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アカギ戦記  作者: 饅頭
二章【魔法学園バーミンガム】

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ヴィレッチ国立魔法大学院

 2023年4月4日9時00分。

 ヴィレッチ国立魔法大学院、特別クラス。

 特別クラスに入学するのにはいくつかの条件などがある。

 一般からこのクラスに入るには魔力量がA以上ないと入れない。

 次に既に魔法を扱えること。

 そして選抜試験に合格すること。

 これら三つが特別クラスへの編入条件である。

 それ以外だとPSAからの入学は特別クラスへとなる。

 又は学長からの直筆の推薦状があれば特別クラスとして入学が可能である。

 通常魔法学園は6年間の在籍で卒業試験への資格を得るが、特別クラスは3年間の在籍で卒業試験へ挑むことができる。

 そして特別クラスは人数が少ない為全学年が一つの教室にまとめられている。

 葵とエレンはそれぞれの指定された席についていると教室の扉が開きやや白髪の混じった50代くらいのオジサンが入室する。

 「おはよう諸君。号令はなしでいく」

 男は教壇に立って教室を見渡す。

 一人一人の顔を確認すると出席簿を取り出す。

 「出席をとる。呼ばれたら手を上げろ。まずは今年入学した赤城葵。エレン・ウォーカー。カーラ・ベロナロ。以上三名だ。後は二学年がエヴァ・スターク。グラン・シルバート。以上二名。三学年のロゼ・ローズ。以上一名だ。まず新たに入学した三名には階位を与えられる。階位とは魔術協会が管理する施設へ入る際に必要になるものだ。三名に与えるのは【下級】だ。っと紹介が遅れたな。私はレイ・ミケルセン、君達特別クラスの担任だ」

 レイは軽く一礼し出席簿を閉じる。

 「今回の新入生はPSAより二名。これは三年くらいに一度くるから説明はいらないな。それと聖典教会より交流とのことで一名が来ている。この学園内にいるときは全員が平等である。所属国籍関係なしに平等である。他に説明していないことはないかな」

 ロゼ・ローズと呼ばれた女子生徒がお手本のような手を上げる。

 「ミスター。聖典教会からは階位がわからないかもしれません。説明を」

 「あぁそうだな。ありがとうミスロゼ。先ほど君達三名に与えた階位。それは二年時の試験を受けると一つ上がる。三年時末に卒業試験を行う。そこで更に一つ上がる。その卒業試験に不合格、あるいは二年時の試験に不合格のまま三年時末に突入すると階位はあがらないし卒業もできない。在籍扱いになる。もしそのまま2年過ぎた場合階位取り消し。魔術協会の管理する施設の敷居はまたげなくなる。つまり再入学しなければならない。もちろんその場合は通常のクラスでだがな。本来6年間の在籍を推奨しているのを3年で済まそうとする。ある程度ハードになるから覚悟をしておけ。他に分からないことがあればその都度質問してくれ」

 レイが腕時計をちらりと見る。

 「特別クラスの入学式及び始業式を以上とする。新入生三名は東棟の2階、第4教室で今日は基礎授業を受けてきてくれ。必修科目になるからな。あぁ一般の生徒はいないぞ。二学年は試験に向けて自習だ。三学年は必修を受けてきてくれ。以上だ」


To be continued.

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