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アカギ戦記  作者: 饅頭
一章【京都百鬼夜行】
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京都へ

 葵が作戦会議室から出ると祁答院と出くわす。

 「お疲れ様です」

 葵がすぐに挨拶して敬礼しようとすると祁答院がジェスチャーで静止する。

 「さっき聞いた話。俺があのタイミングで来た理由はその可能性を見たからだ」

 「?」

 「心神振興会の高木に行った強制暴露と似たことをやっている。葵を対象として最も可能性の高い未来を垣間見た。といっても葵が潜入するという大前提ありきだ。要するに囮になってもらった感じだ。すまない」

 「いえ、それでお役に立てているのならば」

 「といっても万能じゃないから使いどころが大事だったりするんだが。と無駄話している暇なかったな。京都先行作戦。気を付けるんだぞ」 

 「はい!ありがとうございます」

 葵は祁答院と別れアトランティスを後にした。


 2023年3月6日13:00。赤城葵、葛城庄司二名 京都駅 到着。

 「それじゃあ赤城君。とりあえずはお昼にしよう」

 「はい。葛城中隊長」

 「ああ、その呼び方はちょっと抵抗があるな」

 「ならなんとお呼びすれば?」

 「敬称も苦手だな。そうだ、赤城君。君って戦闘魔法せんとうまほうは使えるかい?」

 「いいえ。正式入隊前に祁答院さんから名前だけは聞いてます」

 「マナやオドを使う能力ってなにも使えない?」

 「いえ、簡単な覇道だけを祁答院さんから教わりました」

 「そうか、じゃあ私から戦闘魔法を教えよう。こう見えて元々イギリスの魔法学校配属だったんだ。そこで先生って言われてたからそっちの方が慣れていてね。赤城君が嫌でなければそうしてくれると助かる」

 「かまいませんよ。葛城先生でいいですかね?」

 「ああ問題ない。それじゃあ戦闘魔法の指導と蘆屋恭介の捜索頑張ろう」

 「はい」

 葵が返事をしたと同時にぐーと葵のおなかも返事をする。

 「あ///すいません・・・」

 「何か食べに行こうか」

 「はい。お願いします」


To be continued.

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