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流れ星 しょうもな度☆4
しょうもなっ
流れ星は、ずっと宇宙を旅をしていた。誰かの願い事をただ聞きながら、色々なものを見て、感じてきた。でもあまりに遠い場所にいるから、聞こえた声に応えてあげることは出来なかった。でも流れ星はいつも心の中で応えていた。
ある時どこかで誰かが言った。
「宇宙人がいたらいいのに」
流れ星は心の中で言った。
「宇宙人はいるよ。出会えるといいね」
またある時辺境の地で誰かが言った。
「お金持ちになって豪遊したい!!」
流れ星は言った。
「努力すればいずれ叶うよ」
またまたある時、誰かが流れ星に向かって叫んだ。
「僕の言うことをなんでも聞いてくれて優しくて養ってくれる彼女が欲しい!!!!!!」
すると流れ星は今度は声を出して言いました。
「そんなやついるわけないだろ!!いい加減にしろ!!夢見んな!!!!」