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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

魔王の力を授かった落ち延び王子~やがて世界を統べる王となる~

作者:Mint
 少年ルイは、トリスタン王国の王家で次男として生を受けた能無しだった。本来ならば、王族は強い魔力を持って生まれるはずだった。そして、そんな能無しの少年にとって重大な出来事が起こった。実の兄であるカイがルイを殺そうとしたのだ。その方法は王族の生命の源として存在する『王印』の剥奪だった。しかし、ルイが首を締めあげられているところに、妹のセリカが偶然にもその部屋を見てしまった。セリカはルイを庇おうとするが、カイはそんなセリカをも手にかけようと近づいていく。自分には何もできないのか、手をこまねいているだけなのか、とルイが絶望している時だった。
 ――ここで終わりたくないのだろう。自分はどうでもいい、だから妹だけは助けたい? 結構だ。私と契約しろ。そうすれば、妹を助けることができる力をお前にくれてやる。ただし、代わりに私の願いをお前に叶えてもらう――。そんな声が頭に入ってきたのだ。ルイはその力を欲した。そして、その力の名は《消失のコード》。この世にに存在するあらゆる物を一瞬にして消し去る超常の力だった。その力を使ってルイはカイを殺してしまう。兄を殺した弟という汚名はトリスタン王国に留まることを許さないと、ルイは国を出る。彼は妹さえ守れればそれでいいと、その時は考えていた。自分の大切な物というものは生きていれば必ずできるということを知らなかったのだ――。

 
1.散った兄弟
2018/02/18 18:11
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