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アカギ戦記  作者: 饅頭
二章【魔法学園バーミンガム】
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特別クラスの面々

 「皆さんけがはありませんでしたか?」

 金髪ロールの三学年。ロゼ・ローズが全員に問いかける。

 「一学年、問題ないです」

 カーラが返事をする。

 「問題ない」

 「大丈夫だ!」

 二学年のエヴァ・スタークとグラン・シルバートが順に答える。

 入学日以来見かけはしても特に話していない三名。

 というか仲良くなさそう。

 ただうわさは聞くもので、三学年のロゼ・ローズは魔術協会の委員会の家系であるローズ家の一人娘。

 そして頭脳明晰で魔力量も高く神秘に一番近い学生といわれている。

 現学園最強の生徒として人気もあるそうだ。

 基礎能力の魔法の分野を全て習得しており何しろ詠唱魔法持ちというのが最もすごいとされている。

 階位の中級保持者だけが参加できる2月の武闘大会で優勝したらしい。

 結果強すぎておかしな二つ名がついているという。

 その名も茨姫、ローズというファミリーネームにかけているらしい。

 そして二学年の二人。

 エヴァ・スタークはかなり謎が多くその上美人ということあって男子のファンクラブがあるらしい。

 彼女は茨姫ロゼ・ローズに次ぐ次代の学園最強になるのではと噂されている。

 そしてもう一人の二学年であるグラン・シルバート。

 雷獣という二つ名をもつ家系の出身で彼もまたロゼ・ローズに次いで神秘に近いとされている。

 ガラっと教室の扉が開きレイ教授が入ってくる。

 「調査の結果がわかった。音を聞いてわかる通り爆発だ。三か所でな」

 ロゼ・ローズが挙手をする。

 「なんだいミスローズ」

 「レイ教授。三か所ということは故意的な爆破ということですか」

 「そうだ。場所は図書館、観測塔、祭壇入り口だ。被害は大きくはないけが人は幸いなことに0人だったそうだ。ローズが言った通り故意的、つまり計画し意図して爆破したのならばこれで終わりとも考えにくい。全教員で魔力の残子ざんしがないか確認にまわっている所だ。そして今日の授業は急遽なくなる。全員速やかに寮の部屋に戻りなさい。今日は一切の外出を禁止する。昼食と夕食は部屋の電話から食堂への直通で頼んでくれ。おっと、すまんがローズだけは残ってくれ」

 レイ教授の指示の元ロゼ・ローズだけが残され他の全員がそれぞれの寮部屋へと帰っていく。

 

 翌日、寮の呼び鈴で葵とエレンは目を覚ます。

 時計にをみると時刻は6:30

 「うーん。アオイ眠いでてきてー」

 「はいよ」

 葵は布団から起き上がり扉を開ける。

 そこには制服に着替えたロゼ・ローズが立っていた。

 「おはようミスアオイ。調子はどう?よく眠れましたか?ちょっと着替えてきてくれる?」

 

To be continued.

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