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竹生物語  作者: 紙魚竈馬
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ドッキリ?

突然だが私は植物園が好きだ。

植物が特に好きという訳ではないが静かで都会の喧騒から逃れることが出来るし程よく暖かく過ごしやすいのもいい。だからついベンチで眠ってしまっても仕方がないことだろう。だからといってこの何処の国かも分からない植物が大量にある森の中に一人というのは一体どういう仕打ちなのか、犯人に小一時間問い詰めたい。



さて、状況を再確認しよう。私の名前は(みやつこ)香耶(かぐや)、歳は20、性別は女、職業は一応女子大生、植物園で本を読んでいた最中に眠ってしまい目が覚めたら森の中で1人だ。こういう時はどうすればいいのか、あたりの木々はクヌギやナラだとは思うが所々ヤシの木のようなものやバオバブのようなものもあってここがどこかが判断しがたい。念のためだが私がいた植物園はクヌギやヤシはまだしもバオバブのような木はない寂れた田舎の植物園だ。昆虫はケバい色合いの私の顔ほどもある蝶がいた以外は比較的普通だ。動物は―――


ガサッ


っと、その前に背後から物音が聞こえた、第一村人だといいがと思い振り返るとそこにいたのは―――


「ブグルガァァァァ!」


二足歩行の豚だった。

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