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運命のメイス~幻夢園~
「点と点が重なり合うとき1本の線となり、運命は再び廻りだす。速くここまで・・・き・・・て」
その弱々しい声を聞いたとき、不思議と親近感が残った。
今僕は、任務によって天国の淵から魔界に落ちた。魔界は天国の住民にとって毒と同じである。
今は、天国の近くまで昇った。と、いうより昇った時の記憶がないが、自力で昇ってきたのだろう。
腕と胸の骨は折れ、呼吸するのがやっとなほどだ、しかし今は行かなければならない。
あの娘に会うまでは、まだ沈めない。と、思った瞬間、意識が途切れ倒れた。「ッッッ・・・!?」あと100歩いや50歩、歩けば会える。だが体が動かなかった。今は寝よう、と思ったとき
これからよろしく!!