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アカギ戦記  作者: 饅頭
二章【魔法学園バーミンガム】
96/164

招待状

 6月1日月曜日。

 PSA日本拠点。

 「久しぶりだな葵」

 「はい。氷室一等星もお変わりなく」

 「うむ、では早速再度魔法学園に行ってもらいたいところだが」

 「?」

 「これが魔法学園へ届いたようだ」

 そういって氷室が差し出したのは黒い封筒。

 封筒の宛名には金色の文字で【Aoi Akagi】と、そして表には同じく金文字で【RING】と書いてあった。

 「リング?なんですかこれ?」

 「魔術協会関係者にしか届かないオークション会場への手紙だ。リングとはそのオークションの名前」

 「成程。でもなんでそんなものが私に」

 「それに関しては不明なんだ。ともあれ中を確認して」

 「わかりました」

 葵は手紙の封を開ける。

 中より出てきたのは二枚の紙。

 一枚はオークション会場への入場券。

 そしてもう一枚は手紙。

 「えーっと、おめでとうございます。厳正なる抽選にもとづき貴方様を今宵、魔術師の宴へ招待いたします。今宵扱われる目玉商品は三つとなっております。尚特別招待のお客様に関しては一つの商品のみ私共より融資させて頂きます。以下開催日時ですが6月6日午後6時にロンドン塔前にて同封の入場券に魔力を込めることで会場内へと入ることが可能です。それではお客様のご参加を心よりお待ちしております。ですって」

 「成程な。特別クラスの一人にロゼって学生がいるわね」

 「はい」

 「彼女も参加するっていうのをレイ・ミケルセンからその手紙と一緒に伝言されたわ」

 「じゃあロゼ先輩と一緒に会場へ行けばいいですね」

 「そうね。もし指輪が出品されたら迷わず落札させてきてくれる」

 「指輪ですか?わかりました」

 「頼んだわ」

 「はい!それでは行ってきます」


To be continued.

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