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アカギ戦記  作者: 饅頭
二章【魔法学園バーミンガム】
49/130

ロンドン

 4月1日12時55分頃、羽田空港。

 あおいは飛行機の待合室で自分のフライト時間を待っていた。

 態々自分の出立を見送りに来るような友人はいない。

 公安を目指すうえで不必要な交流は全て絶ってきた。

 葵は葛城庄司かつらぎ しょうじの推薦と先刻の京都百鬼夜行での功績により4月からイギリスにある魔法学園に入学することになっている。

 石戸の長距離移動で学園まで一瞬で行けるが緊急でもないのに法に触れるようなことはできないとのことで飛行機で一人向かうことになった。

 葛城を殺した九条くじょうという女性の所在も逃亡した蘆屋あしやの所在も現在は不明とのことだ。

 二名の所在を探すよりも厄災やくさい顕現けんげんさせてしまったことへの対処に組織は追われているとのことらしい。

 スマホがメールの着信を知らせる音が鳴る。

 葵がスマホを開くと差出人は氷室だった。

差出人:Arisa99@gmail.com

件名:赤城 葵 二等兵

本文:氷室だ。

   忙しくて見送れず申し訳ないと思っている。

   色々と手続きが多くてな、既に葵のことはイギリスの第十部隊には通達している。

   ロンドン到着後の案内を第十部隊の人間がしてれるそうだ。

   落ち着いたら連絡してくれ。

 メールを読み終え氷室宛にメールを確認したという旨とお礼の文を送りスマホを閉じて立ち上がる。

 「もう少しで飛行機の時間ね」

 葵は搭乗口へと急ぐ。

 

 13時15分。

 予定通り飛行機はロンドンへ向けて飛び立つ。

 到着予定時刻は19時55分。

 葵は自前のアイマスクをして眠りにつく。


 間もなくしてロンドンのヒースロー空港へと飛行機は着陸する。

 

To be continued.

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