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002 村人A、最強の引きこもりライフ

--------------------ロウィンの視点。


俺はロウィン。昔は、何もできない村人Aで、周りからバカにされていた。勇者なんて無理だと思っていたし、周りの期待も薄かった。でも、幼なじみのシルヴァーナのおかげで、時空魔法を覚えて、強くなれたんだ。あの時は本当に驚いたけど、今では感謝しかない。


その後、ヒーローズ・カレッジで勇者を目指していた。けど、気づけばシルヴァーナと結婚し、今では最強の引きこもりになっていた。冒険に出たい気持ちもあったけど、家でのんびりしてる方が楽だし、今となってはこれが一番幸せだと思っている。


でも、シルヴァーナが作ったゲーム「最強執事と始める、追放勇者のフルリセットライフ」でユイナが転送してきたとき、正直感動した。リチャードさんもいるし、あの人がいれば世界の平和なんて任せてもいいくらいだ。


リチャードさんって、本当に強いよな。なんていうか、どこかの神よりもヤバい。あの人がいる限り、俺はもう心配することなんて何もない。だから、引退だ。これからは村人Aとして、平和に暮らすだけだ。


シルヴァーナと娘のクロエと一緒にゲームをして、毎日を楽しく過ごす。それが最強だ。だって、勇者なんてクソくらえだよ。わざわざ命をかけて面倒なことに巻きこまれる意味がわからない。


「またゲーム始めるの?」


シルヴァーナがからかうように言うけど、まぁ、またゲームだって分かってるし、こんな平和な日常が一番だし、無理に外で冒険したり、命をかける必要なんてない。


「うん、だって平和だし。」と、適当に答える。シルヴァーナだって、クロエと一緒に遊ぶ方が楽しいって言ってたしね。


結局、俺は勇者にはなれなかったし、なりたくもない。でも、それで十分だ。シルヴァーナとクロエがいれば、俺の世界は完璧だ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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