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贈り物

ミツキさんを追って門へ向かう道すがらリリィにさっき購入した物を渡そうと思い声をかけた。


「そうだ、リリィに渡したいものがあるんだよ」

「私にですか?」


リリィは純粋に驚いているようだった。


「これなんだけど」

「指輪ですか?私に?からかってるんですか?」


怒っていた。とても怒っていた。なんでなのかはわからないが。

こんなに怒っているには祖父母の家を出て王都に行く直前にリリィの学費を渡したと打ち明けた時くらいだ。


「ごめんリリィ。お兄ちゃんは何かリリィの嫌なことをしてしまったかい?」

「いや別に嫌というわけではないですが、この高価そうな指輪は普通はこ、恋人..に贈るようなものではないでしょうか!」


ああ、なるほど。そういえばそんな見た目をしている。

僕はこれを装備品としか見ていなかったので全く気にしていなかった。

リリィが怒るわけだ、これでは完全に僕と結婚ができないリリィをからかっているようにしか見えない。


「ごめん。そんな意図はなかったんだ。それは反魂の指輪といって、「一度だけ身につけた者が死んだことをなかったことにする」という効果を持っているんだよ」

「えっ」


リリィは絶句していた。

それもそうだろう。こんな効果を持つ指輪が半端な値段ではないという事もそうだろうが、死んだことを無かったことにする。これは生き物の命の理を無視しているという事だ。


「そんなものを私に....ですか?」

「うん。いくら僕が守るとはいっても万が一があるからね」

「そ、そいいうこととは知らずに、申し訳ありません!!!」

「いいんだよ。説明もせずにこんなものを渡した僕が悪いからね」


リリィはまだ少し申し訳なさそうにしながらも指輪を右手の中指にはめた。

僕はそれを見て「似合っているね」と言ってから


「さ、ミツキさんたちの所に行こうか」


と言って再度歩き出した。

___________________________________

門に着くとそこにはミツキさんを含め、今回の討伐メンバーがもう集まっていた。

今回はリリィを含めて6人だ。

前衛は

大楯のジュウゴ

シーフのアルテ

中衛は

指揮の僕

後衛は

治癒士のミツキさん

魔導士のアルベルト

である。

リリィにはミツキさんについてもらう。

僕とリリィがみんなの所へ行くと、まずミツキさんがまだ少しぎこちない様子で話しかけてきてくれる。


「レキ君たちが最後でもうみんな揃ってるよ」

「すみません、少し遅れてしまいました」


僕がそういうとミツキさんはリリィの指にはまっている指輪を一瞬見てなんなんなのかを理解したようで驚きながらも納得したような顔をしていた。

僕とミツキさんがそんなやり取りをしていると他の皆も僕に気が付いたようでこっちに集まってきた。

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