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アカギ戦記  作者: 饅頭
二章【魔法学園バーミンガム】
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事件発生

 案外毎日は特に何事もなく過ぎていき気が付けばまた土日が終わり月曜日がやってくる。

 4月の17日。

 序列の確認の翌日から戦闘魔法の授業に入り簡単な魔法を行使できるようになった。

 そして今日は魔力量の確認。

 検査するのは葵のみ。

 理由はAだった魔力量がCにまで降下するという前代未聞の状態にある。

 恐らく京都での戦闘で魔力回路を酷使しすぎたようで回路が焼き切れたのではといわれた。

 魔力量がCだとヤクモの顕現ができないし神撃之矢は扱えない。

 理由は必要魔力量が足りないから。

 「えーっと魔力量の結果ですが、Cですね。こればっかりは経過を見ていくしかないので」

 「そうですか。ありがとうございます」

 担当員の女性スタッフにお礼を言って教室へと戻ると心配した顔が二つ並んでいた。

 「どうだった?」

 「芳しくない感じでしょうか?」

 「まぁ変わらずってとこ。気長に観るしかないっぽいね」

 葵が席に着くと教室の扉が開きレイ教授が入ってくる。

 「全員いるな。葵、結果は聞いている。残念だったな」

 「はい。でも頑張ってみます」

 「イイ心がけだ。さて授業に」

 ドカーン!!!!

 凄まじい爆発音が学校中に響きわたる。

 「なに!」

 エレンが立つ上がると同時に再度爆発音がする。

 「今度は別の場所です」

 「お前たちすぐに特別クラスの教室に迎え、道中気をつけろ。私は二学年と三学年を呼びに行く」

 レイ教授はっ教室の扉を開けて走り去る。

 葵とエレンそしてカーラは共に教室を出て指示された教室へと向かう。

 教室へと向かってる途中三度目の爆発が起きる。

 なんとか教室に到着し中で待機していると二学年と三学年、そしてレイ教授が教室へと入ってくる。

 「全員いるな。状況が判明するまでここで待機だ。私は状況の確認へ行ってくる」

 レイ教授は扉を開けて廊下を走っていく。

 約2週間ぶりに特別クラスの全員が集合させられた。


To be continued.

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