既視感?英語で言うとデジャビュ
こんばんは!取り敢えずポケモンは殿堂入りして、落ち着いたので執筆しました!皆さんは、最初誰を選びましたか?私は炎タイプを選びました!
次回からは、またいつものペースに戻るかもしれません!
# 43 既視感?英語で言うとデジャビュ
秘密の作戦会議?の様なものをしてから、門番をしていた男に警戒しつつ付いていく、そして彼は自然な感じで私に話しかけてきた。
「すみませんね、付いてきてもらって」
「いえ、大丈夫ですよ?報酬を貰うためですから」
「それもそうでしたね?いやぁ〜しかし、噂通りに強い方なんですね、エリザベート様は」
「はい!仲間として、とても心強い人です」
「エリザベート様がいれば、百人力でしょうね……
しかし君は、不思議な格好をしているね?その剣も不思議な形をしている…」
「城下で買った装備なんですよ……値引きして頂きましてね?この剣は、塔での修行中に見つけまして」
「ほう……塔と言うと、紅き月の塔か……剣が有るなんて情報は知らなかったな、勇者に纏わる塔だというのは聞いた事が有るが……まさか!?勇者の剣?!」
「違いますよ?だって、本……」
『ちょっとメル!?私から直接聞いたなんて言ったら、特別な剣=勇者の剣と言ってるものじゃない!』
「どうかしたのか?」
「いえ、本……本というか書物で調べたのですが、この剣は特別な物じゃ無いみたいでした」
「そうなのか?」
「しかし、なんの変哲も無い剣だったので残念です」
『嘘だと思っても、残念と言われるのは辛いわね……』
「なるほどな……じゃあ今から書類を準備するから、そこに座って待っていてくれ」
『今の所、何も仕掛けて来ないわね……つまらないわ〜』
「あの……フラグ立てるの止めません?絶対にこの後何かありますよね?」
『悪が欲しいのよ〜手が震えちゃうのよ〜手なんかないんだけど?どうなのよ?』
「はぁ……知りませんよ、アル中ですか?言うなら悪中?」
『それは良いわね!悪者中毒、略して悪中!』
「待たせたな、1人で何をブツブツ言ってたのだ?」
「賞金が手に入ったら、何に使おうか考えていたんですよ」
「もしかして初めてか?」
「はい!初めてなので、わくわくしてます」
「そうか……まぁそうだろうな?じゃあこの書類を書いてくれ」
それで、自分の名前や、どこで捕らえたとか詳しい状況等を記入していく……嘘を交えて、主にシュリさんが活躍したように。
「書けました」
「あぁ、確認する……ふむ書けているいるみたいだな……やはり、エリザベート様が活躍して捕らえたのだな?」
「はい、そこに書いている通りです」
「じゃあ……この金は、エリザベート様に渡して、君には商品になってもらおうか……お前ら!来い!」
「ルナージュさん、貴女がフラグ立てるから……隠れていた人の事も黙ってたでしょ?」
『だって〜メルならこの程度の潜伏なら気が付けるだろうし、問題なく倒せるでしょ〜?』
「貴様!誰と喋っている?!」
「この剣ですが?私は剣とお喋りしちゃう様な乙女なんですよ」
「巫山戯るな!明らかに会話していた、その剣なんだな!?奪ってやる!」
門番の男がメルティアに触れようとした瞬間!「ズドン!」と雷撃が襲った!
「ぐわぁ!」
「久しぶりですね、この機能が発動するのも……」
「隊長!貴様……何をした!」
「何もしてませんよ?言うならば、この防具に付与されたスキルでしょうか?」
「ぐっ……厄介な相手だ、隊長をお連れしろ!他の者はこの女を捕らえるぞ!生死は問わん!」
「「「「「はっ!」」」」」
「面倒ですね……あの魔法使えば、速攻で終わりそうですね?」
『ここ一帯を吹き飛ばすのね♪簡単で良いわね〜シュリとリクが避難させているから、コイツら以外居ないから、やっちゃいなさい!』
「ふっ…じゃあ遠慮なく」
☆………………リク、シュリside…………………☆
「ふぇ?!」
「リク、どうしたんだ?」
「そのですね?とてつもないくらいの魔力の奔流を感じまして、絶対にメルティアちゃんです……」
「私は魔力の事は点で分からんが、メルティアがはしゃいでいるのか?」
「はい……きっと、あの建物がマルっと消えますね……」
「相手もご愁傷さまだな…あんな化物を相手にするとは思ってなかっただろうな?」
「もうリクは慣れちゃいましたね……この状況になるのを、突っ込むのも面倒臭いです」
☆…………………メルティアside…………………☆
「我、勇を振るいて魔を屠る者なり…汝に裁きを与えん!ヒロイックジャッジメント!」
「「「「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」」
「凄い、デジャビュ感がありますね?」
『そうね〜でも、違う部分も有るわよ?』
「ん?何処ですか?」
『うーえ、部屋だった場所から、綺麗な野原になって綺麗になってるわ〜』
「確かに背景は変わってますね?それで、さっきの人達は全員、光になったんですか?」
『全員、悪から解放されて、光になって消えたわ〜しかし呆気ないわね……後、お金も回収出来てないわ?どうしましょ〜』
「まぁ……光になった事が確認出来たなら大丈夫です。それでお腹いっぱいになりました?」
『それはもう♪大満足よ!あの門番が何者で、どんな悪事を働いていたのかは気にはなったんだけどね?』
「なら良かったです、まぁやってしまったので、考えてもしょうがないです。取り敢えず騒ぎになる前に、リクちゃんとシュリさんと合流しましょう」
『ええ……そうねお金は貰えなかったけど、許してくれるわよね?』
――メルは素晴らしいわね……彼女は歴代の勇者の中でTOPの実力だわ〜コレで私の覚醒の時も近いわ、ふふ
お疲れ様でした!読んで頂きありがとうございます!まさか?!あとがきから読まれているとかありませんよね?!と、久しぶりに言ってみます(笑)
これからも読んで頂けると嬉しいです




