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帰ってくるのも日常的!!

拝啓皆々様。

初めての方も、おひさしぶりの方もお元気でしょうか?

佐々木十夜です。

なんやかんや色々あって、この物語が戻ってくるのは嬉しいことで…


「やっぱり、パンツは見えたらダメなんだよ」


また、くだらない日常で楽しんでもらえたら幸いです。

そもそもこの物語がどんな内容かわからない人は前作のボケとツッコミは日常的を暇つぶし程度に読んでもらえればわかると思います。

そして…


「でも、スカートの中が見える瞬間は捨てがたいわ!」


そして、この物語を理解した上で…


「馬鹿野郎!見えたら、待ってるのはきたないパンツだけだ!」

「全員が、きたないとは限らないわ!」

「いや、そんなはずない!」

「少なくてもわたしは…!!!!」


「ダァーーーーーー!!!!うるさいわ!」


静まり返る教室の中、先ほどまで口論していた、ツンツン髪が特徴な佐藤宏平とツインテールの少女宮本咲が十夜のことを見ていた。

「どうした十夜」

「いや、どうしたじゃなくてさ!ちゃんとこの物語始まる前に、今回はちゃんとナレーション読ませて、しっかりと始めようって話してたじゃん!?なんで、初っ端から前回と同じように2人で話してんの!?」

「十夜」

「なんだよ咲」

「ツッコミが長い!!」

「黙っとけ!今はそこが問題じゃねぇ!」

「そうだ!スカートの中は…」

「言わせねぇよ!ちょっと一回落ち着けお前ら!」

すでに疲労が溜まり始めた十夜は、最悪な事態になる前に2人の暴走を食い止める。

「とにかく、また、始めるにもグダグダで始まったら元も子もないだろ?」

鼻をほじりながら聞く2人に十夜は触れずに話を続ける。

「とにかく、次回はちゃんと突っ込んでやるから今回は、我慢してくれ」

宏平はその言葉にピクリと眉を動かす。

「十夜、随分見ない間に偉くなったもんだな」

「いや。あの」

続いて咲が一歩前に出る。

「十夜言っとくけど、私、まだ君のこと認めてないから」

「あ、なんだろう…デジャブかな?」

「十夜、言っとくけど俺はパンツは黒派だ」

「うん。知ってる。前も聞いた」

「バ◯ス」

「なんでいきなり滅びの呪文使ったの!?」

「目がーーーーー!!目がーーーー!」

「お前ら何がしたいんだよ!」

「そもそも、なんで毎回毎回十夜がナレーション読んでるのよ」

「そうだそうだ!」

「じゃんけんで決めたんだろ!」

「じゃ、じゃんけん!?」

「何を驚いてたの‼︎?」

「でも、本編でじゃんけんなんてしてないわ!」

「いや、そうだけど」

「つまり、してないと言えばしてないのよ!言ったもん勝ちね!!」

「クソ野郎かよ!」

「じゃあ、やろうぜ!じゃんけん!」

「おまえらな〜」

「私はグーを出すわ」

「なるほど、心理戦というわけだな!」

「なんで、そんなテンション高いの?」

「なら、俺もグーを出そう」

「なるほど、考えたわね」

「いや、絶対なんも考えてないだろ」

「行くわよ!最初はグー!じゃんけん!」


3人はポン!と言う掛け声のあと宏平からグー、咲もグー、十夜はパーを出した。

凍りつくその場の空気に十夜は苦笑いする。


「ば、バカな」

「この私が…負けた?」


何を言ってるんだと思いながら十夜はナレーションが書かれてる紙を持ち直す。


「まてよ!」

宏平は瞬時に十夜の方を掴む。

「なに?」

「なに、勝った気でいるんだ」

「勝ったんだよ!いい加減にしろてめぇら!」

「だって!!!!」

「だってじゃねぇ!!!!」


その時だった。ガン!っと音とともに黒い服をまとい片目に眼帯をつけた、かなり小柄な少女が、教室のドアから現れた。


「クックック!我が下僕よ!面白いことをしてるらしいな!」


彼女の名前は藍那、中学二年生の少女。

なぜ高校であるこの学校に彼女がいるのかは触れずに十夜はまた、面倒な奴が来たと思った。

次の瞬間、教室の窓を割って現れたのは黒髪の長い美女朝比奈だった。ちなみに彼女は、先生だ。

「なにしてるんだね?十夜くん!」

いや、それはこっちの台詞だと思いながら嫌な予感を感じ始める十夜。

そして再び今度は別の窓を割って2人の少女が現れる。

1人は肩くらいまである赤髪の少女菊池秋保。

もう1人は整った顔立ち、朝比奈と少し似てるが幼さがある黒髪ロングの少女北条瑞希だった。

「ちょっと!私たち、呼ばれてないんですけど?十夜!」

「そうですわ!この物語ヒロインを、呼ばないなんてどういうことですか十夜くん!」


十夜の頬を一筋の汗が流れる。


(や、やばい)


「困ってるようやな!十夜!」

この声は…

ゆっくりと振り返る十夜。

さっきまでいなかった、高校2年男子の唯一の先輩、桂太だった。

『十夜!』

みんなの声が十夜に集まる。

「もうだめだこりゃ」

十夜は呆然と窓から見える空を眺めた。

響き渡る、周りの声。

十夜は心の中でこう思う。

またこんな日々が始まるのか…っと



この物語はそんなへんな生徒や先生、色々な人達が繰り広げる、毎日がボケとツッコミで成り立っている日常の話。

全くと言っていいほど、戦いや涙の話はない。

だから、はじめに言っておこう。

ファンタジーを、求める人はこの時点で読むのをやめた方がいい。

これから始まる物語ただの日常。

暇つぶし程度に見てほしい、知ってほしい物語。


ボケとツッコミは日常的!リターン!?


スタート!!!


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