女性は褒められると喜びます、共感するのも効果的です
連日更新です!(2日目)結構きついですね…Twitterで毎日更新とかされている方を見ると凄いなーって思います!少しでも見習えたらなと思います。というかメルティア別に修行しなくていいと思う今日この頃…
# 35 女性は褒められると喜びます、共感するのも効果的です
リクちゃんとシュリさんは塔の前に結界が有り、中には入れず別れる形になった。そして入っていくと…女神さんを崇拝し、神推ししていると言うギャル天使のちーたんが上から舞い降りてきて、一緒に上まで登ることになった……
『メルっち〜1個質問おk?』
「いいけど……何かな?」
『何で塔に来た感じ?ぶっちゃけココ何も無くね?見た目も可愛くないし?紅き月の時はめっちゃばえるんだけどね〜』
「魔王討伐する為に修行に来た感じかな」
『え?!メルっちって勇者なの?マジヤバたん!一緒に写メって良い?イン〇タあげていい?伝説の剣とか無いの?』
「写メはいいよ?イン〇タにもあげてもいいけど、伝説の剣は持ってないね……」
『ヤター♪コレでフォロワーめっちゃ増えんじゃね?じゃあサクッと取りに行こっか?』
「え?何を……」
『話の流れで分かんじゃん!伝説の剣、有るよ?ココって勇者の為の塔じゃん?』
「そっ……そうなんだ?」
『知らないで来ちゃったの?メルっちマジウケる〜えっとね?マニュアルにはね?紅き月が満時、天に認められし穢れなき者来たる時、幾多の試練を超え…真の勇者に選ばれし時、この世の悪しき者を屠る力を与えん……って感じ?』
「失礼かもだけど、ちーたんって頭良いんだね?難しい事も言えるんだね?」
『メルっちってば酷い〜よぉ〜事実だけど……実はコレ覚えんのに100年かかってんだけどね〜ウケるっしょ?』
「はぁ?!100年!?ちょっと待って…ちーたんってそんな前から居るの?」
『メルっち言っとくけどアタシ100歳超えてないからね?人間と天界に住む人って時間の感覚が違う訳…分かる?』
「なるほど…例えるなら人間と犬や猫が時間の感覚が違うって感じで良いの?」
『うん!その例え方良いね〜馬鹿でも分かる!メルっち頭良いねぇ〜』
「ありがとう?って事はこの文章を覚えるのに何年かかってるの?」
『えっとね?5年くらい……かな?いや〜10年は掛かってないはずだし…』
「それは掛かり過ぎだよ!!少しでも褒めた私が恥ずかしいよ!最近ギャグ要素少ないからって……とりあえず新キャラ出してボケさせるの止めてよ!ツッコミ入れる身にもなって欲しい……」
『メルっちって真面目だよね?そんなんじゃ疲れるよ?もうちょいゆる〜くいこうよぉ〜』
「疲れるのはちーたんのせいだよ!もう……剣を手に入れて一緒に写メってイン〇タあげるんでしょ?さっさと行くよ!」
『いや〜んメルっち怖〜い♡強引!』
という会話をしながら出てくる魔物達をトンファーでぶっ飛ばしたり、魔法で塵も残らないくらい焼き尽くしてみたりした……サーチアンドデストロイしていく、その光景を見ていたちーたんが
『メルっち……エグいよぉ……魔物が可哀想だよ……襲いかかる前に絶命しちゃってるよ……傍から見たらコッチが一方的に虐殺してるみたい……』
「敵意を持って近寄って来る方が悪い……」
と殺気を放出すると……魔物達が蜘蛛の子を散らす様に1匹も居なくなったのだ。それからというもの魔物は出て来ず、ひたすら塔を登って行く事になった
『あの……メルっち?実はキレたらヤバい人?』
「どうだろう……本気でキレた事は今まで無いし、自分でもどうなるか分かんないね?(ニヤッ)」
『ひっ!……もっ……もう少しで頂上まで着くんじゃないかしらです?!』
「そんなに怖い?敬語使おうとして変になってるよ?心配しないで……ちーたんは私が守るから(天使の笑)」
『はうっ♡メルっち……アタシ……イケない扉開いちゃいそう/////』
「そうなの?扉?急に開けないでね?罠とか有るかもだし」
『ここで天然ボケしちゃうの?可愛い〜、さてっココの扉の奥が塔の1番上の部屋だよ?』
「ありがとう、あれ?一緒に来ないの?」
『実はさ、見えない結界があってこれ以上アタシは行けないんだ……って事でココで待ってる』
「そっか……じゃあ行ってくるね?」
『いってら〜』と声をもらい目の前の大きな扉を開いていく……すると?
『あら〜?いらっしゃい……今回の主は可愛らしいのね?』
誰も居ないのに声だけが響く……驚きつつも返事をする事にした
「私はメルティアと申します、どちら様でしょうか?」
『まぁ分かんないかぁ……目の前に剣が突き刺さっているでしょ?それが、わ·た·し…』
「そちらの剣でしたか…貴女が文献に記されていた闇を屠る力ですか?」
『正〜解、それじゃあ私を抜いて?そうすれば魔物何てイチコロよ?』
「分かりました」と言い……剣を握り、力いっぱい込めて引き抜こうとする!
『あん////激しい!もっと優しく〜』
「変な声出さないで下さい!ふん!」
『あんっ////』喋る剣を引き抜いた瞬間!私の身体に力が溢れて来る様な感じだ、MON〇TE〇を大量に飲んだ感じだろうか?
『メルったら……激しいわ!でも無事に勇者として選ばれたみたいね……コレで晴れてこの薄汚くて暗いとこから出られるわね、ふぅ……』
「コレからよろしくお願いしますね……えっと、名前とか無いんですか?」
『私の名前ね……何だったかしら?メルが良かったら付けてくれないかしら』
「そうですね……分かりました、とりあえずこの塔を降りながら考えます」
扉を開けると…『メルっち戻って来た〜』と、いきなりちーたんが抱きついて来て私はそれを抱きとめる、「うん、ただいま」と言って優しく受け止める。
『伝説の剣手に入れたんだ〜てか…紅いね?初めて見たけどもうちょい勇者って感じの想像してたんだけど〜魔剣ぽくね?メルっち的にはどうなん?』
答えようとすると……
『天使には、この私の素晴らしさが分かっていませんね?この紅い刀身、そして!この装飾とデザイン!素晴らしいですよね?メル』
「確かにちーたんの言うように……勇者の剣かと言われたらそうで無いかもですね、でもデザイン的に見れば芸術品の様な美しさは有ります」
『メルは上手く纏めましたわね?でも美しいって褒められるのは悪くないわね……/////』
『メルっちが言うようにデザイン的には可愛いし、写メるには良いかもね〜バエそう!それじゃ塔の下で撮っちゃお?』
『記念撮影するって事よね?普段は断っているんだけど今日は気分が良いわ〜一緒に撮りましょう』
という会話をしつつ、問答無用で近寄って来る魔物を切り捨てつつ降りていき、紅い月で照らされている塔の下で3人?で仲良く記念撮影をしたのであった。そういえば試練ってあったかな?
お疲れ様でした!またも新キャララッシュですね!
次回やっとTwitterで脅威の追い上げを見せて、1位になったオカマさんが出ます!苦手な方もいると思いますが、ネタ的に少し過激な事(オカマが暴走する予定)をするので、途中で小説を閉じて頂いて構いません、パーティーメンバーにはならないので安心して下さい!ではまた次回お願いします