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Elsaleo ~世界を巡る風~  作者: 馬鷹
第五章 『別れ』
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第四十八話




 ノパから海沿いの道を進みミラノニアへ向かう道中、魔物の姿はほとんど見当たらない。

 それに、たまに現れたとしてもエルザとコンラド、テオドールの三人で難なく片付け、回復と補助が得意なプルムと荷物持ちになっているレオにまで出番は回ってこなかった。


 また、船にある修練室では身体を動かす程度で、摸擬戦のように戦うことは出来なかった。なので、エルザの戦う姿を初めて見たコンラド達は、驚きから目を見張る。


「おいおい、そんだけ動けてオレと同ランクだって?」


 街道に出る魔物はそれほど危険度も高くなく、エルザも本気で戦っているわけではない。しかし、エンザーグなど格上との戦いで徐々に鍛えられ、自然と洗練された動きになっていたのだ。


 コンラドに指摘され、エルザは思い返すように腕を組む。


「んー、この旅でいろいろとあったからねー。やっぱ実戦って大事だわ」

「お前の場合は、戦闘に関して吹っ切れたのがいいんだろ」


 これが旅立った当初なら、驚きはするだろうが目を大きく見開くほどではなかっただろう。

 そして、コンラドとエルザが前衛の戦い方などを話しながら歩き、日が落ちる前に次の街にたどり着いた。


「新しい街に着いたけど、レオはどうする?」

「雨風防げる場所を探して野宿だろうな」

「だよねー」


 一応、数泊するだけのお金はまだ残っているが、何かあった時と食費優先のために出費は抑えておきたいのだ。

 しかし、事情を知らないコンラドは疑問に思い、何故野宿をするのかを尋ねる。レオも特に隠す必要のないことなので、素直に懐事情が寂しいことを伝えた。


「それで野宿か……よっし、オレもそうすっかっ」

「あぁ、コンラドはそういうの好きだったね」


 楽しそうに目を輝かせたコンラド。それを呆れ眼で見たテオドールは、付き合ってられないとばかりにため息をこぼし、一人で宿へと歩いていく。


「外に出しておくのもどうかと思うし、食料は持っていくよ。じゃあはい、これが今夜と朝食の分ね」


 革袋を受け取りったエルザは、干し肉と魚を三つずつに、生の果物と干した果物を一つずつレオに渡す。成長期の男子にこれだけでは少ないが、足りない分は自分で調達しなければならない。


「じゃあ、また明日ね。ほらプルム、行こうっ」

「は、はい。その、二人ともお腹を冷やさないように、気をつけて下さい。そ、それでは、また明日」


 エルザは手を振り、プルムは頭を下げてレオ達と別れ宿を探しに行き、レオとコンラドも今夜の寝床を探すために街中を散策する。


 これが小さな村なら、村長に挨拶して一泊させてくれる家を紹介してくれるかもしれないが、大きな街ともなればそう簡単にはいかない。

 今夜の寝床と目している公園でも、もしかしたら兵士を呼ばれる可能性もあるのだ。そうなった場合、街から出て本当に野宿をするしかない。


 まあ、小さな町などと違い人の出入りが多いので、よそ者が居ても不審がられないという利点もある。


「寝床は決まったし、今晩の飯でも釣りに行くか」

「おっ、釣りかっ。オレも得意なんだぜ」


 公園の屋根つき休憩所を見つけ、予定通りそこを寝床にすることにしたレオは、街の近くを流れる川の上流へと移動。釣りが得意というコンラドの指示で、良さそうな場所で釣りの準備を始めた。


 レオはリュックから折畳みの釣竿と道具一式、細長い虫に見える摸擬餌を取り出す。

 それに対して竿など用意していないコンラドは、そこらから丈夫そうな枝を見つけて竿と浮きにし、服に縫いこんである丈夫な糸と小石を斧で削って針に、石をひっくり返して見つけた虫を餌に釣りを始める。


「得意という言葉どおり手馴れてるな」

「はっはっはっ……っと、生まれも育ちも山ん中だからな。こういう生活の方が落ち着くんだ」


 大声を出して笑い、魚が逃げないように慌てて音量を抑える。

 日照りはまだ強く、レオ達は木陰で横になりながら魚が掛かるのを待つ。主に会話を振るのはコンラドの役目。


 話の内容は育った場所や子供の頃、そしてアディルガンに入学した頃へと変わっていく。その間に釣り上げた魚は、川の一部を石で囲った生け簀に放っては、新たな餌を付けて釣りを続ける。


「プルムもなぁ、入学した頃はあそこまでオドオドしてなかったんだよなぁ」

「何かあったのか?」


 枯れ木で作った浮きが沈み、コンラドは竿を引くタイミングを見計らって釣り上げた。

 そして魚を生け簀に放りながら、プルムのことを思い出すように空を眺めれば、傾いた太陽が視界に入り思わず目を細める。


「んー、デカイ出来事があったと言うよりも、テストとかの失敗の積み重ねだろうな」

「なるほど、それが続いて自信が無くなったと」


 何とかした方がいいとは思っていても、コンラドが今まで試した効果は出ていなかった。弱気になった原因は分かったとしても、それを治すのも本人の気持ち次第なのだ。


「大丈夫だ、とか言ってみてもあんま効果はないし、オレもアイツの気持ちとか分からないからな。……さってと、それよりそろそろ焼くとするかっ」


 時間も遅くなってきたので、コンラドは調理を始めるために木の枝を集め始める。

 調理とは言っても、塩をかけて丸焼きにするだけ。もちろん内臓は取り出し、手の込んだ料理は出来なくても野生料理は得意なコンラドが率先して動く。


 しかし、内心は仲間のことで晴渡ってはいない。燃やされている薪もその迷いを示すように、風に吹かれてては幾重にも曲がり、煙が空への一筋の道を作っていた。




 ◇◇◇




 あれから泊まる場所が無ければ、エルザ達とも一緒に野宿をすること四日。何事もなくミラノニアに到着した。

 煉瓦造りの建物や石畳、街の中には運河が流れ、港街特有の強い海風は海岸沿いに植えられた木々が弱めている。砂浜は白く輝き、まだ時期が早いらしく泳ぐ人の姿は見当たらない。


「おー久々だなー」

「一ヶ月振り、ですね」

「誰かさんのせいで、復学するのはまだだけどな」


 ギルドの依頼をこなして、ミラノニアへ帰ってきたコンラド達は、久々の街並みを眺めながらレオ達を案内する。知り合いと挨拶を交わしながら、先ずはレオの依頼品の配達先である役所へ。


 しかし、テオドールだけはレオ達と同行せず、一人アディルガンの寮に戻った。ミラノニアに到着したのは昼前だが、ユオスデへ出発するのは明日にしたからである。

 理由としては、コンラド達が久々に自分の部屋でゆっくりしたいというのもあるが、一番はレオに幾つかの用事があるということ。


 先ずは荷物となっているギルドの依頼から。やって来た役所は赤煉瓦の二階建て、中はカウンターや待合のソファーが置かれ、室内には冷風が吹いて外と比べて気温が低く設定されている。


「ギルドからの依頼で、お届け物です」

「あぁ、お疲れさま。こちらにどうぞ」


 カウンターで用件を伝えると、役人がレオ達を個室へと案内する。ギルドの依頼関係は他の人に聞かれたくない話もあるので、別室が用意されているのだ。


 連れてこられた部屋には上質な家具はなく、丈夫で無骨な家具が置かれていた。係員が言うには、依頼のランクで部屋を変えているとのことらしい。

 これは低ランク者を馬鹿にしているというよりも、ランクの低い内は高級品などの目利きが出来ず、傷つける可能性が高いからだ。


「はい、確かに確かにお受け取りしました」


 レオ達を案内した役人が中身を確認し、手紙と一緒にレオから受け取ったライセンスを机に置かれた魔道具で依頼達成と書き込んでいく。そして、持っていた小袋から銀貨を五枚レオに手渡す。


「こちらが今回の報酬です」

「ありがとうございます」


 レオのランクで受けられる依頼の報酬では、せいぜい数日分の食費にしかならない。ただ、これがコンラド達の受けた大陸間の依頼ともなれば、移動手段の経費は自費となるのでもっと高くなるのだ。

 レオとしてもそういった依頼を受けたいのだが、旅の目的が巫女との接触にある以上、向かう先は相手次第となる。下手に遠くへ向かう依頼は受けられないのだった。


 依頼を終わらせ役所を出たレオ達は、開放感から大きく伸びをする。役所という場所が知らず知らずの内に身体を固くさせ、無駄話をすることもなかったのだ。

 特に地声が大きなコンラドは、個室へ案内されてる途中から何も話さなくなっていた。それが外に出たことで開放される。


「これで依頼達成だなっ。で、次はどうするんだっ」

「声でかっ、ちょっと抑えてよ」

「オルゴールを売りたいんだが、どこか良い店を知ってるか?」


 依頼は自由に選べないゆえの交易品。遠くの珍しい品物なら高く売れるのである。

 ただ、コンラドがその手の店を知っているはずもなく、恐る恐る手を上げたのはプルムだった。


「あ、あの私の知ってる、お店でよければ……」




 プルムが案内したのは、一見しただけでは店名が書かれた看板が出ているだけで、何を売っているのか分からない小さなお店。

 近付いてガラス張りの大きな窓から中を覗けば、レオの売ろうとしているオルゴールや楽器などが並んでいる。


「いらっしゃいませ。あら、プルムちゃん久しぶりね。いつ帰って来たの?」

「あ、ご、ご無沙汰してます。今日、帰って来ました、けど、まだ依頼の途中なので……」


 それほど広くはない店内。店に入ったプルムを見つけた女性店員が、親しげに話しかけてくる。やや垂れた目尻に飾り気のない服装は、店の内装と相まって落ち着いた雰囲気を持たせる。


「それで、今日は何の用事かしら?」

「きょ、今日は私じゃなくて、こちらのレオさんが」


 後から入ってきたレオが見えるよう退き、目の合ったレオは挨拶を交わしてオルゴールを取り出す。


「これを売りたいんですが、幾らになりますか?」

「見せてもらっても良いかしら」


 店員は目を輝かせながら、手に持ったオルゴールを見つめる。先ずは外装を指で撫で、次に底を見つめて製作者の名前が書かれていないかを見るが、そこには何も書かれていなかった。

 次に蓋を開けて中の人形を確認。南方の民族衣装に身を包んだ三体の人形が、それぞれ違う楽器を演奏している。ぜんまいを巻けば、曲と一緒に人形が回りながら上下に動く。


「製作者が分からないけど……そうねぇ、これなら金貨十五枚かしら」

「おおっ、そんなになるんだ」

「えぇ、珍しいし良い出来だもの」


 レオがオルゴールを買った時は、ジャンニの知り合いからの購入ということもあって、金貨五枚だった。他にも店を回れば、より高く買い取ってくれる所があるかもしれない。

 しかし、高く売れる確証もなければ、他にも行かなければならない場所がある。それに、エルザが交渉するにしても交易では正当価格が分からず、今は思っていたよりも高い値段なので何も言わない。


 レオは女性の提示した金額で売る事にした。

 女性は笑顔で頭を下げてお礼を言うと、カウンター奥の金庫から金貨を取り出し、五枚ずつ三つに積み上げてレオに渡す。


「ありがとう。はい、金貨十五枚」

「確かに」

「また何か見つけたらよろしくね」


 笑顔で手を振る店員に見送られ店を後にしたレオ達は、次の予定の為に木陰で話をしていた。既に二つの予定は終わり次が最後の予定、旅を続けるレオにとってもっとも重要なこと。それは、刃毀れした剣を砥ぎ直すことである。


 今までは戦闘の機会が無かったから問題無いが、今のまま使えばより悪化。購入してからほとんど使っていないにも拘らず、買い直す必要も出てくるのだ。


「お金が無いんだったら、製作科の奴に頼んでみるか?」

「いや……悪いが、そこは本職に任せたい」


 懐具合が少ないとはいえ、さすがに命を預ける武器を学生に任せるつもりはなく、レオはコンラドの提案を断った。やはり本職の鍛治屋に任せるのが一番安心できるからである。

 しかし、それは街が近くにあればの話。もし、人気の無い山奥などで刃毀れした場合を考えれば、少々本格的に自分で出来る様になった方が良いのかも知れない。


 レオがそんなことを考えながらコンラドの後を付いて歩けば、街中を流れる川を引いて造った堀と、その先へと向かうための橋にたどり着いた。

 鍛治など火を扱う生産系の作業場は、街の一区画を纏めて利用しているらしい。片面を海に面し周りを堀に囲まれた、陸の孤島がそれだった。


 橋を渡れば何処からともなく、怒号や金属の打ち合う音などが聞こえてくる。また、水蒸気や燃え盛る炎を使うからなのか、気温と湿気が同じミラノニアでも格段に違うことに気付く。


「あっつ~い、何これ~」

「ミラノニアの名所、職人区画だっ。ここに初めて入って慣れてないと、倒れることもあるから注意しろよ」

「わ、私もここには来ませんし、慣れてません」


 エルザは不快そうに汗を拭い、ミラノニアに在住しているプルムでも辛いようで、ハンカチで額を拭いながら息も絶え絶えである。


「キツイなら無理して付いて来ることないぞ。というか、いつもならプルムを引き回して街の探索に行くだろ」

「ん~、まあそれはそう何だけど……。レオの剣そんなにしたのは私だし、修理のお金を出すのは当然かなーって」

「そいつは有り難いな」


 エルザの提案にレオは素直に飛び乗った。まあ、最初から少しは出してもらうつもりがあったのも事実である。


「でも、まあ……お金は後払いってことでよろしく」

「分かった、その方が良いだろう」


 しかし、さすがに蒸すような暑さは嫌らしく、同じくきつそうにしているプルムも連れて街中へと戻っていった。ただ、どちらかと言えば、プルムのために戻ったのだろう。


 橋を戻る二人を見送ったレオとコンラドは、熱気で景色の歪む職人区画へと視線を戻す。


「んじゃあ、オレらも行くか。ただ、オレが知ってるのは、ダチから聞いただけで仕事場にすら行った事ないから、道に迷ったらすまんなっ」

「それは途中で人に聞けば問題ないだろ……今のところ見当たらないが」


 橋を渡って正面に見える大通路には、人っ子一人出歩いていなかった。音や声が聞こえる以上、人は居るのだろうが表には出ていなのだ。

 二人はコンラドの記憶を頼りに道を歩く。途中でガラス細工や鍋の看板を横目に、道端に置かれた案内も見ながら何とか目的地にたどり着いた。


「いらっしゃい。何の用だ」


 レオ達を向かい入れたのは、首にタオルをかけた大柄で無表情な男。やや疲れた様子で汗を拭っている。


「剣を砥いで欲しいんですけど」

「あぁ、見せて」


 そう言って長い腕を差し出し、レオは腰に着けていた剣を手渡す。そのまま鞘から引き抜き、鋭い目付きで刃の部分を見つめる。無言のまま時が流れ汗が流れ、顎から地面に落ちた。


「これなら直ぐに終わるよ」

「失礼ですが、砥いだ剣か使う砥石を見せてはもらえませんか?」

「……ふぅん、良いよ。付いてきて」


 剣を鞘に戻してレオ達を応接間へと案内する。作業場ではない室内は、外と比べて湿気もなく涼しく感じた。


「おぉ、カラッとしてるなっ」

「この球体が湿気を吸い取ってるのか」


 レオが手をかざしていてる球体は、ミラノニアの街が職人に特別価格で安く売っている魔道具である。効果はレオの言うとおり湿気を吸い取るだけ。

 しかし、それだけに特化した吸引力は凄まじく、肌がべた付かないだけでも涼しく感じるのだ。これが人が表を出歩かない理由なのだろう。


 そして、職人がレオの要望の品を取りに行っている待ち時間。室内を見回せば、職人が創ったと思われる作品が幾つか飾られている。

 来客用のソファーから見て、左の壁には宝石などで装飾された剣、右の壁には無骨で飾り気の無い剣、そして正面には刀身に装飾彫りされた剣がある。


 まだ若い弟子がお茶を持ってきて引っ込むと、入れ替わるように職人が部屋に入ってきた。


「こいつが以前に砥いだ奴、こいつが使う砥石だ」


 そう言って見せたのは、抜き身のロングソードと人の腕ほどの長さと厚さの長方形の石と、薄くデコボコした何かの皮。石は表面がザラザラとしていて光り輝いていた。


 最初に受け取ったロングソードを見れば、根元から切っ先まで丁寧に仕上げられている。砥いだ後にも拘らず、一直線なままなのは部分ではなく全体を砥いでいる証拠。

 次に砥石を受け取ったレオは石の表面を触り、指に付着した粉を指で擦り合わせて確認する。


「お前さんのはリィズニーベルだから、シルウ入りの奴だ。仕上げはザメイルの皮を使う」


 シルウよりも硬い物質でも剣を砥ぐことは出来るが、それぞれの剣にあった砥石を使った方が仕上がりも良くなるのだ。

 また、砥石には使われている形跡もあり、職人の腕と道具選びに満足したレオは、砥ぎ直しを依頼することに決めた。


「ありがとうございました。見事な腕と素晴らしい道具です。早速お願いしたいんですが、お金はどれぐらい掛かりますか?」

「この剣なら、金貨一枚だ」


 剣の大きさや状態によって金額が変わるらしい。思ったよりも安くすみ、レオはお金を取り出そうとするが後払いで良いとのこと。


「今からなら夜までに終わるが?」

「いえ、明日取りに来ますので、よろしくお願いします」


 職人が頷いたのを確認したことで、レオ達の最後の用事も終わりである。外に出ると魔道具の効果もなくなり、湿気と熱気が肌で感じられ不快感から顔を顰める。


「はぁ~、しっかしあんだけ確認するんだな」

「武器には自分の命を預けるからな。それに仲間も」

「あー、そこまでは考えてなかったな」


 友人の鍛えた武器を使ってるコンラドは、思っていたよりも良い出来で丈夫だったから使っているだけで、そこまで深く考えてはいなかった。

 もちろん、友人の武器を使うこと自体が悪いわけではない。それよりも、手入れのことや不満な点などを話し合い、一緒に成長していくことが大事なのである。






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