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僕は物の勇者

物の勇者って城に呼ばれそう(フリ)

 ...具体的に何ができるんだ?

 おっとっと

「質問 具体的に物の勇者は何ができるんだ?」


「物の勇者はありとあらゆる物の所有権を有し、改変を行えます。

 誰が主張しようと物であれば全てです。」


 はぁ!?


 コスパ以前の問題じゃないなぁ。

 物の神レベルじゃないか。

 物の神っているのかな?


「質問 物の神は存在する?」


「神という概念は存在しません。高位の生物が星の生成を行えるようになったときその生物(個)は神という称号を授かります。」


「質問 称号を与えているものは?」


「その質問に答える権限がありません。」


 はぁ。要するに異世界の鍵創ったのは称号[神]か。

 なんったて僕が選ばれたんだ? まだネット評価100超えてないのに...


 そしてふと思い出す。ここは島らしい。有人なら話をしたいな。


「質問 この島には人はいるのか?それと原住民的なものじゃないよな?」


「ここは獣人族の領域です。文明はあります。」


 ってスースーすると思ったら服きてねぇ!

 服の創造...


「服の創造!...服カモォォン!」

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

「...質問 現状での服の作り方は?」


「物の勇者が告ぐ、[素材名][服の種類]創造

 と唱えてください。」


 あ、これ唱えたら勇者ばれるやつやん


 とりあえず創ろう。


「物の勇者が告ぐ、綿 ポリエステル パンツ シャツ 創造!」


 おおおぉ。空中でパンツができてく(笑)

 シャツもできてく。

 ・

 ・

 ・

 できた。履いた。ぴったし。


「物の勇者が告ぐ、綿 ポリエステル 上着 ズボン 創造!」


 ・

 ・

 できたできた。履いた履いた。


 ところで...


「質問 この世界の大まかな説明をしてくださいな。」


「この世界はあなたのいた世界とは異なる”魔素”なる元素が多く存在し、魔素が体内に循環することにより魔法が使えます。この世界の太古から魔素は存在し、全ての生物に影響を与えています。代表的な例で言うと魔物がいます。あなたの知識を参照させていただきましたが、魔物は生物であり、野生動物と同じように生まれます。なので大量発生することはありません。しかしこの世界には研究家[魔王]がおり、培養に成功したと報告されています。この星は重力がありながらも硬質な核でできており、約5億年前にぶつかった惑星により、大きくくぼんでいる地域があり通称暗黒大陸と呼ばれています。そこ以外は1600年代のあなたの世界とさほど変わらないでしょう。」


 とのことだった。僕は魔法使えるのかな?


「質問 僕は魔法使える?」


「使えません。」


 ナ、ナンダッテー


 わかっていた展開だけに驚きは少ない。だってこれがあるんだから。


「質問 異世界の鍵で魔法使えるようになる?最も効率の良い方法で。」


「可能です。」


 ほらきた☆



やっぱりチートじゃないか!

まだまだチートしますよこれは。

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