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Elsaleo ~世界を巡る風~  作者: 馬鷹
第四章 『繋がれていく絆』
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第三十話




 夕食後は村長の自室で、近場の地図を広げての作戦会議。

 お茶とおつまみも運ばれ、この部屋に居るのは村長とその長男ピックス、バネッサ達大陽の巫女一行、それと何故かレオとエルザの二人も一緒である。


「お……自分が最初にコバレノを目撃したのですが、場所は裏山の川の側だったのです。その時見かけたのは一匹でしたので、巣を作る前の下調べだったのではないかと思いますです」

「べ、別にそこまで畏まらなくても良いよ」


 巫女と話す事で緊張し、慣れない敬語を無理して使っているのだろう。ガチガチに固まって時折声が裏返るピックスに、バネッサは笑いを堪えながら楽にするよう話しかけた。


 父である村長から頭を小突かれた事もあってか、ピックスは一つ深呼吸をすると先ほどより落ち着いて再び喋り始める。


「拠点と思われる場所ですが、おそらく山の中腹にある洞窟がそうではないかと思われます」

「あの洞窟には二つの入り口がありまして、こちらの村に近い入り口は人が五人ほど、もう一つは小さく二人が一緒に入れるほどです」


 ピックスの後を継いで村長が話し、それを聞いたバネッサ達は考え込む。


「逃げてそれで終わりなら良いんだけどね」

「コバレノは執念深い奴だからなぁ」


 フォルカーは出されたおつまみを食べつつ面倒そうに呟く。

 ちなみに出されたつまみを食べているのは、今のところフォルカーのみで、それ以外の人は全員夕食でお腹一杯である。


 コバレノを逃がして一番困るのは、今居るのが先鋒隊でしかなく、本隊を連れて再びやって来ること。


「なら私とフォルカーさんで小さい入り口を防いで、大きい方をお姉様とダル爺様が担当してはどうなのですか?」

「まあ、それが妥当なところだろうね」


 ピアの意見に賛同したバネッサは、周囲を見回し他に意見が無いか聞く。それに答えたのは、今まで黙って会議を聞いていたダルマツィオ。


「陽姫殿、一つよろしいですかな。小さい入り口……便宜上裏口と申しますが、裏口の役目を私とレオ、エルザに任せてもらえませぬか?」

「えっ!?」


 これに驚いたのは、そう言われたバネッサだけでなく、村長のベッドで寝転がって見ていたエルザを含めた全員である。

 エルザは身体を起こし、ベッドに腰掛けるレオとダルマツィオを見比べた。


「エルザは分かるよ、まあダル爺が居るなら問題は無いかも。だけど、レオは腕を折ってる訳だし、無理させなくても良いんじゃない?」


 バネッサの懸念は、この場に居る全員が思っていたこと。

 特に村長からすれば、バネッサ達とレオ達は道中で知り合ったとしか思っていなかったので、余計に驚いている。


「実際にやり合ってもらう訳ではない。エルザの知恵袋代わりだの」

「あれぇー、これは怒ってもいいのかなー」


 知恵が無い、そう受け取れる言い方にエルザは満面の作り笑いを浮かべ、ダルマツィオは「冗談だ」と笑って見せた。

 そして、視線をレオとエルザの二人に向ける。


「連れて行きたいは本当なのだが、二人はどうだろうか」

「俺は構いませんよ」

「私も良いよー」


 二人は悩む事無く了承した。それはダルマツィオに頼まれたこともそうだが、一宿一飯の恩もあってのこと。

 本人が了承した以上、バネッサはレオが骨折してる事を気にする必要もなくなった。


「……村長、最悪裏口を崩しても良いかな?」

「洞窟自体を使っておりませんでしたし、構いません」

「こちらの対処が難しくなったら、私が壊せば良いのか」


 もし、エルザとダルマツィオだけで対処出来なくなった場合の考えで、その時の許可を村長から貰ったバネッサは、二人の参戦を許可した。

 参戦することが決まり、エルザはベッドに腰掛け直し作戦会議に参加する。


「それじゃあ、私達が裏口から追い立てれば良いのかな?」

「それでしたら裏山に生えているイオルゥの枝葉をお使い下さい。燃やせば刺激臭のある煙を出します」


 そう言って村長は机に置かれた本と取り出し、開いたページに貼られている押し葉をバネッサ達に見せた。周りがギザギザしていて、細長い葉っぱである。


「イオルゥがあるのですね。私も知っているので、見つけられるのですよ」


 調合などを行うピアは、そういった知識を多く持っている。葉を見せてもらい、自分の認識と違いが無いかを確認して、自信を持って頷いて見せた。


 その後も細々とした作戦を決めていった。

 そして、もう時間が夜ということもあり、コバレノ討伐作戦の開始は明日。各々は用意された個室へと向かい、明日の為にゆっくりと眠りに就くのだった。




 ◇◇◇




 翌朝、バネッサ達は既に裏山へと入り、作戦を開始していた。

 何事も無ければ今日中にでも出発する予定なので、朝からの討伐となったのだ。


 イオルゥは生える場所を事前に村長から聞いていて、集めた枝葉は戦わないレオが背負う。

 そして表口の近くには既にバネッサ達が、裏口の近くにはレオ達が待機しており、後は作戦を開始するだけである。


 ダルマツィオは裏口が見える茂みに隠れ、気配を隠しながらそっと覗きこむ。


「さて見張りがおるの」


 当然ではあるが、裏口の脇には見張り役のコバレノが二匹立っていた。

 身長は百四十ほどで黒っぽい毛に全身を覆われ、口と鼻が突き出て鋭い牙が生えている。耳は頭の天辺に二つ立っていて、周囲を警戒するように小刻みに動いていた。


「二匹とも棍棒持ちかー」

「まあ、見張りなら武装するだろ」


 ダルマツィオと同じく茂みの中で、レオとエルザは小声で話を続ける。

 見張りを直接倒して場を制圧、その後でイオルゥを燃やすという方法もあるが、ここは隊長であるダルマツィオの意見が先決。


「そうだの……そういった事は知恵袋のレオに任せた」


 ただし、作戦を考えるのは隊長ではなかった。

 全てを投げ出されたレオは、ため息を零しながらもどうするかを考える。


 今やらなければならない事は、イオルゥを燃やして煙でコバレノを表口に追い出すこと。

 その為には、有る程度なら問題無いが、見張りが声を出して仲間が出てくるのも下策である。


「よし、なら……」



 ◇



 晴れ渡った空の下、暖かな陽気もあり眠りたくなるのを我慢して、見張り役のコバレノの一匹は周囲を音を拾っていく。だが、実はそこまで警戒をしている訳ではなかった。

 見張りがもう一匹居るからということもあるが、この拠点には既に百近くの仲間が集まっているのだ。

 襲撃を知らせさえすれば、直ぐにでも仲間が駆けつけて代わりに戦ってくれる……そう、考えていたのである。


 初めに異変を察知したのはもう一匹の見張り。風が吹いていない状態にも関わらず、少し離れた場所の草むらが揺れた音を感知したのだ。

 そして、足下に何かが投げ込まれ、襲撃かは分からないが仲間を呼ぼうと声を上げた。


「ガグゴッ、ガポ」


 だが声にならない。突如顔を水が覆ったのである。

 両手で払いのけようとするが、まるで水がその場に固定してあるかのように動かない。そして水は徐々に広がり、肩から胸、足へと侵食していく。


(何が起こった、川に跳ばされたのかッ)


 混乱する頭であれこれ考え、全身を覆いつくした水中から脱出しようと両手足で必死に水を掻くが、それもままならない。

 当然である。仲間を呼ぼうと声を上げた時に、大量の水を飲み込んでしまったのだから。


 そしてコバレノの意識は、声を上げた時に出来た気泡の様に、音も無く消えていくのだった。




 力無く水中に浮かぶ二匹のコバレノを見て、エルザが近付き意識を確認。水中から引きずり出し、確実に止めをを刺しておく。


「水を集める魔法をこの様に使うか」


 ダルマツィオは感心し、感嘆のため息と共に頷いて見せた。今回の作戦で使った魔法は、見事コバレノの口を塞ぎ音を立てさせず、そして何より簡単で速いのである。

 普段と使い方が違うので魔力と集中力を消費するが、それでも見事な使い方と感心しているのだ。


 しかし、褒められた当の本人は誇らしく胸を張ってはいない。賞賛されるべきは別の人だと思っているからだ。


「エンザーグとの戦いでマリアが使ったって聞いてな。いつか使えるんじゃないかと思ってた」


 今回レオが立てた作戦は、水を集めてコバレノを覆うだけである。

 もっとも、マリアがエンザーグの巨体を覆えたのは、近くに蒼月湖という水分があったからで、今回はダルマツィオがこの魔法を扱えるかどうかの確認も含めて、事前に近くの川から大量の水を集めて運んできていた。


 後は水の運びをレオが引き継ぎ、エルザが標魔石を投げてダルマツィオが魔法を発動、といった具合である。


「地姫殿が……なるほど中々成長しておるようだの、見た目は余り変わっておらなんだが」

「さすがにそれは酷いと思うなー、二回目」


 見張りを片付けたことで、作戦は次の段階へと進む。

 村から持ってきた薪に火を点け、イオルゥをくべる。生木のそれは燃えにくいが煙を多く出し、エルザの風の魔法により洞窟の中へと送り込まれていった。



 ◇◇◇



 レオ達がイオルゥを燃やし始めて数分、表口ではバネッサ達が三方に散らばって網を張っていた。入り口の正面にフォルカー、左斜めにバネッサ、右斜めにピアである。

 裏口同様こちらも見張りが居るので、わざと見つかって中から誘き寄せる方法もあったが、今は森の中で身を隠していた。


 そして、その見張りが匂いを嗅ぐように鼻をひくつかせ、洞窟の中を覗き込む。

 すると地響きと呻き声を上げながら、洞窟の中から次々とコバレノ達が現れた。その姿は一様に鼻を押さえ、瞳は涙で潤んでいる。


 レオ達が作戦を上手く進め、次はバネッサ達の番。コバレノが大量に洞窟から出てしまうと、どさくさに紛れて逃げられる可能性が高くなるので、最初の集中攻撃で最大限に削れる時を見極める。


「ハアアァァァーー」


 その時期を見極めたバネッサが草むらから飛び出し衝撃波を放ち、ピアも続くように魔銃と魔法を放つ。そして、フォルカーは抜け出す敵が居ないかを警戒。


 いきなりの奇襲を受けて驚きと混乱の中、次々とコバレノ達は倒れていく。だが、その倒れたコバレノが防御壁となることで、二人の集中攻撃から突破し始めた。


「グオォオオオウゥ」

「グググゥゥゥ」


 左右からの集中攻撃でそちらに壁が出来るとなると、当然進むのは入り口から前進したフォルカーのところ。

 逃げ出す必死の形相の数々、それを正面から受けるのなら、かなりの圧迫感になるだろう。


 だが、フォルカーは慌てず片手で槍を引いて構え、力を込めて握り締める。

 そして、脱力した瞬間に腕を内側に捻りながら突く。その回数は三度。


「悪ぃが、こっちは行き止まりだ」


 グウィードやバネッサが使うのが地を走る衝撃だとするのなら、フォルカーのは空を穿つ衝撃。貫通力に関してはこちらが上であり、フォルカーから見えていた三匹は胸元に穴を開けた。

 しかし、それだけではない。そのまま後ろに居たコバレノも穿ち、同様に穴を開けてしまう。そして、衝撃に押されるように後ろへ吹っ飛ばされ、再びバネッサとピアの攻撃を受けるのだ。


 圧倒的な力を見せるバネッサ達だが、あまりやり過ぎると煙が出ていても裏口から逃げようする可能性もある。

 それに強く攻撃すれば洞窟が壊れ、後で中を確認するのが面倒になってしまう。その為、少々加減をしながらバネッサ達の攻撃は続くのであった。



 ◇◇◇



 当然ではあるが、裏口から逃げようとするコバレノも存在する。

 表口にバネッサ達が居るからというのではなく、それ以前に明らかに表口へと燻り出そうとしているやり方なのだ。頭の回るコバレノはそこに罠があると予想して、あえて裏口から逃げようとしたのである。


 ただ、敵が逃げ出してくるのはレオ達も想定していたこと。


「……っ」


 今もまた、一匹のコバレノが声を上げることなく地中へと落ちていった。

 これは煙で前が見えないので、洞窟の出入り口に落とし穴を掘り、その上に先ほど使った水球を浮かせているのだ。

 それによって叫び声を上げる事無く落下し、洞窟内部には罠があるということが伝わらないのである。


「今のところ私が一番楽をしておるの」

「じゃあ風送るの代わってよ~、疲れた~」

「……そろそろ、あっちから何か言ってきそうだがな」


 落とし穴に落ちたコバレノに止めを刺すのがダルマツィオ、地べたに座り風魔法で煙を洞窟に送り続けるのがエルザ、水を固定しイオルゥを火にくべるのがレオである。


 万が一にも水球を突破されないよう、落とし穴の側に立って警戒しているダルマツィオだが、そんな事は一度も無く余裕の表情。それに対して、レオとエルザは魔法を使い続けるので、結構な疲労が溜まってきていた。

 レオも気だるそうにしながら、自分達がやって来た方角へと視線を向ける。


 今は作戦の第一段階が進行中であり、表口からコバレノが出てくる気配が無くなれば、フォルカーが裏口に回って一緒に洞窟内に進入する第二段階へと進む。


「よぉ、待たせたか?」


 フォルカーがやって来たのは、更にコバレノが数匹落とし穴に落ちてから。

 その表情に疲れの色や身体に傷も見当たらず、表口は圧勝と言ってもいいのだろう。もっともバネッサ達とコバレノが相手では、当然と言える結果だった。


「ようやく終わったーー、疲れたーー」


 フォルカーが現れた事でエルザは送り続けていた風を止め、空を仰ぐように大の字に寝転がる。レオも魔法を解いて水は穴の中へ落ち、ダルマツィオは村人が誤って落ちないよう周囲の土で穴を埋めた。


「では、中に進むとするかの」


 整備も終わり、洞窟に進むのは先頭からフォルカー、エルザ、ダルマツィオ、レオの順。

 洞窟の内部は槍を自由に扱える広さではないが、フォルカーはコバレノが使っていた剣を拾っていて、それを片手に慣れた手つきで扱っている。


 洞窟には何匹かのコバレノが、地面に伏せた状態で残っていた。

 ただ、煙が充満した洞窟に居て無事なはずもなく、涙を浮かべて前方も良く見えない状況のままフォルカーに斬られるしかなかった。




 そして出口。洞窟を出てもエルザが予想したコバレノの死体の山は無く、裏口同様土を掘り返した跡が見える。

 フォルカーが言うには、裏口へ向かう前に魔法で掘った穴に埋めたとのこと。


「これで討伐任務は終わった訳だけど、そっちはどうだった?」

「うむ、誰も怪我する事無く終わりましたぞ」


 笑いながら訊ねるバネッサに対して、ダルマツィオも飄々と笑いながら返し、長年の付き合いからバネッサ達にはかなりご機嫌だという事が分かった。

 ただ聞きたい事を分かっていながら、あえて焦らしているダルマツィオにバネッサは思わずため息を零す。


「そう言う事じゃなくて……わざわざレオとエルザを連れて行った成果はどうだったの?」


 今回の討伐にレオとエルザを連れて行く事が、バネッサには不思議に思ったのだ。はっきり言えば連れて行く必要が無い。

 ましてやレオは怪我人である。それを連れて行くということは、何らかの意図があると思ったのだ。


 ダルマツィオも今度は真剣な表情で頷くと、感慨深げに空を見上げてから、視線を一人の人物に向けた。


「レオ、私の下で学ぶつもりは無いか?」


 バネッサが感じていたダルマツィオの意図、それはレオの能力を見てみたいというもの。そしてその内容に満足し、自らの下で学ぶ意志があるかを訊ねたのだ。


「えええぇぇぇーーーー」


 その言葉の意味をよく理解しているバネッサ達は、驚きの声を上げてレオとダルマツィオを交互に見る。

 それに対して、レオ本人と事情を知らないエルザは、バネッサ達の大声に思わず両耳を手で塞いでいた。


「そ、それってレオさんをダル爺様の後継者に指名するって事なのですかっ」


 驚きのあまり瞬きが多くなったピアは、興奮して高鳴る鼓動を抑えるように、両手を胸元にやって握り締める。


 長年、大陽の巫女に仕えていたダルマツィオは、巫女候補生に対して教鞭を取ったり、質問された事に答えることはあった。しかし、一人の人間を手元に置いて教える……つまり弟子を取ったことはなかったのだ。


 だからこそ、もし弟子を取ればその人物が後継者だろう、と言われ続けていたのである。


「それが本当なら、修院の奴らは大騒ぎだろうな」


 そう言うフォルカーの表情は、驚きや楽しみ、信じられないといった様々な感情が混じりあい、結局は引きつった笑みになってしまう。

 ダルマツィオの弟子。それは実の子や孫ですら認められていない、大陽の巫女に三代続けて仕えるダルマツィオの全てを引き継ぐということ。


「さすがに、今すぐ返事をせんでもよい。レオにも学園があるだろうし、私も今はやらねばならぬ事があるしの」


 そして、ダルマツィオが現役を退くということ。

 そもそも今まで弟子を取らなかったのも、相応しい人物が現れるまではいろいろな知識を蓄えておく、という考えがあったからである。


「……分かった、考えておく」


 本人から後で良いと言われ、レオもそれは有り難かった。

 何せマリア達の話を聞いている限り、派閥などのごたごたがありそうなので、これを機に調べた方がいいと思ったからだ。


 こうしてコバレノの討伐は無事終わり、それぞれが様々な想いを胸に抱いて村へと歩みを進めていくのだった。






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