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登場人物紹介　①　救世主・ヘルツ

伊吹　純香（いぶき　あやか・２１）

　東都大学工学部特殊機械科の３年生。カインがつくった救世主、エノク。

　コンピュータに関しては、天才的と言ってもいいほどで、浅井からも一目置かれている。

　浅井のことを慕っているが、よく苗字の読み方を「あさい」と間違える。（正確には、あざい）

　肉がかなり好きで、あまり野菜は食べないらしい。

　由来は、新世紀エヴァンゲリオンの「伊吹マヤ」と政治家で元首相の「小泉純一郎」から。

　エノクの由来は、カインの子「エノク」から。

南木　千早（みなぎ　ちはや・２１）

　東都大学工学部特殊機械科の３年生。ノアがつくった救世主、ヤペテ。

　一人称は「ボク」で、いわゆるボク少女である。

　伊吹には、劣るもののコンピュータに関する能力は高い。

　伊吹とは逆で、肉は食べられないわけではないが、あまり食べない。

　由来は、楠木正成（南北朝時代の武将）と千早城（楠木正成の居城）から。

　ヤペテの由来は、ノアの子「ヤペテ」から。

カイン

　ヘルツの管理者。アダムとリリスの息子。

　約１５０億年前に、ノアと共にエデンを裏切り滅ぼした。

　神に等しいほどの力を持つ。これは、アダムの血を受け継いだためと思われる。

　アダム・イヴ・アベルから恨まれている。特に、アベルとの関係が悪い。

　由来は、旧約聖書に登場するアダムの子、「カイン」から。

ノア

　ヘルツの管理者。リリスの夫でもある。

　約１５０年前、もともとアダムらエデンの上級幹部の野望に反発していたが、カインの裏切りがきっかけとなり、エデンを裏切り、カインと協力した。

　カインをひたすらサポートしている。

　由来は、旧約聖書に登場する「ノア」から。（ノアの方舟の「ノア」です）