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俺、小田家に仕官します。  作者: 七竹真
1章 小田氏治との出会い
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7話 小田政治

暑くなってきた今日この頃。「ブックマークと評価、感想が来るといいな。」と言いながらこの話を書きました。

 常陸小田氏。その祖は、鎌倉時代の御家人である八田知家はったともいえが常陸国守護になったことから始まる。その15代である小田政治おだまさはるが今、目の前にいる。


「お前が未来から来たとかいう天羽源か。」

平服しながら、

「はい。」

と答える。

 恐い。とても恐い。あの人、50代後半ぐらいなのにヤクザみたいに目つきが悪い。スパルタ親父って氏治から聞いた時、少しは想像したけど恐い。


「氏治に仕えるためにここへ来たのか?」

「違います。家で、ゲーム……あの、液晶画面っていうガラスみたいなものに動く絵が映って、それを双六すごろくとかみたいな感じで話を進めていくものをやってたらいつの間にか来ていました。」

「ふむ、芸武げいむか。武という字が入っておるからには、やはり戦うのか?」

 武?なんでだ?まあいいや。


「はい。今この時代は、よくゲームに取り上げられる時代です。多くの英雄が活躍する時代ですから。例えば甲斐の武田晴信(のちの信玄)、駿河の今川義元、相模の北条氏康、越後の長尾景虎(のちの上杉謙信)、尾張の織田信秀(織田信長の父)、美濃の斎藤利政(のちの斎藤道三)。数々の英雄たちが450年後まで語られています。しかし、常陸小田家はそのような英雄の陰になってしまっています。」

 

 沈黙が流れた。

 やべぇ。怒らせたか?

「フハハハハハ!そうなるか。天羽、氏治を頼む。できたらば、我が小田家を常陸一の大名にしてくれ。」

まじっすか。重圧感パないわ~。

小田政治の15代は、八田宗綱はったむねつな宇都宮宗綱うつのみやむねつな)を初代とした場合です。

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「超能力者の日常は、青春とバトルに囲まれています」                                             
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