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俺、小田家に仕官します。  作者: 七竹真
2章 VS飯塚美濃守
30/40

29話 決着 後編

どうも、natakuです。いきなり愚痴になりますが、実はこの話、3度消えました。おかげで2時間0分も無駄になりました。まぁ、そんな血と汗と涙の結晶とも言える話です。

「はっ!!」

 真幸は、美濃守まであと数歩のところまでたどり着いていた。その時、美濃守を守ろうと多くの軍勢が戻ってくる。

「くっ、万事休すか!」

「そのようなことないわっ!」

「道は、俺らが切り開く。先へ進め、仁平対馬」

「後ろはお任せくださいませ!」

「ふんっ!」

「!!」

 好機から絶望になったと思った瞬間、助けが入った。

「泥田殿、陽炎殿!それに八日殿に河毛殿!助太刀、誠に感謝いたす」

「嵐刀」

 陽炎が道を切り開く。旋風を纏った木刀がうなり、その旋風の後を俺は駆けて行った。

「うおお!」

 斬!

 美濃守を真幸が打ち取った。

「はぁ、はぁ、仁平対馬、飯塚美濃守打ち取ったり!」

 そのあとのことはよく覚えていない、と真幸はのちに語った。


次の日


 今日は、昨日の恩賞がでるとあってみんなウキウキだ。

「では、まず天羽源」

 政治さんが俺を呼んだ。

「お主には、桜村とその周辺合わせ三百石、氏治の正軍師、対馬(真幸)と播磨(又五郎)以外の共に戦ったもの7名を配下に置くことを許すことの3つを褒美として授ける」

「はい!」


「次に、美濃。お主は、200石減俸な」

「は」

「備前は、氏治の副軍師に降格じゃ!」

「は。殿、」

「何じゃ?」

「私目は、この戦で新たなことに気付き、今までの自分が鈍才であったかを思い知らされ申した。これよりは、野中瀬備前守鈍斉のなかぜびぜんかみどんさいと名乗らせていただきたく」

「わこうた。好きにせい」

「有り難うございます」


「江戸山城守、お主は、備前を陰ながら助け成長させた。それより褒美を授ける。なにがよい?」

「では、改名したく思います。私の思いがを結び、結果へとつな(・・)がった。ここから、江戸山城守実綱えどやましろかみさねつなと名乗りたいと思います。」

「うむ、よい名前じゃ」


 その後は、100~50石の増減程度で恩賞の儀は終わった。

 俺は、300石の領地と7人の家臣、そして、氏治の正軍師となった。これからも、一生懸命頑張らなくっちゃ!



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「超能力者の日常は、青春とバトルに囲まれています」                                             
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