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事件です! byアル

 僕はアールニス、今年4歳になります。妹が出来ました!ベオリス義兄さんもとても喜んで「癒し枠キター!」とわからないことを叫んでましたが、そこは聞かなかったことにします。


 ベオリス義兄さんは、王族としての教養訓練が始まる前は、なかなか会えるような機会がなかったため、いまは一緒に訓練できて楽しいです。母様は、初めのころは、義兄さんをあまり良く思ってないようでしたが、義兄さんは会うたびに母様に積極的に話しかけ、根負けでしょうか?最近は少し好感があるように思えます。


 ある日、ベオリス義兄さんの母様の御容態が悪化し、御亡くなりなった時、父様が大変ショックを受け鬱ぎ込んでしまったのですが。義兄さんが激怒し、立ち直らせたときはビックリしました。母様が亡くなっても辛そうな素振りすらないので少し心配です。


 それからか、義兄さんは剣術と魔法の腕を常軌を逸するスピードで習得していきました。それはもう最初から出来たかの如く。


 そして、事件が起こったのです!義兄さんが、城から行方しれずになったのです!捜索隊を出し、見つかったのが3日後、国のすぐ近く森だそうです。


 戻られたとき、服装は違いましたが、怪我もなくスッキリされた、表情をしていました。帰ってこられた後、父様にはだいふ叱られたようですが…


 「ベオリス義兄さん…なんで危険な森に居られたのですか?」

 「ん?ちょっと気晴らしに行ったら、モンスターに出会って、八つ当たりしてきた。」

 「!!?、モンスターに会ったのですか!怪我はないのですか!」

 「ないよ~」 

 「義兄さん…危険すぎます!いったい、なに考えてるですか!」

 「はっはっ、ゴメンゴメン、もうしねぇよ。スッキリしたし。」

 「当たり前です!」


 さすがに義兄さんでも説教しました。心配してた分、頭にきたので…困った顔されても許しません!ちなみに義兄さんが僕を怒ったことがありません、連れ戻した捜索隊の騎士団の皆さんは「あの緒方は絶対に怒らせはなりません!」と顔を青くしてました。…義兄さん、いったいなにをしたんですか?


 

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