに食いつく。


「おやおや、ソフィアさんも異性との出会いを求めているんですねー」


 そう言ってチラリとリカルドを見るが、リカルドがその発言に対して何かを言えるはずもない。そして、言われた当の本人であるソフィアは、そう見られる可能性に今気付いたのか、少し恥ずかしそうに笑って首を横に振った。


「いえ、これは妹に贈ろうかと」

「へぇ、妹さん。二人姉妹なんですか?」


 エルザとしても冗談だったので、ソフィアの言葉を聞いて直ぐに笑みを引っ込めると、その話に乗って話題を切り替えた。

 旅をしている間にエルザという人物が分かっていたソフィアも、その切り替えに驚くことなく楽しそうに笑みを返す。


「あとは姉と弟が一人ずついますね」

「へー、結構多いんですね。私とレオは一人っ子なんで、ちょっと楽しそうだなーって思うんですけど、実際どうなんです」

「いやー、ウチも兄が二人に弟一人、姉と妹が一人ずつと多いから、まあ大変だぞー」


 大きな海老を頬張りながらリカルドも話題に入り、それぞれの家族のことを話しながら昼食は進む。

 そして腹が満たされれば、買い込みをして旅を再会させる。レオ達は港町に別れを告げて、コーフニスタへと向かうのだった。




 ◇◇◇




 港町を出発して一週間。レオ達は途中小さな街にも立ち寄り、いくつかオークション会場を見て回っていた。

 しかし、小さな町では頻繁にオークションを開くには品物が集まらず、量が集まり次第に開くということだった。


 なのでレオ達が参加出来たオークションは、残念ながらただ一つだけである。


「うーん、今まで訪れた中で一番活気のあった会場って、もしかして魚介類専門のオークションなんじゃない」

「かもしれませんね」


 そんな話をしながら着いた街は、今まで回ってきた街よりも大きく人通りも多かった。地図上ではギニワール帝国のほぼ中央。首都ではないが首都よりも大きく人口も多い、各地方へ進む為に通る交通の要所である。


「おっと、ここなら普通のオークションもやってるだろ」


 リカルドもここは何度も着ている街。勝手知ったる道を進めば、一際大きく白い建物が見えてくる。


 それは始めて見る三人を驚かせるには充分な建物だった。広い敷地に建てられた大きな建物だというのは、離れていた時から分かっていたが、周囲を塀に囲まれ植物が塀の上から頭を覗かせている。

 だが、何より驚くべきなのは、塀の外にある堀である。別に城でもなんでもないただの店を囲う水の流れる堀。その建物に入るには、今は降ろされている跳ね橋を渡らなければならない。


「普通の城だな」

「だよねー」


 エルザが堀を覗き込めば、三メートルはあるだろう。普通の街中の普通の店にあるような物ではない。

 ちなみにリカルド曰く、跳ね橋は三本あって一つは品物を売りに来た客、一つは買い取った客、そして正面からが入場用の橋らしい。


「首都のは貴族しか使えないし、ここと港街にある奴の方が規模が大きくて出品も多いな」


 会場の正面に着けば、跳ね橋の左右には城の守衛と何ら変わらない鎧を着込んで、槍を手に持った二人の兵士がいた。橋は大き目の馬車も通れるほど広く、十人ほど横一列になっても歩けるだろう。


「おっ、リカルドさん久しぶりですね」

「よぉ、調子はどうだ」

「まずまずです」


 レオ達が橋を渡ろうとすると、守衛の二人がリカルドに話しかけてきた。これでもリカルドは有名人なのだ。まあ、ギルド最高ランクの一つ下に居るのだから、当然と言えば当然だろう。


 そして軽く守衛と言葉を交わした後、橋を渡って門を潜った。彼らは揉め事があれば止めに入るが、普段は気さくで城っぽい雰囲気を際立たせるためのものらしい。身分証などの確認も必要ないとのことだ。


「おぉー、人が多いねー」


 中には様々な格好をした人達が行き交っている。御付を連れた身形の良い人や、この街の住人なのか部屋着のように楽な格好の人、少しボロボロで目付きも鋭い人などが居る。

 最後のは冒険者たちで、レオ達も余所から見ればそこに分類されるだろう。


 彼らは手に何か本のようなものを持ち、それを見ながら歩いたり話し合っている姿を見かけ、エルザはあれが何なのか尋ねる。


「ありゃ、今日競りに掛けられる品物のカタログだな」


 受付に行けば、用紙代なのか少しのお金が必要だが貰えるとのことらしい。そしてリカルドに案内された受付で、オークションに参加する予定だったソフィアとリカルドが買うことになった。


 一階ロビーには、落ち着けるようにテーブルを囲むソファーが幾つも置かれ、レオはリカルドのエルザはソフィアの隣に座り、一緒に見れるようカタログをテーブルの上に広げる。

 厚さはそれほど無いが、最初の方には一ページで三つほど販売される品物と説明、最低落札価格が書かれてあった。


「うわっ、いっぱい有るね」

「これが今日だけで売られるのか」


 二枚、三枚とページを捲るも同じように書かれ、どうやら最初の方にはそこそこの品物が書いてあるようだ。本の中盤以降は一ページに二個や一個と書かれる数が少なくなっていく。

 斜め読みすれば、品物の歴史や鑑定者の言葉などが詳しく書かれてあるようだ。


「女神様降臨二千五百年記念コインにゴルソンの自画像」

「わたッ、しも欲しいけど、巫女リアのサインは置いといて……嘘っ、エンザーグの鱗ってこんなにするのっ」


 自分のサインが競売にかけられると知って、エルザが驚いてしまい変に取り繕った後、パラパラと捲った先に見つけた品物と最低落札価格を見て更に驚く。

 だが、横から見ていたソフィアはその紹介文に視線を送り、驚くことなく納得したように頷いた。


「それは鱗を何枚も重ねて盾にしているからでしょうね。状態によっては最高級品ですよ」

「なんとっ、そいつは凄い。今日の目玉じゃね、道理で冒険者の風貌が多いと思った……ってか俺も欲しい」


 そう言ってページを捲り、エンザーグの盾の紹介文を食い入るように見る。

 エンザーグドラゴンの鱗はどんな金属よりも硬いと言われ、しかも驚くほど軽い。そして、魔力にも耐性があって、黒い光沢は美術品としての価値もあるなど、高ランクのリカルドが必死になるのも当然な代物だ。


「壊れたショートソードの代わりの武器ってないかなー」

「そういうのは武器屋の方がいいだろ」


 ただ、当然ながらお金の無いレオとエルザには全く関係の無い話。今ある貯蓄を、とブツブツ呟きながら考えているリカルドを余所に、三人は他の商品の話で盛り上がるのだった。



 ◇◇◇



 オークション会場のあった街から旅立って早二日、一行はコーフニスタに向けて旅路を進んでいた。エルザもショートソードを武器屋で買ったので、以前と同じように腰から二振りの短剣を下げている。

 ただ、今の旅路は順調と呼べるほど良くはない。その原因は主に一人の人物のせいである。


「ふっふふふ」


 今、馬車に乗っていないリカルドは、歩きながら少しばかり俯き、笑いを堪えていた。

 荷台の後方を歩いているので、荷台に乗っているレオから見えているのだが、「またか」とため息をこぼすだけで話しかけることはしない。


「アイツめーっ、もう少しでエンザーグの鱗盾が手に入ったのにぃーーっ」


 競売の結果は今の言葉から分かるように、リカルドが競り負けてしまったのである。しかも、その相手はどうやら顔見知りだったらしく、悔しさも一入なのだろう。

 今まで一緒に旅していた中で、このような暗い笑いは見た事の無い表情。それほど悔しかったことが窺える。まあ、中々手に入らない伝説級の防具。リカルドも全財産を叩こうとしていたが、それでも競り負けてしまったのだ。


「オレンジ色の髪の女性だったよね、ショートカットでちょっと髪のハネた感じの。頬に爪痕とかあった」

「リカルドさんとは、同国出身、同年代、同ランクの冒険者として、良く比較されているらしいですよ」


 御者台にいるソフィアとその隣を歩くエルザは、リカルドと競り合っていた女性を思い出していた。


 競りで負けた日や昨日などは、余りの落ち込みように他の三人が心配したほどだが、二日も経てばある程度はいつも通りになっている。

 まあ、立ち直ったからと言って、朝から暗く笑いながら同じようなことを何度も聞かされれば、レオもため息ぐらいしか出なくなってしまうのだった。


「もし、少しよろしいでしょうか」

「はい、何でしょう」


 そんな男性二人に後方から話しかける女性の声。リカルドは反射的に背筋を伸ばし、表情を引き締めて振り返る。そこに居たのは黒いローブに身を包んだ、少し儚げな笑みが特徴の女性。


「人の行方を聞きたいのですが……」

「えっ、ミレイユ、さんっ」


 話し声に後方を覗き見たエルザは、そこに居た人物を見て思わず声を上げる。ただ、名前を呼んだことはなかったので、少し言い難そうではあるが。


「あら、ようやくお会いできましたね。エルザさん」


 魔王を崇める邪教徒ミレイユは、尋ね人であるエルザを見つけたことで、儚げな笑みを更に深くするのだった。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ