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女神と魔王が何故か転生した私に絡んでくるんです…  作者: 蔵ノ宮 辰秋
いざ賢者の元へ!
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2度寝がガチ寝になる時って有るよね?

こんばんは!蔵ノ宮です!6日連続投稿です!今まで初の試みです!あと宣伝になっちゃうんですが、先日10万文字を超えて、SD大賞というのに出せるらしいので応募してみました(笑)どうなるか分かりませんが…なので応援して頂けると嬉しいです!では本編へどうぞ!



# 38 2度寝がガチ寝になる時って有るよね?



「くんくん」朧気な意識の中でいい匂いがしてくる、お菓子と紅茶だろうか?ずっと寝ていたのでお腹が空いているのだろう……「くぅ〜……」と気の抜ける様な音が鳴り響く


「ふふ……メルティアちゃん、おはようございます」

 

「今朝は済まなかった……ゆっくり寝れたか?」


『メルったら呼んでも全然起きないんだもの……私を立て掛けたまま放置するし……やる事無くて、1人でしり取りとか悲しくなったわ……』


「おはようございます、こちらこそご迷惑お掛けしたみたいで、ごめんなさい……それと、ルナージュさん!何故しり取りをチョイスしたんですか?!悲しくなるのは、やる前から分かる事でしょ!?」


『そんな事言われてもね〜誰かさんが、朝から夕方まで惰眠を貪らなければな〜こんな虚しい事せずにすんだんだけど〜?』


「ぐぬぬ……」


「あの!質問いいですか?さっきからメルティアちゃんは誰と会話しているんです?」


「確かにそうだな、話している感じじゃ、女神様や魔王では無い様だ……結局の所、誰なんだ?」


「それは……」


『メル?私が説明するわ、折角メインメンバーになったのに、自己紹介まで主人公に取られたら……私の喋る勇者の剣というキャラクター性が無くなるわ〜分かった?』


「ではそう言う事なら……お願いします」


「声の主は、そこに無造作に置いてある剣なのか?」

「ほわぁ……流石勇者の剣ですね〜お喋り出来るなんて凄いです!」


『そちらのお嬢さん達!お聴きなさい!紅き月の塔に封印されし!一振でこの世の魔を屠る(くれない)の刃!名を……ルナージュ!以後お見知り置きを!と高らかに、そしてキメ顔で……って!顔無いんですけどねっ私!』


「メルティア?失礼だが塔に何も無かったのか?本当に、ルナージュという剣だけだったのか?」


「ちーたんというアホな天使に聞きまして、頂上に勇者の剣があると言われて、刺さってたのがルナージュさんです」


「メルティア……お前はまだ寝ぼけているのか?まず喋っていて、説明の最初からおかしい事に気づかないか?」


「メルティアちゃん!天使に会ったんですか?良いなぁ〜」


「うーん……ん?天使には会ったよ?」


「誰だ!メルティアをアホにした奴は!」


『メルっちも、そこの騎士も酷いわね……事実だからと言って、人様?……人じゃなくてアタシは天使だけど、アホ呼ばわりは流石に酷くね?』


「もしかしてアホな天使さんですか?」


『天使さんだけど〜アタシ泣いていい?何で初メンに、こんなにアホ呼ばわりされてんの?何か呼ばれた様な気がしたから、通信魔法で会話に参戦してみたらさ〜どうよ?ディスられてんじゃん……マジ意味わかんないんだけど』


「何だこのアホ丸出しな喋り方は……頭が痛い……」


『この騎士ぃ……アホって言った……2度もアホって言った!パピーにも言われた事ねぇーのに!』


「余程……君の父親は甘やかして育てたのだな?」


『ちょっとアンタ!何勝手に人の親を語っちゃってんの?人間の癖に何?天使の事をぐちゃぐちゃ言うなっつーの!』


「それはすまないな?天使様の事を人間風情が口を出すなど愚かな行為だった」


『全然申し訳なさそうに感じないんだけど〜何あいつ!』


『ねぇ〜え〜私の自己紹介とか完全に無かった事の様に流されてるわよね?そうよね?私なりの渾身のボケを水洗便所の様に軽くジャーって!』


「ルナージュさん……今は混ぜ返さないで下さい、ややこしくなります、空気です」


『私は無機物よ?空気になれる訳ないじゃない』


「そういう意味じゃなくてですね?空気を読んで頂きたいのですが?」


『読む?空気は英語でAIRでしょ?メル…私を馬鹿にし過ぎだわ〜こんなの簡単よ!』


「確かに正解ですが、そうではなくって!…」


『「ぷッあはははははははははは」』


「え?どうされたんですか?」


「いや何……メルティアとルナージュの会話が面白くてな?」


『そうね……メルっちとルー〇ュラの漫才が面白くて』


『天使……貴女はアホなの?私の名前また間違えてるわよ?というかメルは黙ってどうしたの?突っ込まないの?』


「ルナージュさんは素晴らしい剣だな……と思いましてね?偶然にしろこの場が収まりましたし」


『あら?急に褒められると照れてしまうわ、本当ね?どうしたのかしら?』


「やっぱり場を収めようと故意にやろうとした訳ではなく、天然でやったのですね?」


『何の事か分からないわね?取り敢えずお菓子と紅茶がさっきから気になっているのだけど?食べないのかしら?』


「頂きましょうか!メルティアちゃんの為にお菓子も買って来たんだよ?」


『えぇぇ!?良いなぁ〜アタシも食べたい!ココから出〜た〜い〜……メルっちとお茶したい!』


「ちーたんごめん!リクちゃんありがとう!と言うかルナージュさんって食べれるんですか?」


『直接は無理よ?でもメルと契約したから、貴女の食べた物ならちゃんと味わえるわ!因みに辛いもの苦手だから、あんまり食べないでね?』


「成る程……分かりました、因みに私は辛いもの大好きですよ?」


『その報告は嬉しくないわ……』


「じゃあ4人でお茶会だな、後ちーたんだったか?機会があれば、お菓子でも食べながら話そうじゃないか」


『ふん!アンタがど〜してもって言うなら同席してあげる!騎士の名前は何て言うのよ!教えなさい!あとそっちのロリっ子も名前聞いて無かったわね?』


「シュリだ宜しく頼む、どーしてもだよ?次の茶会にでも参加してくれ」


「リクはリクって言います、今度美味しいお菓子見つけておくね?」


『そこまで言うなら〜機会があったら参加したげるし!シュリにリクね……宜しく……ね?じゃあアタシは塔の仕事に戻るから!』


と嬉し恥ずかしそうに通信魔法が切れて、4人で仲良くお茶会を始めた、リクちゃんの買ってきてくれたお菓子は美味しくて、シュリさんの入れた紅茶は香りがよくとてもお菓子に合った。






お疲れ様でした!如何でしたか?少しでも笑って頂けると嬉しいです!2度寝って気持ちいいですよね〜ガチ寝になった時焦りますよね?今日は仕事だっけ?って今夜は暇なので1人しり取りしながら寝ます!(笑)意外と脳トレになります!おやすみなさいzzz

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