五つ星
いつかは消えてしまう虹に
たった一つだけ 願いを縫いつけた
あなたと歩いた想い出も
永遠だなんてこと 言い切れないのかな
気づけば振り返ることさえ忘れていた
いいことばかりじゃ きっとなかったね
踏み出したときには 想像もできなかった
眩しいくらいに 夢みたいな景色
大好きだよ もしも道が別れたとしても
あなたの幸せを願い続けるよ
一つだけ わたしの願いが許されるなら
あなたと この光を分かち合っていたい
閉じ込めきれずに こぼれ落ちた
ごちゃ混ぜの感情を 掬い上げてくれた
隣で 言葉も持たないままで
寄り添っていてくれた それだけのことが
どんなに苦しいことも かまいやしないと
根拠もないのに思わせてくれたね
銀色の雫を 細い指で拭って
眩しいくらいに 夢みたいな奇跡
違う場所で 違う道を歩いてきたのに
それすら こんなにも分かち合えるから
いつの日か 一緒に重ねるこの時間を
「懐かしいね」って笑い合えたら
いいことも やなことも 全部ひっくるめて
金色の夕陽に 涙を隠して
大好きだよ もしも道が別れたとしても
あなたの幸せを願い続けるよ
一つだけ わたしの想いが許されるなら
あなたと この光を分かち合っていたい
いつかは消えてしまう虹に
たった一つだけ 願いを縫いつけた






