星になるか
代わる代わる移ろいだ
季節は
私を置いて
回っていたは
遠い月の声がする
果ては宇宙
どこにあるの
君を探していたは
虚空は雨に染まって
愛は濡れている
湿気った空気に笑った
心はどこへ向かうか
彷徨った世界の歌を聴いた
扉に引っかかった
袖が抜けないで
止まったまま
間違った夢でした
真夏の息がかかっただけでした
傷ついて
誰かを笑う人になった
迷って
誰かを建てる人になった
どこへ向かうの
月は宇宙の果てに
私は部屋の隅に
声もするは
サイレンだけが
鳴り響く赤の光
私を連れて行った
誰か死んだのかしら
手から流れたのは
自分の赤
そこはどこ
ここは川よ
あなたを運んでいるの
黄泉の国へ
そう良かったは。