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其の肆拾参「北郷一刀、王女を救うのこと」

ここから先はしばらく大長編的なものになります。


ちなみに内容はほぼ完全にワンピースのパクリです。

数ヶ月前、ある諸国で大きな戦争が起きました。


そんな最中、国の燃えている城では


?「早く逃げるんだ――よ! 」


?「そんな!お父様を見捨てて逃げることなど出来ません! 」


王「そんなことを言うな!王である私は国と国の宝である姫を守らなくてはいけないんだ! 」


姫「お父様!? 」


王「私は信じている。お前がいつか必ず我が国を救ってくれる者達を連れてきてくれるとな!わかったらさっさと行かんか! 」


姫「わかりました!お父様、――は必ず戻ってきます! 」


姫はそういって国を脱出しました。


王「頼むぞ――よ、五胡からやって来た地獄の悪魔の軍団、大蛇(オロチ)から我が国を救う者を連れてきてくれ! 」


それから数ヶ月後、後に中国とよばれる大陸では


姫「はぁ…はぁ… 」


何とか生き延びていた姫が翼のある悪魔から逃げていました。


悪魔一「待てよ!()の国の王女様! 」


悪魔二「おとなしく捕まれってんだ! 」


悪魔達は姫を追い掛け回しています。


姫「(国を出てもう数ヶ月、色々な町や村を行ってきたけど結局誰も助けに行ってくれる人なんていなかった!)あっ! 」


バタッ!。


考えながら走っていた姫はつまづいて倒れてしまいました。


それを知って黙っている悪魔ではありません。


悪魔一「ようやく止まりやがったなてこずらせやがって! 」


悪魔二「だが、ここで終りだ! 」


二匹の悪魔は鋭い三又の槍を持って姫に向かってきました。


姫「(お父様、ごめんなさい――は何も出来ぬまま死んでしまうのです!) 」


姫が諦めかけたその時!


ギュンッ!!。


悪魔達『ギャー!! 』


何処からか飛んできた斬撃に悪魔達は吹き飛ばされてしまいました。


姫「えっ!?何が起きたのですか? 」


姫が驚いていると誰かがやって来ました。やって来た人は…


一刀「危ないところだったね 」


やはり北郷一刀でした。


姫「(この人は一体?) 」


姫が驚いていると悪魔達が起き上がりました。


悪魔一「何すんだテメー!!! 」


悪魔二「俺達を大蛇の兵だと知ってやがるのか!!! 」


悪魔は怒っていますが大蛇を知らない一刀は


一刀「大だか小だか知らないが、かわいい女の子に手を出す奴を放っておけないね! 」


これを聞いた悪魔達は


悪魔達『なら死ねやー!!! 』


悪魔達は一刀に向かってきました。


姫「誰だか知りませんが逃げてください! 」


しかし一刀は


一刀「君みたいなかわいい娘を置いて逃げるわけにはいかないよ! 」


キザっぽいセリフをいうと


一刀「北郷流五の型『旋風手裏剣』! 」


一刀は刀を回して悪魔に投げつけました。


突然のことに悪魔達は避けられるはずがなく


悪魔達『ギャー!! 』


攻撃が当たると悪魔達は消滅してしまいました。


一刀「悪魔って殺られると消滅するんだな 」


一刀が少々驚いていると


姫「ありがとうございます! 」


姫は抱きついてきました。しかも着膨れでわかりませんでしたが中々の巨乳でした。


かわいい巨乳に抱きつかれた一刀はいつもの悪い癖が始まりました。


一刀「お嬢さん、お礼と言っちゃなんですがその乳を揉ませて… 」


一刀が最後まで言おうとすると


ビュンッ!!。


ドカンッ!!。★彡


気弾が飛んできて一刀に直撃しました。


そしてしばらくすると土煙と共に何かが向かってきました。


姫「新手の賊でしょうか!? 」


姫が驚いているとやって来たのは…


伽羅坂でした。そして伽羅坂から人が降りてくると


愛紗「ご主人様!!!何をしていたんですか! 」


凪「見損ないました!!! 」


中から出てきたのは鬼が二人、いや愛紗と凪が出て来ました。


二人が一刀をボコボコにしていると


鈴々「お兄ちゃんが急に飛び出してびっくりしたのだ! 」


星「主が飛び出すところに美女のかげ有りですな 」


翠「このエロエロ魔人が! 」


次々と人が降りてきました。


姫「この人達は一体? 」


しばらくして、ボコボコにされた一刀が目を覚ましたので少女の話を聞いてみることにしました。


リー「危ないところを助けてくれてありがとうございました。私は砂の国の王女、名はデザーン=リーと申します 」


これを聞いた北郷軍は


全員『王女だって―! 』


みんなが驚いたのでリーは驚いた。


愛紗「申し訳ありません!一国の王女様に対してうちのご主人様が失礼なことを! 」


沙和「どおりで見たことないかわいい服だと思ったの〜! 」


タンポポ「ところでさ、砂の国って聞かないけどどこの国なの? 」


タンポポの質問に朱里が答える。


朱里「砂の国というのは聞いたことがあります。確か…黄金王国とよばれる大陸の端にある巨国です。大陸とは文化が違うそうですよ! 」


桃香「だから私達みたいに性・名・字・真名がないんだね 」


朱里の説明が終わるとリーは落ち込み始める。


真桜「あんさんどないしたんや? 」


真桜が聞くとリーは


リー「砂の国は数ヶ月前に五胡に襲われました! 」


するとみんなは


全員『えーーー!? 』


再び驚いた。


リー「五胡の中でも荒くれ集団である大蛇(オロチ)が我が国を攻めてきたのです! 」


リーがいうと翠が何かを思い出した。


翠「そういえば母さんから聞いたことがあるな。五胡の中に不思議な妖術を使う集団がいるって 」


翠の母である馬騰は五胡に詳しかった。


翠「でも母さんが噂を聞いたのは八十年前に婆ちゃんから聞いたんだって! 」


翠以外の全員『八十年前ー! 』


詠「馬鹿馬鹿しい!そんな年で生きてるなんてどんな連中なのよ! 」


鈴々「ニャハハ!でも紫苑や桔梗なら三百年くらいは生きそうなのだ! 」


鈴々が笑いながら言うと


紫苑・桔梗『鈴々、ちょっとこっちに来なさいな 』


鈴々は二人に連れていかれた。


リー「噂によれば大蛇は年をとらないバケモノ揃いで悪魔の秘技を使っているみたいなんです! 」


リーがいうと凪が


凪「その秘技とは何か分かりますか? 」


リーは知っている限りの情報を教えてくれた。


リー「確か、闇の装飾(ダーク・アクセサリー)とかいう呪いの力です 」


リーは知っている情報を全て話すと


リー「お願いします!あなた達の強い力で我が国を救ってください! 」


リーは頭を下げて頼む。


愛紗「一国の王女が頭を下げるなんてお止めください! 」


愛紗が止めるがリーは


リー「お願いします! 」


頭を下げるのを止めなかった。


それを見た一刀は


一刀「わかった!役に立てるかわからないけれど俺でよければ助けてあげるよ! 」


一刀の言葉を聞いたリーは


リー「ありがとうございます! 」


一刀に抱きついてきた。しかも胸を押し付けて、おまけに一刀の顔がニヤニヤしてたものだから


愛紗「ご主人様!!! 」


ボカンッ!!。★彡


愛紗は一刀を殴ったあと


愛紗「ご主人様が行くと言うのであれば私はついていきます! 」


愛紗に続いてみんなも


凪「自分も隊長について行きます! 」


桃香「もちろん私も行くよ! 」


焔耶「桃香様が行くのなら私も行きます! 」


星「我も行きますぞ! 」


真桜「凪が行くって言うならうちもな! 」


沙和「右に同じなの〜! 」


朱里・雛里『私達も行きましゅ! 』


翠「みんなが行くっていうならあたしもな! 」


タンポポ「お姉様素直じゃないんだから〜♪ 」


恋「…恋も行く!リーを助ける! 」


ねね「恋殿が行くのならねねも行くのです! 」


月「へぅ〜!怖いけどついていきます! 」


詠「月は絶対僕が守るんだから! 」


璃々「璃々も行く!お姉ちゃんをたすける! 」


周々「ガルッ! 」


セキト『周々も行くってよ!もちろん俺もな! 』


張々『ぼくも! 』


ちなみに紫苑と桔梗は鈴々にお仕置き中だった。


みんなが行くことを決めたことを知ったリーは


リー「みなさん!ありがとうございます! 」


感謝の気持ちで一杯だった。


一刀「よし!それじゃあ行くぜみんな! 」


全員『オー!! 』


一刀達は伽羅坂に乗り込み全速力で砂の国に向けて出発した。しかしこの時、会話を盗み聞きしていた人達がいた。


麗羽「フッフッフッ!ブ男さん達を見掛けたので話を盗み聞きしていましたらすごいことが分かりましたわね! 」


麗羽一行である。


斗詩「砂の国には伝説の宝があるって聞きましたし、その国の王女を麗羽様が救ったとなれば 」


猪々子「お礼として金銀財宝をくれるかも! 」


麗羽「二人共!なんとしてでもブ男さんから王女を救いますわよ! 」


猪々子・斗詩『あらほらさっさー! 』


麗羽達が行った後、一匹の悪魔が会話を聞いていた。


悪魔三「姫は取り逃がしたか、零頭(レイズ)様に報告せねば! 」


悪魔は報告しに砂の国に飛び立っていった。


砂の国


悪魔四「零頭様!悪魔三より通信です! 」


悪魔達は互いに角で遠距離通信しあえるのだ。


零頭「ほう、王女の奴が生きていやがったか 」


大蛇の頭領・零頭


零頭「国王よ、よかったな姫が生きていてくれてよ! 」


零頭の目線の先には手足を鎖で繋がれた国王・デザーン=ムーがいた。


ムー「この悪魔め!我が国に何の用だ! 」


すると零頭は


零頭「もちろんこの国にある伝説の宝が目的さ、しかし俺は殺人が好きなんだよ! 」


この男は狂っていた。


零頭「まぁ王女が何千、何万という援軍を連れてきたとしてもこの国には入れないかも知れねえしな 」


国王はこの時、その言葉の意味をしらなかった。


ムー「(姫よ、どうか生きていてくれ!できればあやつらが帰ってきてくれるまでな!)一つ聞きたい、殺人が好きなお前が何故私を生かしているのだ? 」


ムーの問いに零頭は答える。


零頭「宝のありかは王族しか知らねえし、万が一の時には姫を殺せば宝の場所をはくだろうしな! 」


王は驚いた。


零頭「誰だか知らねえが大蛇にたてついた事を後悔させてやるぜ! 」


そして一刀達が旅立って一週間後、一刀達はついに砂の国にたどり着いた。


鈴々「おっきな門なのだ! 」


リー「国への外敵を防ぐために作られたんです 」


タンポポ「敵が入ったんじゃ意味ないけどね〜♪ 」


タンポポの言葉にリーは傷付いた。


翠「こらっ!タンポポ。お前は余計なことを 」


リー「いいんですよ翠さん、タンポポちゃんの言う通りですし 」


ちなみにリーはみんなから真名を許された。


リー「この門をくぐれば砂の国です 」


一刀「みんな!この先はとても大変になるかもしれない!それでも俺達は行かなくちゃならないんだ! 」


愛紗「わかってますよご主人様 」


凪「隊長は困っている人を放って置くほどの人物ではありませんし! 」


星「みな共に主と同じ道を行くことを望んでいますのでな! 」


恋「…リーは恋が守る! 」


みんなの心は一つのようだ。


一刀「よし、それじゃあ行くぜ! 」


一刀達は門の中に入っていった。門の中には


悪魔五「来やがったな! 」


悪魔六「大蛇に歯向かう愚か者共が! 」


百万を越す大量の悪魔が待ち構えていた。


紫苑「えらく歓迎されていますね 」


桔梗「準備運動にはちょうどいい数じゃのう! 」


一刀「それじゃあ一つ、暴れますか! 」


今ここに、北郷軍二十人と三匹対悪魔軍団約二百万の戦いが始まった。


オリキャラ紹介


・デザーン=リー


砂の国の王女様。年は十八歳。金髪の巨乳美人(胸は紫苑並)心がきれい。


・デザーン=ムー


砂の国の国王。年は五十代後半。黒髪の老け顔。


零頭(レイズ)


五胡の悪魔集団、大蛇(オロチ)の頭領。悪魔の力を持つ闇の装飾(ダーク・アクセサリー)を使う不死身の男。全身傷だらけの白髪の大男。


闇の装飾(ダーク・アクセサリー)


五胡が生んだ悪魔の力、使用者は老いがないが破壊されると使用者が死ぬ。



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