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無題  作者: いしの riko
4/8

家で

帰ってみると

床下の泥が奇麗になくなって

消毒が終わっていた


帰る途中で現実を受け入れられず呆然とする人を見てきた


うちの両親はすごいと素直に思えた

危機管理能力 行動力すごい


おじさんも手伝って乾いた畳を家の中へ運び込んでいく

のを見ながら突っ立っていると


「おかえり」

「ただいま」


台風が去って次の日に水道は使えた

電気が灯るのを見届けると

泥をおとして乾いたテレビ 元通りに組み立ててある

つくかなぁ  コンセントへプラグを差し込んでスイッチをひねる

ブラウン管に白黒の画面が映り「おぉ 」と合唱

家では この白黒テレビはカラーテレビが発売されて二年ほどたっても愛用されてた

一緒に水害を乗り越えたもんね



きれいに洗ってもらったシューズを履いて出かける

合同の慰霊祭

手を引かれ参加したのだが

線香の香りと読経 たくさんの大人たち

体験したことのない いろんな思いがあふれていた

わたしの心はとても不安定

だから目も耳も口も閉じて 心もぎゅっと縮めて感じないことにした

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