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女神と魔王が何故か転生した私に絡んでくるんです…  作者: 蔵ノ宮 辰秋
勇者の塔で修行!
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人って自分が知っている部分と違う面が有るよね?

どうも!おはようございます!少し肌寒くなりましたね?皆さんは体調等崩してないですか?私はそれなりに元気です!これからも自分のペースで小説を書いていこうと思います!


#34 人って自分が知っている部分と

違う面があるよね?


王子殿下が自国の愚かさや、その為に自分が何もやれてない事を嘆き、メルティアにフラれてギルディッドの胸で男泣きをしたのであった。私の為に塔の事を調べてこんな所まで来て、旅をサポートしてくれようとした……だから感謝の気持ちをお伝えしなければいけない。


「王子殿下……私の為に旅が楽になるようにと塔まで来て調べて頂いてありがとうございます、あと御結婚おめでとうございます」


「メルティア……君という人は真面目だな、それ故に残酷な真実を押し付けてくる酷い女だ……」


「それは申し訳ございません、幻滅されたでしょうか?」


「全然申し訳ないと思っている風に感じないのだが?むしろ自分の事を諦めて欲しいと願っている様だ……しかしどの様な1面が見えたとしても、僕は1度惚れた女性に幻滅等しない!新たな素顔として受け入られる……」


「分かってしまわれますか?それは困りましたね……コレで求婚される事は無くなると思ったのですがね?」


「本当に好きな人の事なら……気付こうとせずとも自然と分かってしまうものだ、しかし期待に答えられなくてすまないな……僕は諦めの悪い男だよ?」


「あははは、こうも熱烈なアプローチは困ってしまいますね……しかし私もその気持ちには応えられません、フェルニーラ国の姫様にも悪いですし」


「メルティアならそう言うと思っていたよ、しかし僕は諦めないよ!例え婚約者が居ようともね?では城へ帰るよ……ココにいても役に立てそうにないからね?塔の攻略、頑張ってくれ!皆の者!城へ帰る!準備しろ!ではまた会おう!」


と言って王子殿下と護衛の兵達が帰って行く……


「メルティアちゃんって凄いです!私なら緊張して喋れませんし、告白を断るなんて無理……お妃様になれるチャンスを蹴るなんてリクには出来ないよ……」


「リクの言う通りだな……王子殿下に憧れる女性がどれだけいる事か、あのアプローチを受けて、ああ言えるのは凄いな……タイプじゃ無いのか?」


「それは気になります、王子殿下はカッコイイし気立ても申し分ないですし、何か不満な点が有るんです?」


「まず婚約者がいる時点で無理ですね……相手の方に申し訳ないのと、一国の姫様の未来の旦那様を横から奪うなんて、如何にも争い事が起きそうな事は勘弁ですね……面倒臭いのは嫌です、私は女性の方が好きですからね(どんなイケメンが現れようと(なびく事はない)」


「そっ……そうなのか?」「ふぇ〜…////」


「そんな事より塔に行きましょう!」


「そうだな……王子殿下をそんな事で済ませるあたりメルティアは大物だな(笑)」


「しかし入れるんですかね?王子殿下は吹っ飛ばされてましたけど……」


「それは褒めてます?行ってみれば分かるよ?」


3人で塔に、恐る恐るゆっくりと近づいていく……


「あれ?これ以上行けません…壁みたいな物が有ります……」とリク


「確かに、これ以上は行けないようだ……メルティアはどうだ?」とシュリ


「え?普通に入れるんですが……」


「「え?!」」


「という事はメルティアが文献に書かれている、天に認められし汚れなき者という事か?」


「みたいですね?なのでココからは1人で行きます、なので御2人は村に帰られて下さい」


「えっ!大丈夫ですか?と言っても中に入れないので何も出来ませんが……」


「リクちゃん!通信魔法は使えるみたいだから、何かあれば報告するから……ね?」


「リク……メルティアなら万が一も、億が一も無い……心配するだけ無駄だ」


「シュリさん……最近冷たくないですか?」


「何を言っている?冷たいんじゃなくて、遠慮がなくなっているんだ、言わば愛の裏返しと言う奴だ」


「それは嬉しいのやら、分かりませんね?」


「人に遠慮なく言えるというのは信頼している証拠だ、ではリク……村に戻るぞ?」


「じゃあリクもメルティアちゃんを信頼して村に戻ります!頑張って下さいね!」


「そういう事にしておきますよ……じゃあ行ってきます!」


そして私は2人から見送られながら塔へ入っていく、すると……


『へぇ〜…紅き月の日に来客なんて久しぶり……かれこれ何千年ぶりって感じなんだけどぉ〜この塔の管理をスパ神ちゃまに頼まれて仕方なくやって上げた感じだけど、超暇!誰も来ないの!てか君って超可愛いね♡』


「ありがとうございます、それで貴女は誰ですか?」


塔の上から舞い降りて来る、羽根の生えたギャルっぽい美少女が居た


『え?てか急に話しかけてビックリもしないとかマジウケるんですど!アタシは所謂(いわゆる)う〜ん天使って感じ?』


「急に脳内直接語りかけてくる女神の知り合いの方がいるので、急に話しかけて来られても差ほど驚きはしません」


『え?……女神と知り合いなの?!マジヤバじゃん!ていうか君ってなんて名前なの?』


「メルティアと申します、天使様?」


『メルちゃんね?りょーかぃ!てか様付けとか超恥ずいし////だからアタシの事はちーたんって呼んでちょ?』


「ちーたんさん宜しくお願いしますね」


『さん付けとかめっちゃ他人行儀じゃん!ちーたんでヨロ〜……てか女神の知り合いって誰なん?教えてちょ』


「エヴュリス·サーライト·ミカエリスという方なんですけど……」


『それジーマ?アタシがマジ崇拝しまくりの神推ししまくってるエヴュリス様とは……予想外すぎだぜ〜メルちゃん!』


--え?ギャル天使はどういう風に見れば、あの変態百合女神をマジ崇拝しまくりの神推ししまくれるのだろうか?謎だ……


「そうなのですか…ちーたんの憧れの方だったんですね?」


『そうなのですか…って!マジウケる!アタシに敬語なんて使わなくて良いよ〜メルっちとアタシの仲じゃん!エヴュリス様がこの世界の管理者になったのを聞いてコッチに来たくらい憧れちゃってる』


さっき会ったばかりの仲だろうとツッコミを入れるのは野暮であろう……しかも呼び名がメルっちに変化している


「行動力有るんだね?ちーたん、それで私は塔で何をすればいいの?」


『そんなに褒めんなよぉ〜照れんじゃん////あっ……忘れてた……取り敢えず上に上がって行けば良いと思うよ?アタシも詳しくしんないけど、紅き月の日は通常の時と違う何か違うのが起きちゃうっぽいし』


「ありがとう、じゃあ行くね?」


『ちょっとまった!』


「何か伝え忘れたの?」


『違うよぉ〜面白そうだからアタシもメルっちに付いてく!久しぶりのお客さんだし寂しいし……ダメ?』


「良いよ、道案内とかしてくれたら助かるし、よろしくね!」


『メルっち話が分かる〜もう!大好き!』


ちーたんが仲間になった(仮)それでメルティアの塔の攻略が始まるそして試練とはどんな物が待ち受けているのか!?

お疲れ様でした!予定していた(オカマじゃない)キャラを出しました天使って使命を全うする、お硬いイメージですよね?なのでギャル天使にしてみました!如何でしたでしょうか?これからも暇な時に読んで少しでもクスッとして頂けたら幸いです!次回もよろしくお願いします♪


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