表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

第1話。−私が好きになったワケ−

私は、昔から好きやった男の子がいる。

 大好きすぎて、何度も告白しようと思った。

 でも、出来んかった。

 だって君には好きな子がいるから・・・。



― 私の名前は小野田(おのだ) (みやび)。いっつも友達と遊んでて元気のいい女の子。授業中は静かなほうだった。

 君の名前は藍田(あいだ) 翔大(しょうた)私と正反対で授業中いっつもうるさいヤツだった。

 そんな翔大を好きになったのは小5のときの遠足、翔大と同じ班になったのがきっかけ。翔大と話していくうちに今までに無い自分が出てきた。翔大は私の運命の人だった。

 遠足で歩いてる最中、翔大と手をつなぐと私は顔が真っ赤。すると翔大がしゃべってくる。

「雅どしたん?顔、真っ赤やで?酒でも飲んだんか〜?(笑)」

「そんなワケないやろ!?なんで未成年やのに酒のむんや!」

 香川生まれの私たちはめちゃくちゃ方言が入ってる。しかも島やからそこらへんの方言とは違う。

「そうやんな〜♪なぁなぁ雅ぃ〜?俺な、好きな子おるんやで!知っとった?」

 そんなん知るわけ無いやろ!今まで私は翔大のこと好きやったんちゃうんやから!ストーカーじゃあるまいし!でも、今、好きやから聞きたい///もしかしたら私かもしれんし。。。

「知らんけど。なぁ、教えて。翔大の好きな人」

 私は先生が「しゃべらんと早よ歩いて〜!」って言ってるのも耳に入らず夢中で聞いた。

「教えてあげる!でも、雅だけやで!彩野(あやの)妃華李(ひかり)やで!」

 彩野妃華李ちゃんといえば私らのクラスで一番かわいい子。通称「ひーちゃん」。翔大はかっこいい方やからひーちゃんとも付き合えるんやろうなぁ。心の奥底から出てきた「もしかして翔大の好きな人は私かも!」っていう感情はもう、一生出てこんと思う。

「翔大かっこいいから誰とでも付き合えるって!ひーちゃんもあんたのこと好きやろうし」

「俺、かっこいいんかなぁ・・・?」

 翔大くん。キミは何を言ってるの。なんで疑問系なん。私がかっこいいって言ったらかっこいいんや!やってあんたは私の王子様やから!(テレ)

「じゅーぶんあんたはかっこいいで!やって、わ・・・わたしの・・・」

 言いたいことが言えんかった。やって相手には好きな子がおるんで?やのに振られるん前提で告白せぇっちゅーんか!いややで。私はそんなん。。。嫌にきまってる。

「最後の方聞こえんかったけどまぁ、いっか。あっ、雅もかわいいで!妃華李のほうがかわいいけど(笑)」

 「知ってるよそんなん」って言ったけど。やっぱり翔大の一番はひーちゃんなんやな。。。 私じゃなくってひーちゃん。もう、ひーちゃんのこと嫌いになりそう。。。

 それからみんなでお弁当食べて遊んだりして家に帰った。



―あれからもう半年。私たちは6年生になった。翔大はこの日を境にひーちゃんに告白するらしい。

 私と翔大はずっと席は隣やしなんでも知ってる。お互いの誕生日、好きな食べ物嫌いな食べ物・・・。私のほうが何でも知ってるのになんで翔大の好きな子は私じゃ無いんやろっていつもも考える。

「雅!俺、今から告白してくるから!妃華李に!」

「そ。いってら〜」

 翔大がひーちゃんに告白するとかどーでもいい。だから軽く聞き流した。てか、私のこと気にしてよ。。。

「聞き流すなや!もうちょっと応援の言葉を俺にかけて!」

「がんばってきてな。私、あんたとひーちゃんのこと応援してるから」

 そんな心にも無いこと言ってどーすんや。自分。あとから後悔するくせに。

「雅、俺行って来るわ!雅の言葉で元気出た!さすが俺の大親友!」

 翔大は出てった。あのバカが!なにが大親友や。こっちはあんたに片思いしとるっちゅーのに。好きなんや、あんたのコトが。

 でももし、翔大のこの恋が実ったら私は翔大への恋心を無くそうって考えてる。


 がんばれ。翔大。



+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


人物紹介

 小野田おのだみやび

 この小説の主人公です。1995年9月16日生まれ。

 これからいろいろ振り回される!?


 藍田あいだ翔大しょうた

 1995年5月27日生まれ。


 彩野あやの妃華李ひかり

 1996年1月27日生まれ。


どうも!紗菜です!

私ははじめてここで小説を書かせてもらうのですが。

いままででいい話になりそうです。このお話。

もともとは友達の体験談を使ってかいてみようかなぁと思ったのですが。。

近そうで遠い話になっちゃいました(汗)

あ、この小説私が住んでるところを舞台にしてるんで。

方言いっぱいですみません。(汗)


ご感想、待ってます!


    ☆さな☆





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ