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女神と魔王が何故か転生した私に絡んでくるんです…  作者: 蔵ノ宮 辰秋
いざ賢者の元へ!
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それはお約束?それともフラグですか?

どうもこんばんは!深夜投稿です!職場の同僚にポケ〇ンバトルを挑まれまして、残りお互い1匹で、体力も少ないくらいのいい勝負をしまして、結局負けてしまいました、無念!それで鍛えたりしてました。そんな事をしていると、リア友から更新しろ!って言われてしまい、休憩時間とかを使いつつ書きました!そして深夜になりました!(笑)


#50 それはお約束?それともフラグですか?


前回に、魔王さんに聞きたいことや、疑問に思った事を訊ねてみてから数日後、リク達が泊まっている宿屋に突如光の柱が出てきて、メルティアちゃんが、神が降臨するかの様に現れた。


「リクちゃん、シュリさん、ただいま戻りました。後、コレは天界のお土産屋さんで買ったお菓子と、女神さんが2人に似合うだろうと、選んでくれたパジャマです」


リクちゃんは、ご主人様を出迎える犬の様に、私に近寄ってくる。


「おかえりなさい!メルティアちゃん!美味しそ〜後で食べようね?どんなパジャマだろ?楽しみ〜」


「有名洋菓子店の高級品らしくてね、きっと美味しいよ、パジャマの方は魔王さんの着てる色違いの物らしいから大丈夫だと思うよ」


「ルリから色々話は聞いた、天界では色々大変だったそうじゃないか、ただ遊んで来たという訳じゃあないんだろ? 」


――ふと思い返してみる。超神様(スーパーゴッド)の話を聞いて、魔王さんの部屋から脱走して、ちーたんの友達のみよきちに拾われて、皆とクリスマスパーティーして、みよきち宅でダラダラとした生活を送って、女神さん達と正月を過ごした。あれ?もしかして私……ただ遊んでただけかな?


うーんと悩んでいると、シュリさんが心配する様に。


「メルティア?急にどうした?まだ疲れが残っているのか?」


「いえ、身体の方は別に大丈夫です。むしろ鈍っている気がしなくもない様な、感じも……するのかもしれませんね?」


私の曖昧な物言いにシュリさんは半ギレ状態で。


「本当にどうした!? はっきりしないか!」


そして私は、しどろもどろに成りつつ、恐る恐る口を開いた。


「正直に言いますと、天界ではほぼ……いえ、9割方、ぐーたら生活しておりました」


それを聞いたシュリは完全にブチ切れた!!


「メルティアァァァァァァァァァァァァァァァッ!!お前と言う奴は!私の心配や、労いの言葉を返せ!」


すると?「ヴォン」という無機質な音が鳴ったと思ったら、シュリの直ぐ傍に魔法陣が現れた瞬間!


「我が愛しの妹のシュリよ! カッコイイお兄ちゃんが助けに来たぞ! 敵は何処だ!」


急に現れたシスコン変態ナルシストに、先程まで怒っていた事も忘れるくらい、動揺しながら驚く。


「あっ兄上?!どうしてここに!?」


「違う!お兄ちゃんと呼べと、何度も言っているであろう?」


「お兄ちゃん……ごめんなさい」


「ぐはっ……ぬぅあうち! 生妹の、生お兄ちゃんは、最高に……良い!!」


急に現れたシスコン変態ナルシストに驚きもせずに気が付いたリクは、飛びっきりの笑顔で。


「あーシュリさんのお兄ちゃん!」


「ぐふぅぬっあがぁ!はぁ……はぁ……ぬぅ〜……リクちゃんは相変わらず殺人レベルで妹力(いもりょく)が高い!君がもし実妹ならば、私は生きていないであろう……な?」


「そんな事はどうでもいいのですが、しかしお兄ちゃん、何故いきなり現れたのでしょう? 後、敵は何処だ! と仰っていましたが?」


--私は思った。お兄ちゃん召喚の発動条件が分かりません!!


「愛する妹がピンチの時に助けに来れぬ者等、真のお兄ちゃんに(あら)ず!!愛の力だ!シュリと私の!」


その言葉にシュリもリクも黙ってしまう。腰に差している不思議な形の剣を擦りながらサイファ(シュリのお兄ちゃん)は思う。


--この者と契約して、我が愛しの妹のシュリが、何時に居ても助けに行く事が出来るスキルを付与したが、生死の危機感や強者との戦いに巻き込まれそうな時に発動すると聞いた。今の様な状況ではとてもじゃないが、条件は満たしてはいないと思う。


『あらぁ〜分からないかしらぁ〜ん?』


サイファの腰に差している剣が色っぽい声で喋りだした、サイファだけに聞こえるように。


「分かるものか……説明しろ!エルリアーレ」


『貴方の可愛い妹ちゃんはねぇ〜多分、あの金髪の不思議なメイド服を着ている女の子と、戦闘をしようとしたのよぉ〜ん』


「ん?メルティアちゃんにか!?」


『メルティアというのね……彼女は危険な存在よぉ〜ん』


「何を言っている?我が愛しの妹のシュリの方が強い!馬鹿な事を言うな!城内最強だぞ!」


『まぁ、見た感じならそうよね……だって彼女、私の様な存在と〜二柱も契約しているんだもの……ふふっ』


瞳孔が開き、有り得ない!という様な表情をしながら。


「なんだって?!私はお前だけでも魔力量がギリギリいっぱいなのに!」


(わたくし)の言葉が信用出来ないなら、直接本人に聞いてみるといいわぁ〜ん』


「ふんっ……そうさせてもらう! メルティアちゃん!ちょっと良いかな?」


不意に声をかけられ驚いて、警戒心が溢れ出す


「へ?!何でしょうか!?」


「そんなに警戒しなくてもいい、君は輪天武神(りんてんぶしん)と契約しているのかい?」


「りんてんぶしん? それはいったい何でしょうか?」


『メル、それは私の事よ……』


『ウチもそうなんよ〜説明しとらんかったな〜ゴメンな?』


「ルナージュさん、シュレヴィラさん……というか、輪天武神って何ですか?」


そう聞くと、ルナージュさんが真面目に淡々と説明を始めた。


『昔のある国の人間達が、6柱の神を特殊な武器に封じ込めた……しかし私達の力は強大で、とてもじゃないが、普通の人間では手に持つ事さえ困難であった。使えないのなら意味が無い、ならば他の国の輩に取られるくらいなら、厳重に封印すれば良いという判断になった。そして私達は魔力量の多い特別な人間、王や勇者に封印を解かれ、戦争の道具や魔王の討伐等に使われてきた、それ等の用が済めば封印され、今まで使われて来たのよ。そうよね?エルリアーレ』


『ふふっ……そうね、懐かしいわねぇ〜何度も殺し合いをしたものだわぁ〜ん、んふ』


『エル姉さんやん!懐かしいなぁ〜相変わらずその喋り方なんやな?』


『シュレヴィラちゃんだって、変よ?何だったかしら、関西弁というのだったかしらぁ〜?』


『せやでー元彼というか、元の主が関西弁やってな?移ってしもうて』


「それで……シュリさんのお兄ちゃん? 質問の答えですが、契約してます」


と言うと、案の定シスコン変態騎士は、お兄ちゃんと言う言葉を噛み締める様に悶える。


「んぐぅっぬぁうちっ!! メルティアちゃんのお兄ちゃんという言い方もやはり……良い!!ちょっと戸惑っている感じは義妹感が出て、私の細胞が萌え悶るぞ!!ごほん、無論先程のルナージュ様の会話で二柱を契約している事は解った」


「そうですか?なら良いのですが……」


するとサイファは目を細め、メルティアを見詰めながら、何時になく真面目な声でこう言った。


「メルティアちゃん、君は強いのかい? 見た感じでは強い様には思わない、どうなんだい? シュリよりも強かったりするのかな?」


「シュリさんとは1回戦って、勝ちました。それ以降は1度も立ち合ってません」


「ほほぉう……シュリにまぐれとはいえ、1度勝ったのだな? ならばその力私に見せてもらおうか!」


「兄……お兄ちゃん!メルティアはまぐれで私に勝ってなどいない! 無手での勝負であったが本気だった! しかも手加減されてしまう程、力の差は歴然だった……」


「何とっ………シュリ!それは本当か!?いや……その顔は本当の様だな、ますます手合わせをしてみたくなった、メルティアちゃん! 違うな、メルティア殿!妹の敵討ちをさせてほしい!どうだろうか?」


うーん、と悩んでいると?ルナージュさんが弱々しく呟くように。


『 私……エルリアーレとちょっとした因縁が有るのよ、ずっと負けっぱなしでね、ギャフンと言わせたいのよ……ダメかしら?』


「分かりました。そこまで仰るなら一緒にやりましょう、戦います」


『ありがとう……嬉しいわ、ねぇメル?私と本契約してみる?』


「え? どういう事ですか?」


『私の真名(まな)は教えてないわよね?』


「そういえばそうですね? それと何か関係が?」


『今の状態は仮契約なのよ、主に真名を伝えて契約する事により、今よりもずっと私との繋がりが強固になり、強くなれるわ……曲がりなりにも彼女は私と同じ輪天武神、仮契約じゃ心許無いわ』


私は微笑みながら、こう言った。


「良いですよ、しましょう……本契約」


『え?良いの?本契約したら最後、私と貴女は死ぬまで一緒よ?やっぱ無理〜は出来ないのよ?』


「はい、これも何かの縁でしょうからね、何か有っても、不満を言うだけにしますよ、ルナージュさん?」


『じゃあするわよ……我、(いにしえ)の宝具なり、この者を主とし、死が訪れるる時まで盟約を交わさん!我が名は、クリムゾン·ジーグリッド·リィデア·ヴァーミリオン……それとこれからも、ルナージュって呼んでね?』


そしてサイファとエルリアーレは、本契約を交わす2人を見つめながから、闘争本能を掻き立てていた。



『え? 何ですか? これ、なになに……Twitterの方であとがきに出して欲しいキャラを投票してもらって、結果が分かったから渡しにきたと、なるほど〜それで、1位が同じ票数(投票者数2名)だった為、2人を出して欲しいと、じゃあゲストの方どうぞ!』


「ここは何処だ!お前さんは誰だよ!」


『私はこの小説の作者の、蔵ノ宮辰秋です』


「ガハハハッ!本編書いた後に良くこんな物を書こうとしたな?」


『また後で出そうとした時に、別キャラじゃん!と、言われないようにする為ですよ?アンドレさん』


『なるほどな……それと俺様に投票してくれた物好きがいるらしいな!ありがとよ!ガハハハッ!』


「ルーニャです」


「ルーシェです」


「ルーチェです」


【3人合わせて、ルー×3姉妹です!】


「ふっ……決まったわね」


「決めポーズもバッチリです」


「流石!!お姉ちゃん」


『あのぉ〜御3方?小説なので、決めポーズしても描写は無いので、読者には分かりませんよ?』


「御3方って言うな!」


「そうだ!そうだ!」


「私達にはちゃんと名前があるんですからね!」


はぁ……面倒だな


『ルーニャさん、ルーシェさん、ルーチェさん、可愛いポーズをとっても意味がないですよ?後、投票して頂いた方に対して何か言葉をお願いします』


「私に投票してくれてありがとう!女の子なら、今度家に泊まりに来ても良いわよ、私達三姉妹が歓迎するよ」


「違いますよね? 私に投票してくれたんですよね?私が1番胸が大っきいし、後、投票してくれてありがとうございます!」


「何を言っているのです?貧乳こそ正義……1番お胸の小さい私に投票してくれたに違いありません!ありがとうなのです」


そして、三姉妹が1票を取り合う様に、喧嘩を始めるのであった。


※ルー×3姉妹に若干キャラ付けしてみました

因みに、

わよ←とか言ってたのがルーニャ

敬語で喋っていたのがルーシェ

語尾にです←を付けて貧乳こそ正義と言ってたのが

ルーチェです。

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異世界転生 ギャグ 百合 変態 TS
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