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アカギ戦記  作者: 饅頭
三章前半【仮面夜会ロンドン】
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闇オークション

 6月4日。

 アナザーワールド、ヴィレッチ国立魔法大学院。

 本日は日曜で学生は休み。

 空き教室を借りて葵はロゼとあっていた。

 「葵さん。お久しぶりですわね。先生からはお話聞いてますの。わたくしと一緒にオークション会場へ行くんですわよね」

 「はい。よろしくお願いしますロゼ先輩」

 「あーもっと砕けていいんですわよ」

 「わぁかりました?じゃなくて・・・わかったよ」

 「わたくしもスタークさんみたいに仲良くなりたいので」

 「なら私のことも呼び捨てでいいよ」

 「それでは葵。明後日の午後4時前の電車でロンドンへ向かうので支度をしっかりしておいてくださいまし」

 「りょーかい」

 そんなこんなで話を纏めて二人は寮へと戻る。


 寮に戻るとエレンが課題に追われていた。

 「久しぶりエレン」

 「アオイ!久しぶり!あれから元気してた?」

 「うん。お陰様で。エレンは課題?」

 「そ、私の方が数日速く学園に復帰したしね。てかアオイ聞いたよ。あんた闇オークション行くんだって!?」

 「闇オークション?」

 「リングってとこから招待状届いたんでそ」

 「届いたよ。てかなんで闇オークション?」

 「うちの部隊ではそう呼んでるよ。物品によっては購入した魔術師取り押さえて商品押収したりするから、オークションの開催時期とかは部隊内が結構ぴりついてるね」

 「押収とかしてるんだね」

 「そうなんよ。前回の開催が今年の2月くらいで、そん時にでた物がまたやばい物らしくて」

 「やばい物?」

 「うん。詳しくは知らないしその物自体は聖典教会が回収したらしいから」

 「へーなんか色々あんだね」

 「まぁだからあんま変なものを競り落とさない方がいいかもね。面倒ごとに巻き込まれるから」

 「いや既にこれが面倒ごとだからなぁ」

 「それもそっか。それよか課題のこの部分ってわかる?」

 「自分の力で岩盤なってば。まぁいいや、みせて」

 二人がそんなこんな話ているといきなりカーラが部屋に突入してきて。

 また二悶着くらいあったがそれはまた別のお話。


 そして火曜、6月6日。

 ロゼと葵は電車に乗ってロンドンを目指す。


To be continued.

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