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炎温人神幻想紀録  作者: 雨坂 輝雄
幼少期編
4/4

幼少期編③  次の日

お久しぶりです、雨坂です。

間が空いてしまいました…すみません。

これからは月に一回以上更新できたらなぁと思っておりまする。

ご容赦下さい。

 目が覚める。途端に頭がキーンとするような頭痛に見舞われる。


「っ……」


 昨日は何していたんだっけ?たしか妹紅さんが来て飯食べて……酒盛りが始まったんだった……。強制的に飲まされた後の記憶が無いし。何があったんだろ?

 そう言えば慧音や妹紅さんは何処に居るんだろうか。見回してみるとすぐに見つかった。


「すぅ……」

「むにゃむにゃ……」


 上が妹紅さんで下が慧音。二人の服が肌けてるのはご愛敬に違いない。違いないったら違いない。てか慧音寝てていいのかな?今11時だけど……。寝てるからいいや。寺子屋は休みで。

 あー、まだクラクラする。酔いが醒めてないや。気持ち悪い……。外に出れば多少は醒めるかな?着替えて適当にほっつき歩こう。



 ●



 外に出て数分で魔理沙に捕まった。まだ酔いが醒めてないんだ!って言っても聞く耳持たずに連れ回られた。ちなみに今日は休日だったらしい。


「ほら焔哉、早く行こ!」

「ち、ちょっと待ってくれ……」


 酔いが醒めて無いのに連れ回されて色々限界が近い……。と、そこにコップが差し出された。


「はい、上げる」

「あ、ありがとう……」


 コップを受け取り一気に飲み干す。やっぱり冷たい水は上手いな。

 水をくれた人の方を向き礼を言う。


「ありがと、霊夢ちゃん」


 ん?霊夢ちゃん?


「おうわっ!な、何で此処に居るの!?」

「御札を売りに来たから」

「なぁ焔哉。この巫女と知り合いなのか?」


 ちなみにこれが霊夢と魔理沙のファーストコンタクトだったりする。話つながってないけど。


「へぇ、いつも売ってるのか?魔理沙ちゃん、霊夢ちゃんはこっちに来てから助けて貰った人だよ」

「週に一回か二回しか来てないよ」

「なら私は何番目の友達なの?」

「週一か。ならここにくれば週に一回は会えると。魔理沙ちゃんは二番目に会ったかな?友達としては二人とも一緒だよ」


 二人同時って難しい……。何時まで続くんだろう……。



 ●



  ようやく二人の同時質問タイムが終わった……。でもなんか霊夢ちゃんと魔理沙ちゃんの距離が開いてる気がするんだよなぁ。気のせいだといいんだけれど。

 とりあえず今は自宅。っていうか慧音の家。その場で霊夢ちゃんと別れ、帰り道で魔理沙ちゃんと別れ、家に入ってみると慧音と妹紅さんが真っ青な顔で起きてた。あわててコップに水を入れて二人に渡した。


「あ、ありがとう……」

「わ、悪いな……」


 とりあえず大丈夫かな? 幾らかは楽になるはずだけど。

 それにしてもかなり飲んだみたいだ。酒樽やら酒瓶やらが十数個転がってる。僕は強制的に二本飲まされたけど、他は二人で飲んだんだよね……。自棄酒かなぁ。


「昨日は済まなかったな。巻き込んでしまって……」

「何したか覚えてない……」

「大丈夫だよ」

「そう言って貰えると助かる」


 嘆いているのは妹紅さんだ。どうやら飲み過ぎて記憶が飛んでいるようだ。


「あー、ムシャクシャする。輝夜殺してこよ」

「え゛?」

「おぃ妹紅、そんなこと言うな」


 ですよね? 殺人予告してるんでーー


「焔哉がいるだろう?」


 ーーすからって、問題そこですか!? 殺す発言はいいんですか!?


「悪い、癖でな。まぁ、殺すってのも比喩じゃないけどな」


 何か良く分かんなくなってきた……。

 それにこの発言にどう反応していいのかも分からない。


「まぁいい。行ってくるわ。じゃあまたな焔哉」

「え、あ、はい。行ってらっしゃい」

「また顔は出しにこいよ、妹紅」


 慧音の言葉に手を上げる事で肯定する妹紅さん。後ろ姿が妙に決まってる。

 で、妹紅さんが見えなくなったら部屋に戻って酒樽やら酒瓶やらを慧音と 片づけた。

 その後は何事もなく過ごし、早めに布団に入って寝た。明日は寺小屋だ。

やっぱり2000も最近いかない……。

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