朝から…いつも道理じゃ…ない!?
前書き更新しました!それは、39話と40話を一緒にしたためです活動報告の方にも書きますので、お願いします!混乱される方がいらっしゃると思ったので…
新規でコチラを見られる方は↑の文章は気にしなくて良いので本編へとお進み下さい
# 39 朝からいつも道理じゃ…ない!?
4人?で女子会をしてその後、一緒にお風呂に入り、ベットの中で女子トークをしながら眠りについた…
「リクちゃん!シュリさん!起きて下さい!いいお天気ですよ」
「ん?……朝か?……って!?メルティアが私達より先に起きてるだと?!」
「騒がしいですね……また何か探しているんですか?」
「違うんだ!あの寝起きが悪い、惰眠貪り大魔神のメルティアが!私達よりも早く起きているんだよ!」
「ん?……ふぇっ?!本当だ!メルティアちゃんが起きてる!?今日は血の雨が降るんですかね?天変地異とか起きませんよね?!」
「確かにな……今日は細心の注意を払うべきだろう……リク!何か気づいた事があれば、直ぐに言うんだぞ?」
「分かりました!お互いに気をつけましょうね!」
「あの〜お二人さん?私ってそんなに酷いですか?」
「リク……残念な事に、自覚症状が無いらしい……」
「そんなぁ……メルティアちゃんが自分の残念さに気付いてしまったんですね……」
「そんなに思い詰める様な話なんですか?!昨日の仕返しなら甘んじて受けますが!」
「別に昨日の事は気にしていない、むしろコチラが悪いのだ、仕返しなんてとんでもない……」
「そうですよ?メルティアちゃんから朝の至福の時である惰眠を奪ってしまった…愛する睡眠を阻害してしまった……その罪は重い……ぐすん」
「いや……だからね?そんなに……そんなに……え?この状況どうすればいいんですか?」
『メルティアが殺気と魔力で2人を失神させたからだろ?アンタが悪い、自業自得だよ』
「ですよねぇ……でもこの状況をだらだら伸ばしたくないので助けて下さいルリちゃん……ダメ?」
「くっ……分かったよ!そんな顔すんな!おい!2人とも!正気に戻りやがれぇ!起きてんなら次の街に行って賢者所でも行けよ!こんな所でだらだらすんじゃねぇ!返事は!」
「「サー!イエッサー!」」
「メルティア!終わったぞ!ったく手間がかかる奴だ……」
「ありがとうございます!ルリちゃん!今度何かお礼しますね」
「俺は仕事が有るから通信切るぞ?まぁ何か考えとく」
「はい!お願いします」
しかし……リクちゃんとシュリさんに惰眠貪り大魔神という汚名を受け、返上せねばならない!これからは早寝早起きをしようと誓うメルティアだった。
「魔王さんが言ってた、賢者様に会いに行きましょう」
「えらく気合い入っているな?」
「そうですね?でもおじいちゃんに会えるかもしれないので、リクも早く行きたいです!」
「リクの祖父は賢者なのか?!」
「メルティアちゃんがステータス確認してくれた時に教えてくれたんです!」
「メルティア?それは本当なのか?」
「ええ、スキルの中に、古の賢者血筋というのが有りまして、間違いないと思います」
「聞いた時びっくりしちゃいました!おじいちゃんエルフなので生きてると思いますし」
「ヴァルガスとかいう魔族の奴が、混ざった血とか言っていたのはそういう事だったのか……」
「説明が遅くなってごめんなさい……」
「あの時は親玉の幹部に魔王まで来たから仕方ないさ」
「では話も一段落したので宿屋の店主にお礼を言って行きましょうか?」
部屋を出ようとした時……
『メル!!私を忘れてるわ!勇者が勇者の剣を忘れてる!!』
「ごめんなさい!今まで剣を持ち歩いて無かったので……後あんまり会話に入って来られないので」
『私の知らない事について入れる訳がないじゃないの!もうメルには忘れない様に5m以上私と離れると脳に信号が行く様にするわ……』
「痛くはないですよね?」
『ふふん!痛くは無いわ〜気付くまで脳に私の歌声が響き続けるわ!しかもハードロックよ!』
「それは嫌でも気づきますね……」
「はーどろっく?とは何だ?」
「リクも気になります!」
「ルナージュさん、どう説明しましょうか?」
『簡単よ……リクとシュリ?私から離れなさい』
2人は返事をしてから部屋を出て階段を降りる音がしたら…
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!何だコレは!?」
「耳が痛いですぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」
『どう?簡単でしょ?』
「そうですね……取り敢えず下に降りましょうか、リクちゃんとシュリさんが未知との遭遇で混乱しているでしょうからね?」
「耳が……おかしくなりそうだ……」
「ふわぁ……あの音がぁ……まだ頭の中で暴れてますぅ……」
「お2人には聞き慣れない音なので、きついでしょうね……」
そういう会話をしつつ宿屋の店主の元へ向かう
「店主さん長い間お世話になりました」
「いい宿であった温泉も気持ちよかった」
「ベッドがふかふかで気持ちよかったです、よく寝れました!」
「気にいって頂けたのなら良かったです!また良ければいらして下さい!夫婦共々お待ちしております!良い旅を、お気を付け下さいませ……」
「「「お世話になりました!行ってきます」」」
礼と感謝を告げて村を出て、シュリさんが調べてくれていた、賢者に会いに行くにあたっての道順は、港町に行くのが良いと、歩きながら教えてくれた。
道中では山賊に会って返り討ちして、根城に囚われていた人々(少女や猫耳の亜人やエルフの美女)を救出したり、グレイリザードの上位互換のグレイシーザフレイムリザードさんをルナージュさんで一刀両断したりと様々なイベントを囚われた人を守りながら進んでいった。
お疲れ様でした!まぁ…前書き更新したなら、後書きも変えなきゃ変ですよね?粗方の話は前書きでしたので、特に書くことはないのですが、読者の皆々様や世界中の人々様、インフルエンザという病気が流行っているらしいので、手洗いうがいや水分補給をされて下さい!