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女神と魔王が何故か転生した私に絡んでくるんです…  作者: 蔵ノ宮 辰秋
いざ賢者の元へ!
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魔物?いいえ違います、普通の女の子です。

どうもこんばんは!おはようございます?

週2で投稿出来たら良いなと思ってます。



#45 魔物?いいえ違います、普通の女の子です。



ご飯を食べながら、近況報告が終わって、そろそろお会計でもしようかな〜と思っていると……勢い良く、「バン!」と扉が開いて慌てた様子で店に入ってきた!


「おい!お前ら!!街の中に魔物が出たんだ!男は町長の所に至急集まってくれ!」


そして、それを聞いた私達はと言うと?


「え?魔物さんが本当に出たんですか?(もぐもぐ)」


ほっぺを膨らませながら可愛くパンを食べるリクちゃん。


「ん?メルティア?お前があの建物を消滅させたんだよな?(ごくごく)」


流し込むように、美容に良いと言われる野菜ジュースを飲み干しながら聞いてくるシュリさん。


「その筈ですが……まぁコレで私もコソコソ隠れなくて良くなるので助かりました。魔物様々ですね、後は町の方が討伐してくれたら真実は闇の中ですね……あははは」


「メルティアちゃんが黒いです……」


「メルティアも初期より大分キャラ崩壊してきたよな……人間味が出てきたのはいい事だがな」



☆……………………町民side…………………………☆



魔物が発見され、町長は男達に戦闘の準備をさせ、魔物との戦いに向け準備していた。


「町長!やっぱり隠れてやがりましたね?」


「そうじゃの……しかし奴は何処から現れおった……」


「それが……町のど真ん中で、欠伸(あくび)して丸まってやがったんです!」


「なんじゃと?!それは(まこと)か?」


「はい!間違いないです!それと誰かを待っているようで、今の所は周りに危害を加える様子はなく、大人しくしてます」


「して、魔物はどの様な姿をしておるんじゃ?」


「私が報告致します、巨大な猫の様な魔物です。色は紫に近い赤とでも言うんでしょうか?その様な不思議な色をしてまして、時折、お姉様は何処に行ったの〜?と言っているそうです」


「巨大な猫か……しかしその様な魔物は今まで聞いた事もないのう、人の言葉を解する魔物は、だいたいが高位の魔物と決まっておる!して、お前さんはその魔物から直接聴いた訳では無いのか?」


「はい!その言葉は女性にしか……いえ、清い女性にしか聴こえないそうで、町の既婚や彼氏等いる女性には聞き取れない様です」


「それにも意味が有るのか分からんの……意図を確かめる為に町の女性を魔物の前に行かせるのも危険じゃし……」


男達は全員頭を抱えて悩み始めた。



☆…………………メルティアside……………………☆



急に私の頭の中に響く声がしてきた……


『お姉様……何処に行ったの?』


「お姉様?何処?」


「おい、私はメルティアのお姉様じゃないぞ?まぁお前がどうしてもと言うなら妹にしてやっても良いぞ?」


「いえ、すいません……頭の中に声が響いて来たんですよ、可愛らしい女の子の声が……」


「メルティアちゃん!頭大丈夫ですか!?女神さんに毒されて来たんですか?!」


私がリクちゃんに返事を返そうとしたら……


『お姉様〜何処ですか〜ウチ、広場の真ん中に居るんやけど?はよぉ〜来て〜』


リクちゃんとシュリさんがいきなりビク付いて


「ひゃっ?!」「おぅ?!」


「メルティアちゃん……」


「メルティア………」


「もしかしなくても……」


「さっきの声か?」


「ええ、何でしょうね?……って!どうしたんですか?!ルナージュさん!」


先程から大人しくしてるなーと思ってたら、カタカタ揺れてました。(現代なら心霊現象だ……)


『メル……どうやら妹が、私を探しにこの街に来てるわ〜物凄〜く会いたくないわ……』


「行かないと、余計に面倒な事になりそうです!どんな感じの子でしょうか」


いつになくキリッとして言うリクちゃん。


「家族なんだろ?私も兄とは金輪際会いたくないと思うが、きっと会えなくなると寂しくはなると思う……だから、呼ばれているなら行け」


少し照れたように言うシュリさん。


「何かあれば、ちゃんとフォローしますので、行きましょう?」


できる限りの優しさを込めて言う私。


『はいはい……分かりました、行けば良いんでしょ?メルが優しく言ってくれてる時に行った方が良いわよね……怒ると怖いし』


という流れがあり、3人と1本でルナージュさんの妹にお会計を済ませて会いに行くのであった。





お疲れ様でした!如何でしたでしょうか?

新キャラを出します本格的には次回参戦ですね

今後ともよろしくお願いします。(*- -)(*_ _)ペコリ

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