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女神と魔王が何故か転生した私に絡んでくるんです…  作者: 蔵ノ宮 辰秋
いざ賢者の元へ!
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悪とは何か?善とは……

はーい!!久しぶりの更新です!蔵ノ宮辰秋です!

待ってた人も、待って無かった人も、どうでも良かった人もお久しぶりです!久しぶりに書くとこんな感じだっけ?という感じです(笑)少しでもクスッと笑って貰えれば嬉しいです!


後、一番下に御楽しみがあります!(エロ注意)

苦手な方はごめんなさい!


# 44 悪とは何か?善とは………



港町の門番との戦闘(一方的な暴力)の末に、建物ごと破壊したメルティアは、何も無かったかのようにその場を離れる。幸い、周りには町民は居らず、大した騒ぎにもならずに済んだ。しかし建物が丸々1つ消えた事で、次第に町民達が集まって来たのだ。そしてメルティアはそっと息を潜めて、物陰に隠れるのだった。


「おい!見てみろよ!あの税金泥棒達の住処が消えて無くなってんぞ!」


「あら?!本当ね!誰がこんな事を……まぁあの人達のやってた事は酷かったものね、きっと天罰があったのよ!」


「アイツらが来てから、税金や食い物や女達まで寄こせとか言ってやがったもんな……お前らは何処ぞの王様だよ!って言ってやりたかったぜ」


「お前さん達!コレはどうなっとるんじゃ?!」


「あぁ……町長じゃねぇーですか、俺らも今来てビックリしてたとこでして……」


「そうかのう……しかし一体誰がこんな事を……」


「町長、でもよ……港町の人間が、この結果は最も望でた事じゃ〜ありませんかね?」


「そうですよ!村長さん港町の皆がこの支配から抗おうと!自由を求めてたじゃありませんか!?」


大声で話していた為か、他の町民もゾロゾロ出てきて「そうだ!そうだ!」と町長さんに詰め寄って行く……


「儂も、自由を望んでおった……しかしこの様な形で解放されてもの〜……この町は何処の国にも味方せず、敵にもならず、一重に海を愛し、自由である事を思想して、生活しておった……奴らが来る前までは……の」


「なら!俺達は自由に出来るっ……」


「まだ話は終わっとらん!」


「ごめんなさい!」


「まず、今の段階で問題点があるのう……」


「町長さん、それはなんでしょうか?」


「まずは1つ目、建物ごと破壊した者がまだ、この町に潜んで居るという事。2つ目、その者の意図じゃ、どうしてこの様な事をしたのか?じゃ」


「そうですね……あの門番の方の目を潜り抜け、拠点を丸ごと破壊してしまうなんて、人間の仕業とは思えませんね……魔物のたぐいと想像する事が出来ますね……そう思うと怖いです」


「そうよね……魔物が居るかもなのに呑気に町なんて歩けないわね」


『メル〜魔物だって!魔物扱いされてるわよ?』


「仕方ないじゃないですか……というか、門番の方の戦闘能力は町民達は知っていた事に驚きです」


『それわ〜威勢の良い若者が、俺が勝ったらこの町を解放しろ!とか言った人間くらいいるんじゃない?』


「なるほどですね……しかし困りましたね、こんな大事になるとは思ってませんでした……はぁ」


『メルって面白いわね〜疫病神に愛されてるわね?』


「嬉しくないです!ふんっ」


「じゃあ取り敢えず、女や子供は家に入れて、男達で捜索する感じでいいかい?町長さん」


「ひとまずそれで良いじゃろう……魔物で有るなら言葉は通じんから討伐と考えるが、無理じゃな……今まであの門番にも勝てんかったのに、勝てる訳もない……じゃから発見次第、1度集まり作戦会議をするのじゃ!()いな?」


残った男達が「はい!」と声を上げて、魔物(メルティア)の捜索を開始するのだった。


「ちょっと!?魔物のルビがおかしいです!」


魔物(メル)?気にしないで……魔物(メルティア)捜索隊に見つかると大変よ?リクやシュリと合流して、ひとまず近況報告をするべきだわ〜』


「あの!わざとですか!ルナージュさんも、ルビの振り方間違えてるというか!私の呼称まで魔物(メル)にしないでください!!もう!」


という流れがあって、通信魔法で待ち合わせ場所を決めて合流しに行くのであった。


「メルティアちゃん!少しお久しぶり……かな?」


「リクちゃん!会いたかった!」


と、言いながら私は癒しであるリクちゃんを抱き締めた!


「にょわっ?!メルティアちゃん!?どうしたの?!」


そしてリクちゃんから離れた私は、咳払いをして、剣を握り締めながら


「心の癒しが欲しくて……ごめんね?この町の人は私の事を魔物って言うんです……ぐすん……後、この剣も……へし折って殺ろうかと思いました……」


『メル?!悪かったわ!謝るから許して頂戴!!ミシミシ言ってるから!折れちゃう〜!意識が遠のいていってるから!私、本当に逝っちゃうから!!』


笑顔で目は笑ってない顔でルナージュさんに問う


「本当ですか?もう言いませんか?」


『もう2度と!その様な事は申しません!!』


「分かりました……じゃあもし、言われた場合は貴女をベキベキにへし折ってから、マグマに浸けて、溶かしてから武具屋に売ります」


『はいぃ!!』


「メルティアはやる事がえげつないな……」


「でも魔物なんて言われたら、誰でも嫌だと思います!」


「確かにな……それでメルティア、賞金はどれくらい貰えた?」


「無いです……」


「はぁ?!無いってどういう事だ!」


「あの門番も、建物ごと全部綺麗に消したので、0です」


「そんなぁ……祝勝会、楽しみにしてたのに……」


「話は分かった……じゃあ質問を変えるが、どういう状況でアレ事消えた?」


「書類を書いてくれと言われて、書き終えて渡した途端に襲われたので、返り討ちにして、アレごと無くなりました」


「先に仕掛けられたのか……なるほど、他は何か言ってたか?」


「商品になってもらおうか?とか言ってましたね?そういえば、この国は人身売買の文化はあるのでしょうか?」


「なるほどな……そういう事か、じゃあ助けた彼女達も保護して無かったら売られてたんだな……そういう文化は、法的に則った上では可能だよ……しかし、無実の一般市民を売買するのは禁止されている」


「そうだったんですね……ありがとうございます」


「という事は、リクも罪を侵してしまったら、奴隷として売られる可能性が有ると言う事ですね……」


「まぁ……そうなるな、しかしリクは大丈夫だろ、悪い事は出来なさそうだ、むしろメルティアは物を破壊して、変な罪を着せられそうだがな?」


「ふぇ?!」


「じゃあ気をつけますよ?壊さない様に……」


という近況報告が終わり、宿屋で1泊してから、翌日から活動を開始しようと言う話で纏まったのである。





またもファンアート頂きました!

しかもまた女神さんです!大人気!そしてエロい!

挿絵(By みてみん)

はい!お疲れ様でした!前書きでも思ったのですが、久しぶりに文章を書くと、改めて難しいと思いますね……頭の中に話は出来てるけどそれを取り出して文字にする、という行為はなかなか大変です!そして私は気が付けば、10万文字以上書いていました。作文とか読書感想文が苦手だった人が良くかけたもんだと思います(笑)それではまた次回!お会いしましょう!


ファンアートは嬉しいですね!本当に感謝です!

完全版をお見せ出来ないのが残念で仕方ありません……ごめんなさい!

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異世界転生 ギャグ 百合 変態 TS
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